〔本部事務局〕
兵庫県立北須磨高等学校
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本部からのお知らせ
令和7年度全国理科教育大会岩手大会・第96回日本理化学協会総会が開催(8/7~9)
8月7日(木)~9日(土)にアイーナ(いわて県民情報交流センター)において、令和7年度全国理科教育大会岩手大会・第96回日本理化学協会総会が開催されました。
初日の7日は、全国理事会の後、文部科学省講話、研究代表者会議並びに研究協議会が行われました。文部科学省講話は、文部科学省初等中等教育局教科調査官の真井克子氏から「多様で豊かな可能性を開花できる理科教育」と題して、現在文部科学省で話題になっている話を中心に、「主体的、対話的で深い学びの視点」からの授業改善についてなど、興味ある内容で行われました。
2日目の8日は、開会式のあと、理科教育功労者表彰がありました。兵庫県からは、県立加古川東高等学校の大角謙二校長と県立姫路東高等学校の川勝和哉教諭が表彰されました。
また、記念講演は国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹所長・教授から「岩手発 ブラックホール行き 銀河鉄道の旅」と題して、ブラックホールの写真撮影等に関して、観測結果の詳細や研究の意義等についてわかりやすく講演をいただきました。午後からは、7つの分科会に分かれて研究協議が行われました。兵庫県代表として、第2分科会「物理教育における個別最適な学びと、協働的な学びを実現するための実験・実習の工夫」の(意見提示)で県立川西緑台高等学校の大多和光一教諭が、「電流分野の生徒実験」と題して、回路カードを用いた実験の工夫の成果を発表して、質問も活発にあり大変好評でした。
3日目の9日は、研究発表が10会場に分かれて行われました。また、大多和教諭は「科学の広場」においても、回路カードを展示し、パネラーとしても多くの質問を受けました。
理科教育に関して、大変意義ある3日間の大会でした。来年度の同大会は新潟県で実施予定です。