| 兵庫県立鳴尾高等学校 |
シン・ナル♪校長⑳ 学校外でも活躍している鳴高生にインタビュー! 第3弾
毎月発行している校長メッセージ「”やっちゃえ”鳴高!」10月号からスタートしている、学校外で活躍している鳴高生に校長がインタビューするコーナーも今回が最終回♪
第3弾は、ピアノの世界で活躍中の1年生 長谷川さんです。
今回も「”やっちゃえ”鳴高!」12月号では書ききれなかったインタビューの詳細やこれまでの受賞歴など活動のあれやこれやをこちらの校長ブログで紹介していきます。
”やっちゃえ”鳴高!~鳴高性のみなさんへ校長メッセージ~ 12月号は、
12月号 (鳴高生).pdf←コチラをクリック
<インタビュー内容>
(Q1)ピアノを始めたきっかけは何ですか? 何歳からピアノを始めましたか?
(A1)
・母親が自宅でピアノ教室をしているので、自然とピアノを弾くようになりました。レッスンへ通い始めたのは2歳10ヶ月頃です。本格的なレッスンを受けるようになったのは5歳からです。
・現在は、ピアノを芹澤佳司氏、ソルフェージュを横田秀孝氏に師事し、レッスンには通常では月2~3回、コンクール前には月5回通い、「表現」を追求しています。
・ピアノの練習は、学校がある日は3時間、休日は7~8時間以上、特にコンクール前は時間がある限り練習します。
(Q2)ピアノのコンクールに数々出場していますが、ピアノを始めてから現在までの入賞歴を教えてください。
(A2)
・次項<長谷川さんのActivity history>参照
・多数のコンクールにて入賞するだけでなく、ソロコンサート及び各コンサートでのゲスト出演など参加もしています。海外教授陣のマスタークラスや公開レッスンにも参加し、積極的に勉強しています。
(Q3)ピアノをやっていて嬉しかったこと、逆に困難な場面があれば教えてください。
(A3)
・ピアノをやっていて嬉しかったことは、日々の練習は大変だけど、本番でお客様が喜んでくださった時です。
・ピアノは指だけ動かせば良いと思われがちですが、実は全身の筋肉を使い、肩甲骨から音を鳴らしています。特にオーケストラと演奏する際は、オーケストラ100対ピアノ1の比率になるのでものすごくパワーが必要になり大変です。音色の変化も手のひらの内側の筋力でコントロールしたりしていますので日々の訓練がとても大切になってきます。
(Q4)ピアノはいつまで続ける予定ですか? 鳴尾高校卒業後の進路の希望があれば教えてください。
(A4)
・一生続けます。
・進路は音楽大学へ進学し、国際コンクール等にも積極的に参加していきたいと思っています。大学のマスタークラスは海外の先生のピアノ指導があり、その際に自分の表現したいことを先生に伝える力が必要になります。そのために国際文化情報学科でしっかりと語学やコミュニケーション能力を高め、世界のいろんな人とコミュニケーションできるようになりたいです。
(Q5)これまで、多数のコンクールに入賞していますが、中でも小学校4年生から出場を続け、賞を獲得している「全日本学生音楽コンクール」について教えてください。
(A5)
・高校生以下が出場する、日本で最も伝統のある難易度の高いコンクールです。
・まず、予選の課題が難しく、各地区の本選で1~3位を取らないと全国大会には出場できません。
・今年「第79回全日本学生音楽コンクール大阪大会本選」で1位を取り、全国大会に出場しました。「全国大会」のピアノ部門高校の部でも1位を取り、併せて横浜市民賞(聴衆賞)を受賞しました。
2025.11.29 毎日新聞(朝刊) 学生音コン・ピアノ高校の部 1位の長谷川さん「音楽に完成はない」
小林勉 氏 撮影 ※長谷川さん本人からこの写真の掲載の依頼がありました。
(Q6)中学校3年生から「長谷川祐音ピアノリサイタル」を開催していますが、リサイタルについて教えてください。
(A6)
・主催者の方が企画制作され、全曲100分程度のリサイタルを昨年(中学校3年)から開催しています。昨年は初めてだったので緊張もありましたが、今年はさらに「表現」「技術的」に難しくなり疲労感がすごかったです。でもお客様が喜んでくださっているのを見ると嬉しい気持ちになります。
(Q7)鳴高生のみんなに伝えたいことがありますか?
(A7)
・来年、2026年(R8)11月23日に兵庫県立芸術文化ホール 大ホールにて西宮市交響楽団の方々とコンツェルトをする事になりました。楽曲はチャイコフスキーを予定しています。ご興味ございましたら是非観に来て頂けると嬉しいです。
※「長谷川 祐音」で検索すると、YouTubeで演奏の様子を観ることができます。一度YouTubeをチェックして、興味がある鳴高生のみなさんは是非、来年、兵庫県立芸術文化ホール 大ホールという大舞台で、長谷川さんのピアノが主役となり、華麗な技巧や深い感情を表現し、西宮市交響楽団がそれを支えたり、時に競い合ったりしながら、音楽を作り上げるコンツェルトの世界を実際に体感してみてはいかがでしょうか。
<長谷川さんのActivity history>
▢ 2019年(R1) 西宮市立用海小学校4年生
▶第73回全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部大阪大会本選
第1位、
▶第73回全日本学生音楽コンクールピアノ 部門小学校の部全国大会
入選
▢ 2020年(R2) 西宮市立用海小学校5年生
▶クラシックヨコハマ 生きる~2020 X’mas 若い命を支えるコンサート〜
神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演
▶第74回全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部大阪大会本選
第1位、
▶第74回全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部全国大会
第1位、併せて毎日小学生新聞賞、野村賞、井口愛子賞、音楽奨励賞を受賞
▢ 2021年(R3) 西宮市立用海小学校6年生
▶ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
A1・B・C級金賞、D級銀賞、Jr.G級 銅賞、G級入選、Pre特級 ベスト賞
▢ 2022年(R4) 西宮市立今津中学校1年生
▶2022年すばるイブニングコンサートにてソロリサイタル出演
▶第76回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部大阪大会本選
第1位
▶第76回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部全国大会
入選
▢ 2023年(R5) 西宮市立今津中学校2年生
▶第11回福田靖子賞選考会
第1位、第11期奨学生
▶第33回日本クラシック音楽コンクールピアノ部門中学校男子の部全国大会
第2位、入賞者披露演奏会にてクラコン記念オーケストラと共演
▶第77回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部大阪大会本選
第1位
▶第77回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部全国大会
第2位、併せて横浜市民賞受賞を受賞
▢ 2024年(R6) 西宮市立今津中学校3年生
▶長谷川祐音ピアノリサイタル
Yuto hasegawa~neue Achse(新たな基軸)~ (Saron La Campanella サロン ラ カンパネラ)
▢ 2025年(R7) 鳴尾高校1年生
▶第10回豊中音楽コンクールピアノ部門 第1位
▶長谷川祐音ピアノリサイタル
Yuto Hasegawa neue Achse ver2.0 (KAWAI UMEDA JOUER カワイ楽器梅田店ジュエ)
▶第79回全日本学生音楽コンクール大阪大会本選
第1位
▶第79回全日本学生音楽コンクール全国大会のピアノ部門高校の部
第1位、併せて横浜市民賞(聴衆賞)を受賞
▶第15回クオリア音楽コンクールコンサーティスト部門 本選出場(12/13開催)
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✅ 令和6年度から武庫川女子大学と鳴高との教育活動における教育連携を進めています
本校生徒・教職員が武庫川女子大学の中央図書館をはじめ大学の施設を利活用させていただいています。
今年度も、総合人間類型2年生が中央図書館で学びを深めました!
武庫川女子大学HP←その様子はこちらをクリック♪
また、部活動(野球部。女子バスケ等)においての連携など、教育に係る連携をどんどん進めていきます。
野球部では「野球部×武庫女」で、栄養・心理・トレーニングの強化を図っています!
武庫川女子大学HP←その様子はこちらをクリック♪
✅ 令和7年度から兵庫医科大学と鳴高との高大連携の取り組みを進めています!
兵庫医科大学と本校との連携校ならではの様々な取り組みの一つとして、高大連携プログラム(7月)や兵庫医科大学病院の見学会(2月及び3月)など、連携校限定の高大連携行事に参加することができます。
高大連携プログラム ←その様子はこちらをクリック♪
※ポスター(A3版)を掲示いただける場所がございましたら、本校の教頭(紙谷)までご連絡ください。
美術部 78期生 田川結依さん
美術部 78期生 松本和久さん
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鳴尾高校マスコットキャラクター |
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