桜の花も咲き始め、いよいよスキーシーズンも終わりをむかえました。
昨年度スキー部員の山本さん(千種中)が4つの全国大会に出場しました。
今回はそのうち長野県志賀高原で行われた選抜大会の様子をお伝えします。
選抜大会は4つの大会の中でも最もレベルが高い大会で、簡単には出場できません。
スキー競技ではポイントレースと呼ばれる、結果に応じたポイントが割り当てられる大会があります。選抜大会はそのポイントが一定の基準以内でないと基本的には出場できません。
そのため、出場する選手は試合経験が豊富なレベルの高い選手ばかりです。
そんなハードな大会での山本さんの様子を紹介します。
【3/5】
3月5日はスーパーGと呼ばれる種目です。
この日は途中から天候が悪化し、大会はキャンセルになってしまいました。
【3/6】
3月6日はジャイアントスラローム(GS)です。
山本さんは1本目は57位で滑ることができましたが、2本目は無念のDNF(ドントフィニッシュ)。
コースミスという、悔しが残るレースでした。インスペクション(下見)の大切さを身をもって知ることができました。
【3/7】
3月7日はスラローム(SL)です。
前日の悔しさを晴らす渾身の滑りができました。1本目は38位、2本目は34位、トータルで31位という素晴らしい結果です。近畿勢でも2番目、兵庫県ではトップの成績です。
ストイックな山本さんのことですから、まだまだ納得はしていないとは思いますが、選抜大会でこれだけの成績を残すことは自信につながったのではないでしょうか。
●SG練習
●SL下見(急斜面andアイスバーン)
●SL1本目
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