生物部会神戸支部研修会の開催について
1 日時
令和7年12月7日(日)
2 場所
兵庫県立神戸学園都市高等学校 生物実験室
神戸市西区学園西町6丁目1 神戸市営地下鉄 学園都市駅下車 徒歩10分
3 日程
(1) 受付 13:00~
(2) 開会行事 13:30~13:40
(3) 実験研修会 13:40~16:20
(4) 閉会行事 16:20~16:30
4 概要 実験研修会『コケの中で暮らす小さな生き物たち』
陽当たりの良い壁面などでコケが干涸びている。しかし雨が降ればコケは蘇る。そんなコケの中の世界を顕微鏡で覗いてみると、そこではじつに多様な小さな生き物たちが暮らしていることがわかるだろう。それらはコケと同様な乾燥耐性を持っている。この能力は、生物進化のどの段階からあったのだろうか?地球の歴史の中のいつ、それが獲得されたのだろうか?
5 講師 鈴木忠(すずきあつし)様
慶應義塾大学医学部准教授(日吉•生物学教室)
慶應義塾大学自然科学教育研究センター所員
名古屋大学理学部生物学科、同大学院理学研究科生物学専攻、単位取得退学。金沢大学自然科学研究科より博士(理学)取得。クマムシ研究は40歳になる2000年から始めた。第56次南極地域観測隊に参加。2024年、プーシェの活躍したルーアンを訪れ、公文書館に残る膨大な手紙類の調査を行った。
著書:クマムシ調査隊、南極を行く!岩波ジュニア新書 899,岩波書店 2019
クマムシを飼うには:博物学から始めるクマムシ研究地人書館 2008
クマムシ?!小さな怪物岩波科学ライブラリー122岩波書店 2006
ぜひご参加ください。