パリ研修⑪
3月8日(土) パリ5日目 振り返り
私が小さい頃から行きたかった待望のルーブル美術館に行きました。他の建物と比べて少し古い感じがしました。モナリザを見た瞬間、大きさが小さいと想像していましたが、あまり小さくなくモナリザの服がとても光沢感があって油絵で描いたとは思えないぐらいとても美しかったです。 ナポレオンの戴冠式の絵画も思っていたより大きくて、ナポレオンが着ているマント(クローク)がとても暖かそうで影の明暗が付いてどのように描いたのだろうと思いました。絵画を横から見てみるとあまり重ね塗りした盛り上がりはなくて平らでした。 アポロギャラリーという皇族の部屋に入りましたが、入る前から圧巻で全部がキラキラしていてその時代にいた役職の人の肖像画が沢山飾ってありました。天井がとても高いのに天井にも絵が飾ってあって機械などない時代にどうやって描いたのだろうと思いました。 どこにいっても肖像画と石像があるので、見られている感じがしました。 飾ってあったのが、ほとんどイエス・キリストの絵画でした。
フェルメールのレースを編む女を見に行くために30分以上建物の中を歩き回ってやっと着いたと思ったら閉まっていて残念だったけど、行く途中で有名な絵画や自分が見たかった絵画が沢山見られたので全然無駄な時間ではなくむしろ貴重な時間でした。 絵画だけではなく中の雰囲気や額も全部にこだわられていて、どこを見てもとても美しかったです。ミロのヴィーナスとニケは顔や腕がないのにとても魅力的で顔と腕を想像しながら見ていました。 自由の女神の絵画はパリに出発する前に解説を見ていて、全部フランスの国旗の色で表現されていると書いてあったので、見てみたら女神の周りにいる農民の服がその色になっていたり、空の色もそうなって、奥の建物には小さくフランスの国旗が掲げられていてとても隠れた意味があって面白かったです。
全ての絵画をネットでしか見た事がないので全部本当に人が描いたのか?と疑問の感じるくらいリアルで、その中にたくさんの画家の伝えたいことがあって、もっと絵画について学びたいと思いました。
その後に行ったオペラ座は、1番奥まで入る前にお土産屋さんがあったので、先にそっちに入ったら一方通行で外に通じる出口しかなく奥までちゃんと見れなくて、入り口付近のお土産屋さんには気を付けようと反省しました。入る前に見た階段はルーブル美術館とまた違った趣があって、金の物に一つ一つ重みを感じ、本当に昔から建てられていて沢山の人がここを訪れたのだなと感じました。 最終日で悲しいけど心の底から楽しくて学びがある一週間でした!!
長谷川 結衣