機械科での学習の基本は「ものづくり」にあります。教室では、物を図面に表わす機械製図、物の強度を計算する機械設計、物を作る際の工程や材料について考える機械工作などの科目で基礎的な理論を学習します。実習では、教室で学んだ知識を基に、実際に作品を製作し知識と技能の向上を目指します。
電気がどこで、どのように作られ【発電】、どのような経路を経て消費地まで送られてくるのか【送配電】、その電気はどのように利用されているのかを総合的に学習する学科、それが電気科です。電気はテレビ等の家庭電化製品や、コンピュータ等の情報機器、工場内でのロボットによる自動制御、電車や自動車などを動かすモーター等にも広く活用されており、これらの基本的な事項を中心に、実習(実技)・座学(授業)の両面から学んでいきます。学んだ知識を生かしてものづくりに励むとともに、資格取得にも積極的に取り組んでいます。電気科では資格取得に向け、始業前や放課後に補習を行っており、その成果が合格者の増加に表れています。卒業時には、電気科全員に工事担任者の基礎1科目免除、第二種電気工事士の筆記試験免除が得られ、第三種電気主任技術者は3年以上の実務経験で認定され、第3級陸上特殊無線技士・第2級海上特殊無線技士は申請すると認定されます。
建築科では、実践的な学習「実学」を大切にしています。「実際の現場で学ぶ」「建物を設計する」「学んだ技術で地域貢献する」これらが3つの軸となり、それに必要な知識・技術・技能を学びます。
安全、安心な日常生活を送るために、インフラ整備は欠かすことが出来ません。土木科では、建設関係の業務に従事できるよう、技術者の育成を目指しています。学校だけにとどまることなく、現場見学会や、新しい技術を取り入れながらの実習も展開しています。