ブログ

ナースの訪問授業(SNR79)

9月16日(火)の6限に「ナースの訪問授業」として、明和病院の看護部主任でいらっしゃる阪口様をお招きし、講演会を行いました。
この授業は昨年度にも実施しており、その際には「看護師の仕事とは?」というテーマでお話しいただきましたが、今回はさらに踏み込んで、実際の現場での体験談や、災害時に行うトリアージについての学習を行いました。具体的には、「このような状況ではどのタグに分類されるのか」を考える演習を取り入れていただきました。

また、トリアージの実践体験だけでなく、「救えない」と判断せざるを得なかった場合に、そのご家族にどのように寄り添い、ケアを行うのかといった、現場を経験された方だからこそ語れるリアルで重みのあるお話もしていただきました。

授業後には、看護や医療に関心を持つ生徒たちが時間の許す限り質問に向かうなど、積極的な姿勢が見られました。今回の学びを通して、看護・医療の道を志す生徒にとってはもちろんのこと、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけとなる、非常に意義深い授業になったと思います。