学校に関するQ&A
Q1 電気情報システム科では、どのような類型分けをされるのですか。
A1 電気情報システム科1年時には、電気と情報の基礎的な内容を幅広く学習します。2年時になる時に、電気システム類型に進むか、情報システム類型に進むかを決定します。さらに、情報システム類型に進む場合は情報系か商業系を選び決定します。一度決定すると、途中で変更できません。
Q2 電気システム類型、情報システム類型の決定方法はどのようにされるのですか。
A2 生徒自身の進みたい希望の類型を選択決定できます。
Q3 2、3年生の電気システム類型、情報システム類型では、どのようなことを勉強するのですか。
A3 電気システム類型は、電気理論、電気工事、発電所、モータの原理、自動制御、高電圧の送電線、などを勉強し、第二種電気工事士、電気主任技術者などの国家資格を受検します。情報システム類型(情報コース)は、電子回路、通信技術、コンピュータ、プログラミング、コンピュータ制御、などを勉強し、ITパスポート、基本情報技術者試験を受検します。(商業コース)は、簿記、会計、財務会計、ビジネス実務などを勉強し、簿記検定、情報処理検定を受検します。
Q1 環境建設工学科では、どんな勉強をしますか。
A1 1年生では測量器機の取り扱い方や設計図面の描き方、分数や方程式の計算などができる関数電卓の使い方を学びます。2年生からは建築類型と都市計画類型(土木)に分かれて専門分野の基礎知識について学びます。建築類型では住宅やビルなどの構造知識や工事の進め方、図面のトレースを学びます。都市計画類型では橋やトンネルを作るための材料の性質や構造知識、高度な測量方技法について学びます。3年生では建設現場の管理や監督・設計士・測量士になるための勉強をします。
Q2 他校の工業高校との違いは何ですか。
A2 基本的な専門科目の学習内容は同じですが、龍野北高校ならではの内容もあります。例えば地元貢献活動などを取り入れた授業があります。地元の神社から依頼を受けて、境内や神事で使用する物品を製作・奉納したり、近隣施設の裏山を拠点に、ウッドデッキや花壇を整備する造園実習などがあります。また、たつの市が行っているイベントにも参加しています。
Q3 どんな資格が取得できますか。
A3 1~2年生の間で取り組む資格は、計算技術検定・情報技術検定・基礎製図検定・パソコン利用技術検定・測量技術検定・福祉住環境コーディネーター試験などがあります。3年生では2級建築施工管理技士・2級土木施工管理技士・測量士補・造園技能士などの国家資格に挑戦します。また、建築類型を選択した生徒は卒業と同時に建築士の受験資格が得られます。どの資格も本人が努力しなければ取得できません。
Q4 入学するためには何が大事になってきますか。
A4 建設業に興味があるということが大切です。建設業は人々の生活基盤を支え、快適で安全な生活を送るために必要不可欠な仕事です。世のため人のために貢献したい!という想いがある人は、ぜひ環境建設工学科で学んでください!
Q1 総合デザイン科では、どんな勉強をしますか。
A1 総合デザイン科1・2年時には、デザインの基礎的な学習を幅広く行います。アートビジュアルデザイン系は、デッサン・油絵、ビジュアル、CGなど、プロダクトデザイン系は、製図・CAD、木工、皮革、写真、映像など学習します。3年時には、それぞれの進路先や興味関心に応じた科目を選択し学習します。
Q2 他校のデザイン科との違いは何ですか。
A2 基本的なデザイン科目の学習内容は似ていますが、本校総合デザイン科では、たつの市の地場産業である皮革を使用した作品制作を1年生から実習で行います。皮革の加工が可能な工業用ミシンを使用した実習は、本校のみの特色です。また、「ファッションショー」や「町ぢゅう美術館」をはじめとする地域や企業との交流を活かした活動を積極的に展開しています。
Q3 入学するには、どの程度の学力が必要ですか。
A3 絵を描くことが上手であることよりも、絵を描くことが好きであることが大切です。1年生の実習等で基礎から学習しますので、与えられた課題をきちんとこなすことによって実力が身に付きます。
Q1 総合福祉科ではどんな勉強をしますか。
A1 例として、1年生で学ぶ専門科目と内容を紹介します。
・社会福祉基礎は、社会福祉とは何か、どのようなサービスや法律があるのかなど、福祉の基礎を学びます。
・介護福祉基礎は、介護とは何か、介護を必要としている人を理解するための学習を行います。
・生活支援技術は、高齢者や障がい者等に対する安全で安心な介護方法や理論を学ぶ実技科目です。
・介護総合演習は、福祉に関する知識や技術を活用し、地域交流活動や実習に必要な学習を行います。
・こころとからだの理解は、人間の身体の仕組みや病気などについて学びます。
・介護実習は、さまざまな社会福祉施設(高齢者・障がい者施設等)で実習を行います。
Q2 介護福祉類型と医療福祉類型の違いを教えてください。
A2 介護福祉類型は豊富な演習や実習で実践的な介護を学び、介護福祉士国家資格取得を目指します。医療福祉類型は英語や理系の科目を重視し、作業療法士や理学療法士、看護師などの資格取得に向けて、大学や専門学校へ進学するための類型です。医療福祉類型では、介護福祉士の受験資格は取得できません。
Q3 どのような施設に実習に行きますか。
A3 高齢者施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービスなど)をはじめ、障がい者施設(障がい者支援施設など)や障がい児施設(児童発達支援センターなど)において実習を行います。様々な施設を経験し、幅広い視野で福祉を捉えられるように工夫されています。また、実習だけでなく地域の小学生から高齢者を対象とした様々な行事を行い、交流を図っています。
Q4 介護福祉類型からの進学は可能ですか。
A4 介護福祉類型からの進学も可能です。指定校推薦の制度やAO入試等を活用し、社会福祉士や、高校「福祉」教諭、看護師、保育士や幼稚園教諭、理学療法士や作業療法士などの資格取得を目指し、4年制大学や短期大学、専門学校に進学しています。
Q1 看護科5年一貫教育課程とはどのような課程ですか。
A1 高校で3年、専攻科で2年の計5年間かけて高校の学習内容と看護の専門的な学習を行い、看護師国家試験受験資格を得られる課程です。
Q2 看護科では、どんな勉強をしますか。
A2 高校課程の3年間では、看護に関する基礎的・基本的な知識と技術を学びます。専攻科課程ではより専門性の高い内容を学習します。専門家(医師や看護師、大学教授など)を講師に招いて講義や講演を行います。また、病院や施設に実習に行き、さらに学びを深めます。
Q3 どのような場所に実習に行きますか。
A3 高校では、病院や老人保健施設、高齢者大学などに実習に行きます。専攻科では、病院、子ども園、訪問看護ステーション、医療福祉センター、保健センター、災害医療センターなどに実習に行きます。
Q4 保健師や助産師、養護教諭になるためにはどのようにすればよいですか。
A4 保健師や助産師になるためには、専攻科卒業後に保健師養成所・助産師養成所で1年間学び、それぞれの国家試験に合格する方法が最短です。養護教諭になるためには、大学の養護教諭特別別科に進学する方法があり、岡山大学や金沢大学などの養護教諭特別別科に多くの先輩が進んでいます。
Q5 看護科に入学するためには何が必要ですか。
A5 何事にも探求心を持ち、取り組む姿勢が必要です。国語や理科・数学、英語などの学力も大事になってきますが、人と関わることが好きであることが最も大切です。