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2021年7月の記事一覧

7月9日(小・中)国語科授業実践講座

   

講 義  国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた指導と評価の充実
                  -言葉による見方・考え方を働かせて-
                         兵庫教育大学大学院教授 吉川 芳則
発 表     言語活動の充実をめざした授業実践
演 習  主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
     ・タブレット端末等を活用し、自分の考えを形成する学習過程を重視した指導の工夫 

受講者感想 
○単元の計画について自分の頭をスッキリさせることができた気がします。扱う教材の確認の時間と応用をする時間をはっきりと分けて考えていくことで計画もスマートなものになると考えました。また、どのような発問をしていくことが、読みを深めたり、多様な読みに繋がったりするかということも理解できました。ぜひ実践し研鑽を積みたいと思いました。
○専門性の高い先生の講義や自分と同じ経験年数を持つ先生方の実践発表を聞いて、非常にためになりました。授業づくりについても日々更新され、学び方もICTの導入など多岐にわたるため、学校の中堅として情報を常日頃から意欲的に捉え実践していく姿勢が重要であると考えました。
○授業を組み立てるうえで、『めざす子どもの姿』という点にもっと重きをおかないといけないと感じました。クリティカルリーディングは文章だけではなく他の情報等においても有効であることがわかりました。


 

7月5日 教育経営講座Ⅰ(第2回)

〔研修の概要〕

  講   義  教職員のコンプライアンス意識の醸成
          ーリーダーとしてどう取り組むかー

  演習・協議  教育活動を支える教育法規Ⅱ
                  ・危機管理と法規(事例研究を通して)

〔受講者の感想〕
○ これまで教育法規を特別意識することなく業務をすすめていましたが、教育公務員である以上、教育課題を解決するにあたり、教育法規に基づいて行うことが重要であるとわかりました。
○ これまで意識することがなかった教育法規について学ぶことで、法的根拠を持って対応し、全体を見る視点の大切さに気付きました。
○ 危機管理について様々な事例をもとに我が身に置き換えて考えておくことが大切だと思いました。勤務校での課題と重なる部分もたくさんありました。法令ももちろん大事ですが、何か起こった時はそのことを取り巻く、人間の気持ちも大切であると思いました。

 

 

 

6月28日 学校における危機管理講座

     

講 義    学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
     多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太

演 習    学校内外における事故等への対応の在り方
            ・教職員による学校安全のための適切な対応
            ・児童生徒が適切に行動するために必要な力の育成

受講者の感想
○安全配慮義務について事例を基に多くの示唆をいただきました。また、そこから午後の危機管理の研修へと一連の流れがとても分かりやすく、勉強になりました。
○午前の講義では、事例を紹介していただき、安全管理義務、危機管理の意識が強くなりました。午後からは、演習でたくさんの学びを得ることができました。
○模擬保護者会を行うことで、保護者や生徒に不信感をもたれないよう、事実確認をしっかりと行い誠意をもって説明したり、再発防止の具体策をきちんと示したりすることの大切さを学びました。

 

6月24日 震災に学ぶ防災教育講座

 
内容
 講義    「心のケア基礎知識」
                                関西大学社会安全学部社会安全研究科   教授 元吉 忠寛
 演習・協議 「防災訓練の実践方法」
       「副読本・学習資料等の活用」
                         「学校に避難所が開設された時の運営方法」
 
受講者の感想
○被災前にこころの防災をすることの重要性について新たに学ぶことができました。丁寧に子どもに接し、子ども本人のこころの回復を応援する体制を整えておきたいと思いました。
○日頃から意識を高めるだけでなく、想定外の事態も予め想定しておく事前学習の大切さを学ぶことができました。
○災害発生時、学校が避難先になるのにあたって、適切な運用・運営方法について大変有意義に学ぶことができました。自校であればどのような方法が一番良いのかを再度見直す必要性を感じ、外部とも連携して進めていくことができればよいと思いました。