生成AIパイロット校の取り組み

生成AIパイロット校の取り組み

児童・生徒に伝わりやすい終業式を目指して

1学期の終業式では、校長先生が、話の内容を分かりやすく伝えるために、イラストや写真、大きな文字を取り入れたスライド資料を作ってくださいました。

スライドを見ながら話を聞くことで、生徒が1学期を振り返り、夏休みに大切にしてほしいことを理解しやすいよう工夫しました。

本校では、これからも生成AIやICTを効果的に活用しながら、一人一人の生徒にとって「分かりやすい」「伝わりやすい」教育活動を大切にしていきます。

山口県教育委員会の皆様と取組みの交流

 

先月、本校教員が山口県立萩総合支援学校を視察させていただきました。

 そこで、地域とつながりながら学びを広げていくことや、一人一人の学びを大切にした教育活動について、多くのことを学ばせていただきました。

 そのご縁もあり、今回は「やまぐちスマートスクール構想2.0」を推進されている山口県教育委員会から、5名の指導主事の皆様が本校を訪問されました。

 当日は、生成AIやICTを活用し、誰もが情報を受け取りやすく、学びや活動に参加しやすくするための取組について交流しました。また、子どもたちの社会参加につなげる授業づくりや、一人一人に応じた支援の工夫についても意見交換を行いました。

 今回の交流で得た学びを、2学期からの授業づくりに生かしていきます。

福知山公立大学生とオンラインで意見交流

 

7月3日(金)、高等部3年生の生徒が福知山公立大学の学生とオンラインで交流し、自分たちが考えた「丹波市をよりよくするための提言」を発表しました。

 生徒たちは、丹波市の未来について考え、「交通の便がもっとよくなるとよい」「バスの本数が増えると暮らしやすくなるのではないか」など、それぞれの視点から提案を行いました。

発表を聞いた大学生からは、「とても素敵なアイデアですね」と受け止めてもらったうえで、「なぜバスの本数が少ないのか」「バスの利用者数を調べてみると、原因が見えてくるかもしれない」といったアドバイスをいただきました。アドバイスを受けて、早速バスの利用者数について調べ始める生徒の姿も見られました。

また、発表の際には、生成AIを活用して作成したインフォグラフィックを使い、自分の考えを分かりやすく伝える生徒もいました。短時間で視覚的な資料を作成できるようになってきており、インフォグラフィックは、自分の意見を整理したり、相手に伝えたりするための心理的なハードルを下げるサポートにもなっています。

なお、インフォグラフィックを使うかどうかは、生徒自身が選択しています。生成AIを「使わなければならないもの」とするのではなく、自分の考えを伝えるための選択肢の一つとして活用しています。

今後は、11月1日に丹波市議会で行われる「未来プロジェクト」での発表に向けて、大学生や市役所の方々など、さまざまな方と連携しながら、丹波市をよりよくするための提言をさらに深めていきます。

丹波市役所の方と一緒に「幸せなまちづくり」について考えました

高等部2・3年生の社会コースの授業で、丹波市総合政策課の足立さんにゲストティーチャーとして来ていただきました。

はじめに、足立さんから丹波市の取り組みや、「幸せ」を大切にしたまちづくりについてお話をしていただきました。生徒たちは、丹波市でどのようなまちづくりが進められているのかを知り、自分たちの生活や地域について考えるきっかけとなりました。

その後、「丹波市で幸せに暮らすには」というテーマで、生徒たちは足立さんと一緒に考えを深めました。「幸せに暮らす」とはどのようなことか、また、丹波市や地域に「あったらいいな」と思うことについて、一人ひとりが自分の考えをまとめました。

授業の中では、足立さんが生徒の意見に耳を傾けながら、一緒に幸せなまちづくりについて考えてくださいました。生徒たちも、自分の思いや願いを言葉にしながら、地域の一員として意見を伝える経験をすることができました。

最後には、まとめた考えをもとに、丹波市のモニタリング調査に協力して投稿することができました。

市役所の職員の方と一緒に幸せなまちづくりについて考える貴重な機会となりました。

第3回 生成AI活用研修会

6月23日(火)「第3回 生成AI活用研修会」を実施しました。

今回は、先生方が日々の校務や授業準備の中で実践している生成AIの活用事例を紹介し合い、お互いの実践から学び合いました。

研修では、会議記録や議事録作成、文書の校正、画像生成、ポスター作成など、明日からの業務に生かせる具体的な活用方法について共有しました。特に、iPadのボイスメモを活用して記録を文字起こしし、生成AIで議事録のたたき台を作成する方法は、校務の効率化につながる実践例として紹介されました。

また、生成AIを活用する際には、録音の許可を得ること、個人情報を入力しないこと、AIの回答をそのまま使わず教員が確認・判断することの大切さについても確認しました。

参加した教職員からは、「自分の業務でも使ってみたい」「他の先生の活用方法を知ることができて参考になった」といった声がありました。

今後も、生成AIを安全かつ効果的に活用しながら、教職員の業務改善や授業づくりにつながる実践を進めていきます。

京都府の生成AIパイロット校が視察に来られました

本日、京都府の生成AIパイロット校として、以下の3校の先生方が視察に来られました。

京都府立宇治支援学校
京都府立井手やまぶき支援学校
京都府立八幡支援学校

それぞれの学校での生成AIを活用した取り組みについて意見交換を行いました。実践の中での工夫や課題を共有することで、今後の授業づくりや校務での活用につながる貴重な時間となりました。今回の学びを、今後の実践に生かしていきます。

自分を知り、伝える学習

高等部3年生は、進路先としてお世話になっている福祉事業所や関係機関の方々に向けて、自己紹介を行いました。

 自己紹介では、自分の得意なことや苦手なこと、手伝ってもらえるとうれしいことなどを伝えました。事前学習では、まず自分自身と向き合い、自分について考える時間をもちました。その内容をもとに、生成AIを活用して自己紹介画像を作成し、インフォグラフィックとして分かりやすくまとめました。

 当日は、参加した高等部3年生全員が、事業所の方々に自分のことを紹介することができました。自己紹介の後には、事業所の方々から感想を伝えていただきました。自分のことを伝え、相手に受け止めてもらえたことで、生徒たちもよい表情をしていました。自分のことを整理して伝える、相手に分かりやすく表現するという、進路に向けた大切な学習になりました。

教員同士で学び合う

本校では、生成AIパイロット校としての取組の一つとして、毎月1回、希望する職員を対象にした職員研修を行っています。

 研修では、生成AIの活用方法について、実際に試しながら学んでいます。先生同士が楽しく学び合うことを大切にし、それぞれの授業や校務でどのように活用できるかを考えています。

 今回は、生成AIを活用してオリジナルのアプリ作成に取り組みました。参加した先生方は、それぞれ作成したアプリを紹介し合いながら、使い方や工夫したところについて交流しました。

 今後も、生徒の学びをより豊かにするために、教員同士で学び合いながら取組を進めていきます。

生成AIパイロット校としての取組み

本校は、2026年の生成AIパイロット校に認定されました。

 生徒の自立と社会参加に向けて、日々の授業では、体験や経験を大切にしながら学習に取り組んでいます。今後は、生成AIなどのテクノロジーについても、学習の目的に合わせて有効に活用できるよう、生徒と一緒に授業の中で取り組んでいきます。

生成AIを使うことを目的とするのではなく、生徒一人一人の「考える」「伝える」「選ぶ」「表現する」力を広げるための一つの方法として活用しながら、よりよい学びにつなげていきたいと思います。