ブログ

校長室より

令和5年度3学期始業式学校長式辞(要旨)

令和5年度3学期始業式 学校長式辞 パワーポイントデータ.pdf

 

 皆さん、改めましてあけましておめでとうございます。

 まずはじめに、能登半島地震で犠牲になられた方に、心よりご冥福を申し上げます。

 さて、一年の計は元旦にあり。皆さんは今年の計画や目標を立てましたか。昔から言われるように年の初めに計画や目標を立てることは大切なことです。まだの人は今からでも立ててみてください。

 2学期の始業式で、防災の日にちなんで東日本大震災の話をしました。閖上地区には9メートルを超える津波が押し寄せ甚大な被害が出ました。「まさか」は起こるとの事でしたが、過去30年を振り返ってみると阪神淡路大震災、東日本大震災、九州、北海道など地震にしぼってみますと「まさか」は何度も起こっています。特に兵庫県では阪神淡路大震災を経験しています。当時私は神戸市内の高校に勤務しており、震災後約2000人の人が学校に避難されてこられました。今回の能登半島地震も直下型地震として阪神淡路大震災とよく似た印象を持っています。保護者の方に当時の様子を聞いてもらえたらと思います。

 そのような様子をみて、改めて防災に対する備えの大切さと同時に、人へのおもいやりの大切さを再認識する正月でした。

 そこで今日は人へのおもいやりについて、宮澤先生の「行為の意味」(見える気持ちに)を紹介します。

 宮澤 章二さんは高校教論を経て文筆業(詩と歌詞)に専念されます。特に「ジングルベル」の訳者として有名です。

まずは朗読を聴いてください。

 

「行為の意味」 宮澤 章二 

 

あなたの心はどんな形ですか と人に聞かれても答えようがない

自分にも他人にも心は見えない けれど本当に見えないのであろうか

確かに

 「 こころ 」は 誰にも見えない

      けれど「 こころづかい 」は見えるのだ

それは人に対する積極的な行為だから 同じように

 「 胸の中の思い 」は 見えない

      けれど「 思いやり 」は誰にでも見える

それも人に対する積極的な行為なのだから

  あたたかい心が あたたかい行為になり 

  やさしい思いが やさしい行為になるとき

 「 心 」も「 思い 」も 初めて美しく生きる

  それは 人が人として生きることだ

 

 どうですか。言っていることは心は見えないけど、心づかいは見える、、、単純なことですが、奥深さを感じます。このことを題材にしたCM動画があります。続けて見てください。

 この動画は、ACジャパンという公益社団法人が制作したものです。広告業界のボランティア団体のようなものです。東日本大震災の時に、よく流れていました。今回の動画の視聴については、ACジャパンの許諾をとっていますので見てもらうことができました。私には動画に出てくる高校生の動きが、高砂高校の生徒ダブってみえます。

 そのほかに、「寛容ラップ」などがあります。

 高砂高校生の持っている人を思いやる優しい心や気持ちを、勇気を持って積極的に行動できる3学期になったら良いですね。

 さて、いよいよ3学期がスタートします

  3年生は次のステージに向かってラストスパート

  2年生はもうすぐ最高学年に

  1年生は学校の中心に

 環境は自分で創るもの さらなる高みを目指して充実した

 3学期にしていきましょう!

  以上、3学期始業式の式辞とします。

令和5年度2学期終業式 学校長式辞(要旨)

令和5年度2学期終業式 式辞(令和5年12月22日(金))

                   学校長  上出 正彦

 早いもので今日で二学期が終わります。皆さんにとって、二学期はどんな学期でしたか。私にとってはとても良い2学期となりました。直近では100周年記念式典がありました。前にもお話ししたことかと思いますが、イベントは聴く側も一緒になって舞台をつくるものです。皆さんの聴く姿勢が良かったからこそ素晴らしい式典になったと思います。イベントに強い高砂高校の実力が発揮された瞬間でもありました。

 さて、この学校に赴任して9ヶ月。実にいろいろな事がありました。落ち込んだり、嬉しかったりの繰り返しでした。ただ、気が滅入っているときに、生徒諸君から「おはようございます」「こんにちは」と気持ちの良い挨拶をいただき何度も救われました。私だけかもしれませんが不思議なもので、メールで挨拶されてもなんとも思わない事が多いですが、皆さんと面と向かって挨拶すると嬉しい気持ちになります。改めて挨拶の大切さを君たちから教えてもらったような気がしています。そして私も元気よく挨拶をすることを心がけています。

 皆さんはどんな二学期でしたか?楽しかった、しんどかった、、、それぞれにいろいろな思いがあることと思います。

 1学期の始業式で「旅人と老人」のお話をしました。町の入り口に老人がいて・・・という話しでしたね。そのお話では環境は自分の気持ちで変えることができる。ということでした。嫌みなことばかり言って周りに迷惑をかけていれば、いずれ自分も同じ環境になる。逆に周りに気を配って他者を思いやればやがて自分も大切にされる。皆さんどうでしたか?来年もお互いを高め合えるそんな学校にしていきましょう。

 3年生の皆さん、文化祭、体育大会など最上級生として高砂高校の伝統を継承してくれました。次の進路に向けてラストスパート頑張ってください。

 2年生の皆さんは中堅学年として、3年生の後を引き継いでさまざまな活躍をしてくれました。体育大会は、コロナ明けということもありましたが、よく種目を復活させてくれました。もうすぐ最上級生になります。伝統をしっかり引き継いで、より良い学校づくりにもう少しの間、力を貸してください。

 1年生の皆さんは、高砂高校の魅力を理解してきた頃かと思います。もうすぐ学校の中心になる学年です。勉強に部活に頑張ってください。

 さて生徒諸君に2点伝えたいことがあります。

 ①  生徒用ロッカーの件

 100周年記念式典でも斎藤知事より、高校生学校応援事業があるとの話がありました。本校ではアンケートの結果、個人用ロッカーが入ることになっています。ただ、予算の関係で年度ごとにロッカーが配置されます。まずはこの冬休みに3年生のロッカーが設置されます。少し時間はかかりますが、順次設置されていきます。大切に使ってください。

 ②  校則について

 1学期の終業式でお話ししました。皆さんの窓口は生徒会となります。生徒会のみんなは高砂高校にとってより良い校則になるように一生懸命頑張ってくれています。一部の人、声の大きい人の意見だけが通ってしまうことのないように、しっかりと意見集約して進めていきましょう。私からは今ある校則はしっかり守ってくださいということです。でなければ生徒会が学校と交渉しづらくなります。(スモールステップ!何か一つでも変えていきながら、積み上げていきましょう。)みんなでより良いルール作りを考えればと思います。そのためには生徒諸君みんなの協力が必要です。私一人ぐらいルール破ってもいいやろ・・・なんてことは絶対に考えないでください。

  それでは皆さん、体調管理を含め、安全に気を付け、充実した冬休みになることを願っています。来年1月9日の始業式でお会いできることを楽しみにしています。

 以上、令和5年度2学期終業式の式辞とします。

 

 

令和5年度クリーンデー 学校長挨拶(要旨)

 みなさん、おはようございます

 本日は、年末恒例のクリーンデーですね。かなり寒くなっていますので、体調管理には十分気を付けてください。また、交通事故等にも気を付けてください。

 清掃はただ物を片付けるだけでなく、自分自身を磨き上げることと思います。大リーグで活躍している大谷選手もグラウンドにゴミが落ちていたら試合中でも拾っている姿を見たことがあると思います。

 授業やクラブ活動、部活動などで忙しい日々が続く中、今日は学校全体で一つの目標に向かって取り組む特別な日です。各クラス、各学年が協力し合って、学校内外をきれいに整え、新たな年を気持ちよく迎えられるようにしましょう

 この素晴らしい伝統行事を通じて、清潔で心地よい地域の環境を作り上げていくことができます。皆さんの協力と努力に心から感謝しています。

 感謝の気持ちを込めて、今日はよろしくお願いします。

 

(終了後の感想)

 生徒諸君、PATの皆様本当にありがとうございます。学校・地域をきれいにする・環境を良くするという同じ目標を持って生徒・PTA・職員とが一体となって取り組んでくださいました。素晴らしい伝統行事だと思います。ありがとうございました。

 

「総合的な探究の時間」合同発表会 学校長挨拶(要旨)

「総合的な探究の時間」合同発表会 あいさつ

              学校長  上出 正彦

皆さん、おはようございます。

 今日は探究発表会ということですが、この探究活動は近年注目されている教育活動の一つでもあります。正解のない問題に取り組み、仮説を立て検証して最適解を導き出していく。これまでの学校で教わったように正解を教えてもらうのではなく、様々な教科の知識を総動員して、自分で考え最適解を導き出していく。このことがこれからの未来を創り上げていく大切な力となります。また、うまくいかないことや嫌なことにも遭遇すると思います。それら失敗や困難に立ち向かう姿勢もこれからの人生の中では大切な学びになることと思います。

 今日は皆さんの柔軟な発想で未来を創る発表を期待しています。

 それでは今日は学びを深めてしっかり頑張ってください。

 以上開会の挨拶と致します。

オープンハイスクール(11/7、8)

 学校長挨拶

 皆さんこんにちは。本校校長の上出と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

  本日は本校のオープンスクールに参加いただきまして、誠にありがとうございます。心より歓迎いたします。

  本日は本校の魅力や学校の方針についての説明を中心にさせていただきます。短い時間ですが、少しでも高砂高校をイメージできるようなものを考えていますので進路選択の参考にしてくだされば幸いです。よろしくお願いします。

  高砂高校生は、文化祭や体育大会、部活動などイベントごとでは、みんなが一体となって楽しむ、素直で明るい生徒が多い学校です。

  今日はしっかりと本校をみてもらえたらと思います。

 そして、皆さんと来年4月に高砂高校お会いできることを願っています。

 それでは本日はどうぞよろしくお願いします。(完)

令和5年度 芸能鑑賞会 学校長挨拶

令和5年度 芸能鑑賞会 学校長挨拶(令和5年10月26日(木))

              学校長  上出 正彦

 

皆さん。こんにちは。今日は芸能鑑賞会と言うことで「和太鼓 松村組」さんに来ていただき、和太鼓とマリンバ、世界の民族楽器を中心に演奏していただきます。

今日の鑑賞会では、異なる文化から生まれた音楽の美しさを私たちに示してくれるものと思います。多くのインスピレーションを受け、音楽と文化の力を感じ取ってもらえたらと思います。

最後に、この鑑賞会には多くの人々の尽力があったことを忘れず、特に演奏者の方々、先生方、スタッフ、そして観客である皆さんの聞く姿勢がこの鑑賞会を作り上げます。

どうぞ、素晴らしい時間をお過ごしください。

以上、開会の挨拶といたします。

 

令和5年度 第71回体育大会 講評 

                   学校長 上出 正彦

 生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 今年の体育祭は好天に恵まれ、ヒヤッとした場面はありましたが、大きな怪我や事故もなく、大変素晴らしい体育大会だったと思います。何よりも、競技に真剣に取組む姿や長縄跳びなど団体競技でみんなが団結している姿が特に素晴らしかったです。うらやましかったです。

 応援することの大切さと、応援されることのうれしさを感じた人が少なからずいると思います。それは真摯に体育大会に臨んだからこそ感じる感情です。一生懸命に真剣に取組んだからこそだからこそ、応援の意味が分かることと思います。

 成績発表は後日ということですが、各学年それぞれの持ち味を出しながらよく頑張ってくれました。

 最後になりましたが、昨日から準備をしてくれた体育委員をはじめ部活動生徒の皆さん、

 また、陰に日向に体育大会を支えてくれた生徒会の皆さん、

 本日お越しいただいた保護者の皆様、朝早くからお手伝いいただいたPTA役員の皆様

 そして、体育科の先生方を中心にこの体育大会に尽力いただいた方々に心から感謝を表して講評を閉じたいと思います。

 皆さん、今日は本当にお疲れ様でした。

 

PS.(講評では言えなかったですが、皆さんの活躍を見ていてこんなことも思いました)

 競技においては勝つことも負けることもあります。しかし、最も大切なのは、競技を通じて成長すること。そして、どの種目でも、チームメイトやライバルたちとの協力と友情が、勝利以上に貴重なものであったのではないかと思います。

令和5年度 第71回体育大会 開会挨拶

                 学校長 上出 正彦

 おはようございます。本日は素晴らしい天気に恵まれ、第71回体育大会を開催できること大変うれしく思います。しかしながら、今年度は、コロナやインフルエンザの影響で、予行が中止となり、競技種目を一部変更しての実施となりました。まだまだ体調が本調子でない人もいるかもしれません。もし、体調等に異変が感じられたときは決して無理することなくすぐに申し出るようにしてください。時には辞退する勇気も大切です。

 さて、この体育大会は、高砂高校の伝統と誇りの一部です。スポーツは、単なる競技ではなく、協力、努力、忍耐、そしてフェアプレイの精神を体現するものです。今日の体育大会では、それらの価値観を全力で追求し、実践してくれるものと思います。

 最後に、ご来場いただきました保護者の皆さま、PTA役員の皆さま、ありがとうございます。また、準備に当たってくれた皆様ありがとうございます。

 それでは、皆さん、体育大会をしっかりと楽しんでください。思い出に残る素晴らしい一日となることを期待しています。

 以上、開会の挨拶とします。

令和5年度2学期始業式 学校長式辞

2学期始業式 学校長式辞     高砂高等学校長 上出 正彦

 防災の日スライド.pdf

 充実した夏休みでしたか?まずは、今日朝元気に登校してくる生徒諸君を見て一安心しています。また、部活動でもジャズバンド部が神戸市長賞を受賞、柔道部は北海道で開催されたインターハイ出場に出場、野球部では県大会出場するなどめざましい活躍や、ほかの部活動も次の高みに向けて日々練習に励んでいました。何かに一生懸命に取組むことは素晴らしいことだと思います。

 1学期の終業式で、校則について2学期以降考えましょうとお話をしました。1学期末には新しい生徒会役員も決まりました。今学期からしっかりと話を進めたいと思います。

 いよいよ2学期です。3年生は進路に、2年生は学校の中心に、1年生は中堅学年に向けてスタートします。皆さんの頑張りに期待をしています。

 さて、今日9月1日は何の日かご存じでしょうか?今日は防災の日と定められています。そこで今から12年前に起こった東日本大震災を振り返り、防災にちなんだお話をしたいと思います。私はこの夏に宮城県に用事があり、仙台を訪れたのですが、その時に、東日本大震災が襲った町も訪問してきました。私が訪れたのは、名取市閖上地区という仙台空港から近いところです。

 語り部の方の案内で、現地を説明してもらいました。その時に印象に残ったのが、ここは牡鹿半島があるから津波が来ないと昔から聞いていた。しかし、強いゆれの後、約30分後に9Mを超える津波が辺り一帯に押し寄せてきた。5700人住んでいた人のうち750人がなくなられた。今でもその光景が頭から離れない。この30分で避難した人は助かったが、大丈夫と思っていた人は津波にのまれてしまった。この30分が生死を分けたといっておられました。「まさかここには津波は来ない」と語り部さん自身も思っていたそうです。「小さい頃から住んでいた町でそんなことは想像もできなかった。」幸いにも語り部さんは奥様の強いすすめで高台に避難されたそうですが、ご近所の方は残られた方も少なくなかったようです。「津波が来たときはバキバキと音を立てて迫ってきたが、津波が引くと静寂となった。」と言っておられました。日頃から防災意識を高く持ち、地震が発生したらみんなが計画的に高台へ避難できたら犠牲者はほとんど無かったと思うとおっしゃられていました。だから今、語り部をしていると、、、

我々がこの教訓から学ばなければいけないことは、

①     日頃から防災に対する意識をもつこと。

②     避難経路を把握しておくこと。

③     「まさか」は起きる。

 さて、2学期が今日からスタートします。体育大会、芸術鑑賞会、オープンハイスクール、100周年記念式典など、たくさんの行事が開催予定です。1日1日精一杯の努力をして、自分自身の成長を実感できる2学期にしてください。

 以上、夏を終えての再会を喜ぶとともに、2学期への期待を伝え、始業式の式辞とします。

令和5年度 夏季オープンハイスクール(特色類型)学校長挨拶(要旨)

令和5年度 夏季オープンハイスクール(特色類型)学校長挨拶(令和5年8月4日)

 R5オープンハイスクール(学校長スライド).pdf

 みなさんおはようございます。本校校長の上出正彦と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は本校の夏季オープンスクールに参加してくださいまして、誠にありがとうございます。心より歓迎いたします。本日は特色類型のオープンハイスクールということで、スポーツ類型、看護医療類型についての説明を中心にさせていただきます。このあと、各類型の説明、先輩との懇談、部活動見学と続きます。短い時間ですが、高砂高校の全てをお見せしますので、進路選択の参考にしてくだされば幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 私からは高砂高校の特徴と、高砂高校が望む生徒像をお話しします。

 まず、本高とはどんな学校か、について。

 ①本校は大正12年(1923)に創立され、本年度100周年を迎える県下有 数の伝統校であります。来年度は次の100年に向けた新たなスタートの年となります。

 部活動も活発に活動しています。高校の夏休みには全国大会であるインターハイが行われます。本年度本校では、柔道部が、個人戦ではありますが北海道で行われるインターハイに出場します。また、文化部でも、ジャズバンド部など活発に活動しています。

②敬愛・勤勉・奉仕の校訓のもと文武両道を実践し社会に有為な人材を輩出してきた。

 文武の両立を目指して努力することによって、人間力が鍛えられ、それが校訓である敬愛・勤勉・奉仕の精神を成就し、社会に貢献できる、人間性豊かな生徒の育成につながると考えています。自分のことしか考えないような、自己中心的な、協調性のない人間を育てても意味がない。様々な活動を通して、人間性を深め、人格を高めあう、それが本校の校訓にこめられた思いです。また来年度入学生より1年時に設置していた特進クラスを廃止して、2年時に進学クラスを新設し、卒業時の進路に向けた出口戦略を学校全体で取り組んでまいります。

 続いて、どのような生徒に入学してほしいか、ということをお話しします。

 まずは、とにかく意欲のある人、です。 勉強と部活、勉強とプラスαで、両立させようと頑張る人に来てほしい。勉強だけではない。文武の両立を目指して努力する人、すなわち、敬愛・勤勉・奉仕を実践してくれる人を強く望みます。また、何事にも挑戦しようとする意欲のある人に来てほしい。これから頑張る気持ちの強い人は、必ず伸びます。目標に向かってがんばる人にきてほしいと考えています。

 また本校は、学校行事(体育大会、文化祭等)も盛んです。こうした行事に積極的に参加する人に来てほしい。学校行事を通して人間関係構築力が身に付き、課題解決能力も育まれます。これからの社会では、こうした力が特に必要とされます。そうして、志を高くもって自分の道を切り開いていいってほしいと願っています。

 最後です。 残された中学校生活、目標をしっかり持って頑張ってください。色々なことに興味・ 関心をもって、内容の濃い時間を過ごしてください。世の中の大抵のものは、あなたの考え方次第で、どうにかなります。丁寧に向かえば丁寧に応えてくれます。ふざけて向かえば手痛いしっぺ返しが待っています。いつでも 積極的に前向きで物事に向かう姿勢を目指してほしいです。

 本校の現状や取組の成果を踏まえ、保護者や地域から、より一層信頼される学校づくりを目指し、次の100年に向けて一歩一歩教育活動の改善と推進に努めてまいります。

 そして、皆さんと来年4月に高砂高校お会いできることを願っています。

 それでは本日はどうぞよろしくお願いします。(完)