兵庫県立西脇高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 校長の村井 和幸です。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。本校のホームページをとおして日々の教育活動や各行事、そして生徒たちの生き生きとした活動を卒業生や地域の皆さまはもとより、全国へも発信してまいります。多くの皆さまに閲覧していただき、本校の教育活動にご理解ご支援をいただきますようお願いいたします。

 本校は昭和15年4月に、時代の要請と地域の熱い願いを受け、県立西脇工業学校として童子山の麓で開校しました。昭和23年に県立西脇工業高等学校に改称され、さらに翌24年に男女共学の普通、工業、家庭の3課程を有する県立西脇高等学校に改組された後、昭和38年の工業課程の新設西脇工業高等学校への移籍、昭和49年の現在地へ移転などの歴史を経て、現在は普通科、特色類型として科学教育類型、生活情報科の2学科を有する高等学校として日々の教育活動に取り組んでいます。

 昨年5月より新型コロナが5類扱いとなり、以降ようやく通常の教育活動が展開できるようになりました。「あたりまえ」のことを日々実践できることが、ほんとうにありがたいと実感することができた1年間でした。今年度は、本校の強みであるさまざまな人材を活かした地域との交流や「ほんまもん」に触れることができる教育活動をとおして、さらなる特色化を推進してまいります。同時に、これから起こりうる試練を乗り越えていくための力の育成に努力してまいります。そこで本校では、「自立」「創造」「友愛」「誠実」の校訓のもと、「ふるさとの自然や文化を愛し、誇りを持って将来地域社会に積極的に参画して地域の未来を担うことができる人間の育成」「自らの夢や志を持ち、その実現に向けて努力し続ける人間の育成」そして、「多様な人々と交流し、共生の心でもって国内外で活動する人間の育成」に真摯に取り組んでまいります。

 今年度も「深謀遠慮」の精神を指針とし、周りの状況を見きわめながら自らの将来についてしっかり考え、自ら積極的に行動できる生徒の育成を目指してまいります。そのために、「凡事徹底」を引き続き押し進め、「考える」「時を守る」「あいさつ」「清掃」が当然至極のものとして、一生懸命に実践できるよう教育活動を展開してまいります。

 引き続き、地域社会とのコミュニケーションを深めて連携し、西脇高校が地域に開かれた学校として不動のものとなるよう発展に努め、西脇高校ブランドを内外に発信してまいります。本校の教育活動に対する日ごろのご支援に感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご理解ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。