日誌

研修の様子

8月21日(月)ⅢE1101 (小中)キャリア教育推進講座

(研修の概要)

講 義

体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて

―学びをつなぐキャリア教育の意義―

  文部科学省初等中等教育局教育課程課

       教科調査官 佐藤 学

 

 

 

 

 

 

演習

 特別活動を要としたキャリア教育

 

 

 

 

 

  

 

協議

 兵庫版「キャリア・パスポート」を活用した小・中・高一貫した取組に向けて

 

 

 

 

 

 

(受講者の感想)

・今の子ども達の世代は、昔と違い様々なことが大きく変化する中で生活をしていると思います。予測困難な問題が起こっても解決していかなくてはいけません。研修で小学校から高等学校までの流れを系統立てて話をしていただいたので、それぞれの学校での取組が止まらないように繋げていくことの大切さを改めて感じました。普段、小学校で勤務しているので、中学校や高等学校の先生方と話や情報交換をする機会はありません。そのため、様々な校種の方々と交流ができ、積み重ねの大切さについて知ることができました。小学校は、進路について中学校や高等学校よりも具体的に指導をしていないので、中学校や高等学校に繋げていくために、具体的にどんなことを小学校でやっておけばよいかを考えながら、キャリア教育の指導をしていきたいです。また子ども達には、たくさんの可能性があるので、視野を広げるために、たくさんの仕事やその内容を知る機会を増やしていきたいと思います。

 

・キャリア教育は発達段階や発達課題の達成と深く関わりがあり、小•中•高の繋がりが大切であると改めて学びました。中学校ではまず、自分の役割との関係を考え責任を持つことや、様々な活動の中で小さな失敗や成功の体験を生徒に積ませていきたいと思いました。また、兵庫版「キャリア・パスポート」を活用した学級活動について、グループで活用例をたくさん考えることができました。学校で実践してみたいです。

8月8日(火)ⅢC1223(高)芸術科(音楽)教育講座

 

〔研修の概要〕

講   義   ICTを活用した授業展開について
                      神戸女子大学 教授 小林 田鶴子

演   習   1人1台端末環境下での芸術科(音楽)の授業実践
                      ・1人1台端末を、主体的・対話的で深い学びにつなげるために

  

〔受講者の感想〕

  • BYODが導入され、ICTの活用が当たり前となっている今、ただ使うだけでなく、どのような場面で、何のために活用するのかを吟味したうえで活用することが必要だと感じました。これから普段の授業の中で試行錯誤しながら活用していきたいです。
  • CHROME MUSIC LABというアプリを知り、音を視覚化できるツールを学ぶことができました。今後の授業にぜひ活用したいと思いました。
  • 音楽的な見方・考え方を働かせる活動とはどのようなものか、生徒目線で実践することで見えてきたものがあり、とても勉強になりました。

 

 

 

 

8月7日(月) ⅢC1219 (高)理科教育講座

〔研修の概要〕

講  義  理科の見方・考え方を働かせ、科学的に課題を解決するために必要な資質能力の育成
       京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸

演  習  理科の見方・考え方を働かせた授業づくりの視点の育成
       -観察・実験を取り入れた授業プランの考察-

 (受講者の感想)

  • 探究については1人で悩みながら模索する日々が多かったですが、本日の研修で今後の授業づくりの大きなヒントを得られ、非常に有意義でした。
  • 探究では知識をどのように使うのかということが大切だとわかりました。また、知識だけを身に付けさせるのではなく、多くの実験に取り組みたいと思います。
  • 生徒が探究活動をする場合、教員の体験の有無が重要であると思います。その点において、本日の研修での体験が今後の教員人生において大きな財産になると感じました。


        

8月4日(金)ⅢC1220 外部施設の活用による理科講座

〔研修の概要〕

実   習 学校と外部施設との連携について 
                    ・外部施設の取組の現場から

講   義 学校教育における外部施設の活用について 
                    ・外部施設と学校教育をつなぐ
                     兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 講師 鈴木 武

演習・協議 探究的な学習の過程における外部施設の活用について 

 

〔受講者の感想〕

  • 生活単元学習で理科的な内容の深め方、授業の内容等について悩んでいました。外部施設を活用することで、これらがスムーズに進められることに改めて気付かされました。
  • 今まで校外学習などで外部施設を見学することはありましたが、それ以外にも出前授業などで来て頂いたり、その施設の研究員の方や専門家の方に協力して頂いたりすることができると知り、児童の学習にとってよい機会を設けられると思いました。
  • 外部講師の活用に関しては、少しハードルが高いものだと感じていたこともありましたが、有効に活用すれば非常に児童生徒にとって深い学びにつながるということがわかりました。

8月2日(水)ⅢC1227(中高)家庭科教育講座B

 

〔研修の概要〕

講   義  ICTを活用した授業展開について

発   表  家庭科の学習場面に応じた効果的なICTの活用

演習・協議  1人1台端末環境下での家庭科の授業実践

 

〔受講者の感想〕

・高校や中学など異校種の教員の授業実践を聞いて非常に参考になりました。個別最適化や協働的な学習に焦点を当てて考えることで、様々な学習場面でICTを活用できることを感じました。その中で自分の分からないことに自分で気づくことができるということが印象に残りました。今後も学習場面に応じてICTを効果的に取り入れるように研修を重ねていきたいです。

・ICTの活用については、以前から意識的に活用していた部分はありましたが、今回異校種の先生方の話を聞き、参考になったものを積極的に取り入れていきたいと思いました。また、自校で活用しているツールを充分に使いきれていない部分もあるので、使い方や機能についてさらに学ぶ必要性を感じました。

・どのアプリやデバイスを使うと授業が効率的に行えるのか、生徒にとって学びたくなるのかを探していきたいと思いました。そして、ICTの活用方法だけではなく、家庭科という教科として生徒に何を学ばせたいのか、どのような力をつけさせたいのかを明確にして授業を作っていきたいです。

 

8月4日(金)ⅢC1237 (高)看護科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 主体的・対話的で深い学びを実現する看護教育の在り方
          -学習改善につながる妥当性・信頼性の高い評価方法の構築-      

                      愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子

演   習 生徒の看護実践能力の向上に向けた評価の在り方について
                       -看護実践能力を向上させるための自己評価について-

  

〔受講者の感想〕

  • ルーブリック評価には、具体的で明確な表現が必要であることを改めて認識しました。実際に実習評価を行う際、曖昧になっている部分があることや、生徒が理解できない部分を残さないようにすることを学びました。
  • ルーブリック評価を活用しきれていない部分もあったので、どのように活用していくべきかを再度学ぶことができました。また、今後ルーブリック評価を活用して、よりよい評価を行いたいです。
  • 理解してもらいたい事を伝える授業になりがちなため、生徒の理解度と授業の効果を見極めながら授業を展開していきたいです。

8月2日(水)ⅢC1225 (高)芸術科(書道)教育講座

〔研修の概要〕

講   義 ICTを活用した芸術科(書道)の授業実践について
       武庫川女子大学 准教授 平田 光彦 

演習・協議 生徒の主体的な学びを実現する芸術科(書道)の授業づくり

 

 

〔受講者の感想〕

  • ICTを活用することでコミュニケーションを大切にしながら授業を進める方法を学んだので、生徒に還元できるように今まで行ってきた授業をさらに充実させていけるように考えていきたいです。
  • 普段の生活から書道に関連するものを見つけるアンテナを張っておくことで、生徒に興味を持たせたり、おもしろいと思わせたりすることができる導入を考えたいです。
  • 普段は書画カメラを使用していますが、プレゼンテーションソフトを使用した教材作成を体験したことで新しい授業展開が思い浮かびました。これからも色々と試してみたいと感じました。

8月2日(水) ⅢC1224 (高)芸術科(美術)教育講座

〔研修の概要〕

講 義  「指導と評価の一体化」の実現に向けて
      ・学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の改善
        京都市立芸術大学 教授 飯田 真人

演 習  観点別学習状況の評価
      ・妥当性・信頼性の高い評価規準の在り方
      ・指導と評価の計画

 

   (受講者の感想)

  • 講義内容にあった通り、授業内容と目標と評価は結びつくものなので、評価に焦点を当てることで、授業を通して生徒に伝えたいことをしっかりと考えていきたいです。
  • 本日の研修成果を生徒の実態に応じた授業を計画することや、指導方法の改善につなげたいと思います。
  • 教員の主観で評価をつけていると誤解されやすい教科であることを再認識したため、今後より客観的な評価ができるように注意していきたいと思います。

8月1日(火)ⅢC1236(高)商業科教育講座B

     

 

〔研修の概要〕

講   義 商業科教員に期待すること

                     -商業教育の現状と課題-

発   表 専門学科における特色教育の取組

      -高度専門職業人の育成を目指して-

講義・実習 コンピュータ会計と簿記教育

                      ・会計ソフトウェアの基本的な操作方法と活用

      ・CBT検定試験への対応  

〔受講者の感想〕

  • 自分自身の知らないことが多数あったので、もっと学ぶ必要があると感じました。もっと外の世界を知り、学んだことを勤務校の教育活動に活かしたいです。
  • 3年間を見通した高度専門職業人の育成を視野に入れた実践的な取組を勤務校でも展開していきたいと思いました。
  • 生徒が「なぜ?」と考えることができる授業、自身のことを語ることができる取組を継続していきたいです。

8月2日(水)ⅢC1234(高)工業科教育講座B

 

〔研修の概要〕

講   義   「実習」の目標及びその内容と取扱いについて 
                     ・目標を達成するための指導計画の作成

演   習   「実習」におけるGoogle Workspaceの活用
                     ・実習安全指導の方法

        ・データの収集・整理・分析の方法

        ・レポートの作成・提出・採点の方法

  

〔受講者の感想〕

  • Google Workspaceでできることが多くあると思いました。教科指導だけでなく、ホームルーム活動などで、生徒のタブレット活用に活かしていきたいです。
  • データをどのように処理・活用していくのか、他のアプリケーションの使用方法や活用方法なども知る機会があれば、今後の研修にも参加したいと思いました。
  • ICTを活用し、KYトレーニングの機会を増やし、安全指導に対する意識をさらに向上できるように取り組むことが必要だと感じました。