日誌

研修の様子

7月10日(木) ⅢC1306 (高)理科実験基礎講座

 

演習:観察、実験の知識・技能を学ぶ

〇学習指導要領における観察、実験の位置づけを確認した上で、物理、化学、生物の基礎科目の教科書に記載されている代表的な実験を行いました。
〇午前中は受講者同士でこれまでに行った観察、実験の授業内容を共有しました。また、中和滴定実験を実施し、安全面と授業におけるポイントについて協議しました。受講者が実際に実験をする中で、配慮や声かけが必要な場面について具体的に確認することができました。
〇午後はDNAの抽出実験と運動の法則の実験を実施し、これらの実験における留意事項について協議しました。1時間の授業の中で効率的に実験を進めるために必要な配慮について検証できました。

7月10日(木)ⅢF1412 Office365基礎講座

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の授業での活用
演   習 Office365の各アプリケーションの基本的な使い方
演   習 Office365を活用した学習場面づくり
       ・授業の中での効果的なアプリケーションの活用

〔受講者の感想〕

・勤務校では、GoogleドライブやClassroomなどを利用しています。本研修を通して、Office365の性能や使い方を知ることができたので、場面によって使い分けたいと思います。

・これまであまりOffice365を使っていなかったのでわからないことが多かったが、今日いろいろな使い方を知ることができました。Wordでの文字起こし機能は今日初めて知って便利だと感じました。少しずつ実践して慣れていこうと思いました。

 

Office365基礎講座(ⅢF1412)を実施しました!|情報教育研修課公式note

7月8日(火) ⅢE1103 震災に学ぶ防災教育講座

〔研修の概要〕

 講義・演習 震災の経験や教訓を語り継ぎ、共生の心を育成する「兵庫の防災教育」

       の推進

       ・地域の災害特性等を踏まえた実践的な防災教育について理解する

       ・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える

 演   習 学校組織の実践力を高める避難訓練

       ・地域、専門機関等との連携

 演   習 児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に判断して実践する力

       の育成
       ・副読本等の効果的な活用

〔受講者の感想〕

・避難訓練の時の動きや判断については、今までは「マニュアル通り」、「次こうなるからこうしなくては」というように表面上の認識しかできていなかったので、もう一度個人として、また学校として避難訓練を始めとした防災に対する認識を変えたいと思った。また、災害時における情報収集についての授業をしたいと思った。情報が溢れる昨今、災害に対して生き抜くためには、正しい情報の扱い方も伝える必要性を感じた。防災教育においても過去のものを踏襲するだけでなく、時代に応じてその時代の災害から命を守るための教育をしていきたい。

 ・防災教育について、あまり深く学んだことがなく、勤務校でも防災訓練しか防災学習を行っていなかったが、今回の研修を受講して、普段の学校生活の中でも、ボランティア活動に積極的に参加したり、思いやりの心を育んだりする、兵庫の防災教育の「心」の教育はできると認識した。

 ・グループの先生方との交流を通して、異なる地域で行われている避難訓練などの実践や防災対策について知ることができて良かった。他の先生方と比較することで改めて自分自身がこれまでに勤務してきた学校での取組について客観的に考えることができた。

 

7月8日(火)ⅢB1303 学校組織活性化における教員の在り方講座

  

講   義:諸課題を主体的に受け止めて解決を図るミドルリーダーをめざして

       ー自分らしさを発揮するリーダーシップとはー

        立教大学 教授  石川 淳

演習・協議:自分らしさを生かしたミドルリーダーの具体的な取組

〇午前は、リーダーシップ理論の1つであるシェアド・リーダーシップについて、様々な事例を交えながら講義いただきました。

〇午後は、演習・協議を通じて勤務校で自分の強みを生かしたリーダーシップを発揮する具体的な取組について考えました。

〇小・中・高・特別支援学校と様々な校種の先生どうしで協議することで、より広い視点で学校組織活性化について考えることができました。
 

7月7日(月)ⅢD1504 不登校傾向のある児童生徒への理解と支援講座

〔研修の概要〕

講義・演習 不登校児童生徒への理解と対応

       ・多面的な視点による不登校児童生徒や保護者への支援

      兵庫教育大学大学院 教授 遠藤 裕乃

講義・演習 教育相談の視点を生かした不登校初期の児童生徒や保護者との関わり

       ・不登校の早期対応のための校内ケース会議の在り方

 午前の研修  午後の演習

〔受講者の感想〕

  • 遠藤先生の講義を受けて、自分の話が推測や主観的な内容であることに気付かされました。相手に質問を投げかけて考えさせ、解決に向けて進めていくことが大事だと分かりました。これから生徒や保護者との関わり方を変え、よりよい方向に進むように努めていこうと思いました。
  • 不登校傾向の生徒が「頭が痛い、お腹が痛い」と言えば、どうしても心理的要因から考えてしまいます。その他の要因の可能性を選択肢から外さないように気を付けようと思いました。
  • 寄り添うとは、何でも受け入れればよいものではないと学びました。教育相談に関しては、どこまで踏み込んで聞いていいのか迷う部分がありましたが、何事も相手への共感や思いやりの気持ちが大切だと学びました。