千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

台湾高校生との交流事業【歓迎行事編】

 今朝の千種町は1℃(午前8時時点)とよく冷え込みましたが、日中は日差しもありポカポカ陽気となりました。昨日で期末考査が終了し、本日から2学期終業式までは午前中授業となりますが、いきなり大きな学校行事がありました。姉妹学校協定を結んでいる台湾、新竹私立義民高級中学校から30名の生徒と3名の教員が本校に来校されたのです。過去3年間、台湾修学旅行の際に義民高級中学校には訪問し交流を重ねてきましたが、来ていただくのは初めての事でしたので国際理解教育推進担当者を中心に大変なご苦労をおかけしました。それでも、相手校生徒にとってはもちろん、本校生徒にとっても海外の生徒と交流する機会をもつことは視野を広げ、言語理解、とりわけ外国語を学ぶ意欲にも繋がるため大変有意義なものとなると感じていました。

 10時25分、本校に義民の皆さんがバスで到着すると生徒会のメンバーが玄関付近でお出迎え、その後体育館にて歓迎行事を行いました。体育館に義民の生徒たちが入場すると両国の国旗を振りながら在校生みんなで歓迎しました。そして、歓迎行事の最初はカルチャー部の生徒たちによる歓迎演奏を聞いていただきました。息の合った迫力満点の和太鼓演奏に「台湾でも和太鼓はあるが素晴らしい!」と生徒演奏のクオリティーの高さに驚かれていました。その後、両校代表の挨拶があり、生徒会長の名田くんが英語でスピーチ…「ずいぶん練習したんだろうなぁ…」と感じさせる努力の跡が詰まった素晴らしいスピーチでした。そして、2年生チャレンジ類型メンバーによる英語での学校紹介をプレゼンし、義民から用意された過去の修学旅行の様子をまとめた動画を視聴しました。圧巻だったのは、義民の生徒たちが日本の歌「花」の合唱を聞かせてくれたことでした。この日のために練習してきてくれたんだろうな…と思うとジーンと胸が熱くなりました。最後は、全員で集合写真を撮影し歓迎行事は和やかな雰囲気で終了しました。いやぁ、言語の違いはあるけど心は通じ合える…義民の生徒と本校生の交流が楽しみになりました。