研修の様子
7月30日(水)ⅢC1323 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
講 義:新しい時代に求められる資質・能力を育むための探究的な学習
東京大学 教授 佐藤 浩章
演習・協議:探究的な学習をデザインする
-質の高い探究的な学習活動をめざして-
東京大学 教授 佐藤 浩章
〇午前は、午後の演習・協議につなげるために、探究的な学習の時間について押さえておくべきポイントを中心に御講義をいただきました。
〇午後は、演習・協議を通じて班ごとに課題を設定し問いを立て、その問いに対して協議し、考えを深めるとともに、課題解決のための提案をポスターセッション形式で全体共有しました。
〇勤務校の生徒たちの探究的な学びの質を高めるために、様々な角度から課題を考え受講者で共有することができました。
7月29日(火)ⅢF1411 Google Workspace実践講座
〔研修の概要〕
講義・演習 Google Workspaceの各アプリケーションの効果的な使い方
発 表 児童生徒によるGoogle Workspaceの授業での活用
演 習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
・アプリケーション連携
〔受講者の感想〕
- 今までGoogle Classroomは、課題の配信やお知らせといった教員からの発信でしか活用していませんでした。今後は、本日の研修で学んだようなスプレッドシート等を活用し共有型の授業を展開していき、生徒の学びを深められるようにしていきたいと思います。
- Google Workspaceの各アプリケーションの活用について、理解を深めることができました。実践発表では、「このように活用していけば良いのか!」と新たな知見を得ることができました。まずは自分がどんどん活用してみて、使い方に慣れていこうと思いました。
- 今回の研修の中で、Google Workspaceのアプリケーションを活用したクラスメイトとの共同作業に魅力を感じました。2学期からの授業で活用したいと思いました。
7月25日(金)ⅢC1312 (中高)家庭科教育講座
講 義:実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化
ー妥当性・信頼性の高い学習評価の方法についてー
元広島大学大学院 教授 鈴木 明子
演習・協議:実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い学習評価の工夫
〇午前は、実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化と題して、家庭科の指導方法や評価方法の工夫について講義をいただきました。
〇午後は、演習・協議を通じて様々なルーブリック評価を実際に作成し、妥当性・信頼性の高い学習評価の工夫について考察しました。
〇勤務校の生徒たちの生活に必要な学びを意識して学習活動のテーマを設定し、授業を行う視点を得ることができました。
7月17日(木)ⅢC1311 (高)芸術科(書道)教育講座
講 義:文化芸術活動の充実をめざす書道教育の在り方
ー豊かな心と感性を高める書道教育ー
奈良教育大学 教授 萱 のり子
演習・協議:書道教育における文化芸術活動の充実をめざす授業づくり
播磨東教育事務所 指導主事兼社会教育主事 前田 典子
- 文化芸術活動の充実をめざす書道教育の在り方について、アートゲームを取り入れ、作品を観察することを通して生徒が気付きを得る学びの手法を萱のり子教授より御講義いただきました。
- 演習・協議では、漢字仮名交じりの書の創作を通じて、言語活動の充実をめざす授業づくりの方法について考察しました。
- 研修を通して、受講者は作品の背景や時代に対する生徒の興味・関心の引き出し方など、書道における主体的・対話的で深い学びの在り方について学びました。また、対話を通して、書の表現の意味や価値を見出す授業づくりの重要性を再認識し、実践意欲が高まりました。
7月23日(水)ⅢG1208 特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導講座 -豊かな音楽活動を実現する授業づくり-
講 義:「特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導」
・全ての子どもが参加できる音楽活動
ヴァイオリニスト・社会教育士・
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナーマスター
南條 由起
音楽ワークショップ
ヴァイオリニスト・社会教育士・
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナーマスター
南條 由起
演習・協議:「特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり」
・全ての子どもが参加できる音楽の授業づくり
ヴァイオリニスト・社会教育士・
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナーマスター
南條 由起
【受講者の感想】
・単語等の言葉を繰り返すだけでも、音楽が生まれていておもしろかった。音やリズムをくり返すことで自分たちから作り出される音楽を体験することで、表現活動に参加しようという意欲を育んでいきたいです。
・「音楽の絨毯を敷く」という発想が目から鱗でした。楽器を使わせようとするのではなく、教師の環境設定の工夫で「思わずやりたくなる」ように整えておくことを心がけたいです。
・南條先生の「参加の保証」という言葉が印象的でした。障害の程度や状態にかかわらずみんなが楽しめる授業とはどんな授業かを改めて考えみたいと思いました。