公益財団法人三木瀧蔵奨学財団の特別教育助成を、県教育委員会を通じて受け、学校図書館のラーニング・コモンズ化事業として令和7年度の夏季休業中を中心に整備を進めてきました。
個別最適な学びを主とした個人探究主体の“静の空間”として、従来の図書室を整備することに加え、多様な他者との関わりを重視し、ディスカッションなど協働的な学びを主としたグループ探究主体の“動の空間”として第2図書室を新たに設置しました。“個別”と“協働” “静”と“動”両者の学びを一体的に実現することで、本校における様々な教育活動の一層の充実を図ります。
【図書室 整備前】
【図書室 整備後】
・書架や個別ブース、カーペットやカーテンを新調し、従来のテーブルに加えてラーニングテーブルを置きました。
・入室してすぐの所に、こたつテーブルやクッションを置き、リラックススペースにしています。
・図書管理システムを最新版に改め、図書室の外からでも蔵書が確認できるウェブ検索の機能を加えました。
【第2図書室 整備前(小会議室)】
【第2図書室 整備後】
・グループ規模に応じ組み合わせ可能なラーニングテーブル、記録・スクリーン・パーテーションとして使用する縦長ホワイトボード、各グループで同時にプレゼンできるコンパクトなモバイルプロジェクターなどのほか、短焦点プロジェクター、探究関連書籍等を備えています。
・廊下側の壁をガラス張りにし、ロールカーテンを設置しました。グループ協議では、スクリーンとしても使います。室内の壁を折りたたみが可能なパーテーションに変え、規模の大きな集団で活動する際に開放し、隣室とつなげて協議や講義等を行います。
・その他、3Dプリンター、ワイヤレスアンプ及びマイク、カメラ等の動画配信機器を備えており、室内の情報を、校内外を問わず広く発信・交流できるようにしています。
令和8年3月24日(火)に、財団や県教委の皆様が来校され、各室内の設備や生徒達が協議する場面などをご覧いただきました。機器を工夫して使ったり、情報の収集や配信の拡充を図ったりするなど、豊かな学びにつながる環境づくりを進めることができています。
改めて、三木瀧蔵奨学財団の皆様のお力添えと、指定いただいた県教育委員会に感謝申し上げるとともに、今後も個の学びを主とした“静”の図書室と、協働の学びを主とした“動”の第2図書室の活用を推進し、探究活動などを含めた様々な教育活動のさらなる充実に向け、ラーニング・コモンズ化に努めてまいります。