保健だより(5月)
5月、GW後の文化祭や考査、総合体育大会など、慌ただしく過ぎて行きました。連休やイベント後には感染症が流行します。しつこい風邪などの流行時には、咳エチケットはもちろんのこと、個人個人でマスクの着用、手洗い、消毒、換気、うがいなど、普段から気を付け、複数の酷い症状や高熱がある場合は受診しましょう。
この季節になると、気温の上昇と同時に、かなりの紫外線が降り注いています。特に暑さに慣れるまでの熱中症予防と紫外線対策を意識して行きましょう。まずは普段から体力をつけておくこと。朝食を抜かず、水分だけでなく塩分補給も準備しておくこと、風通しのよい衣服を着用すること、睡眠を一定時間以上はとっておくこと、帽子や日よけ対策をしておくことなど、ちょっとした心がけが大きな力になります。
雨降りの後の木の下に行くと、ヤマビルの吸血被害に遭うことがあります。また、草むらにはブヨに咬まれる危険性もあります。長袖・長ズボンや虫よけ剤で予防すること、ヤマビルに咬まれたら、慌てずに、塩を振りかけたり、アルコールや虫よけ剤を噴霧したりすると、コロリととれるようです。傷を清潔にして保護してください。ブヨで大きく腫れる場合もあるので、虫刺され後の傷の手当(毒素の吸出しや洗浄、消毒、虫刺され用の塗布薬など)は早めに対処し、状態が酷い場合は早めに皮膚科に行きましょう。