学校長挨拶

兵庫県立神戸工業高等学校長 湊 浩樹 

 

 兵庫県立神戸工業高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

令和6年4月より、第27代校長として着任いたしました 湊 浩樹(みなと ひろき)です。どうかよろしくお願いいたします。

 本校は、明治45年に兵庫県立工業学校の別科(夜学部)として創立。その後、兵庫県立第三神戸工業学校を経て、昭和23年に現在の兵庫県立神戸工業高等学校となりました。

本校の校訓は「自主性 根性 勤勉 素朴」です。

 

自主性は

ものづくりは一人ではできません。しかしリーダーの指示を待っているだけでは、成長はありません。他人から与えられるのではなく、自ら考え判断し、行動する力を身に着け、自立した工業人としての資質を身に着ける。

 

根性は

これから始まる予測不可能な時代を生き抜くにあたり、数々の困難にぶち当たることが予想されます。そんな中でも、努力を怠らず、あきらめない。最後までやり通すたくましい精神を身に着ける。

 

勤勉は

本来定時制高校は「働きながら学ぶ」を基本としていましたが、時代とともにその姿も変わりました。それでも、日々学び続ける姿は変わりません。昨日よりも今日。今日よりも明日。常に成長し続けるために、謙虚に学び続ける姿勢を身に着ける。

 

素朴は

スマートフォンやタブレットが当たり前の時代になり、多くの情報が身の回りにあふれています。その様な時代の中で、人の話を聴き、理解し、素直に行動に移すことはたやすいことではありません。ものづくりを通じて、丁寧に実直に活動する心を身に着ける。

 

本校は創立から112年目となり、この間1万2千人以上の卒業生を輩出してきました。「ものづくりを支える工業人育成の場」として、日本の工業を支えてきた伝統ある定時制工業高等学校です。

現在設置している、建築科、機械科、電気科、情報技術科の4科で、「ものづくりを通しての人づくり」をモットーにしながら、規範意識や公共の精神、他者への思いやりや他者と協働する能力を身に着け、社会の中で自分の役割を果たしながら、工業技術者・技能者として地域に貢献できる人材を育てまいります。

今後も、保護者の皆様、地域の皆様とともに成長し、多くの方々に愛され応援していただける学校となれるように成長していきます。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。