千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

野球部支えるスーパーマネージャーたち…【硬式野球部】

 中間考査が終了し、放課後から生徒たちは水を得た魚のごとくイキイキと部活動に取り組んでいます。運動部の多くが総体関係で間近に大会が迫っており、考査期間中に少しなまった体を動かし試合本番に向け練習に打ち込みます。とりわけ硬式野球部では、午前、午後にわけて2部練習が行われていましたが、私はその選手の活動を支えるマネージャー二人に目を奪われました。

 マネージャーという任務は、選手の練習のサポートや監督の考えなどを聞き練習環境を整えるなどの役割があるかとイメージしますが、本校のマネージャーはそうした役割だけでなく、自分たちで気づいたことを自分で考え、指示されなくとも動けるスーパーマネージャーなんです。先日から何度かグラウンドに足を運んでいるのですが、3年生の岡さんと竹井さんは、グラウンド脇の溝掃除や草刈り後の集草作業永遠とやっていました。私は、「マネージャーがなんでこんな事までやっているんだろう?」と目を疑いましたが、二人は「池田さん(校務員)さんが草刈りをしてくださったので、恩返しなんです!」と笑顔で話をしてくれました。顧問の井川先生によれば、他校に練習試合に行っても自らグラウンドに水をまいたり、ネットの補修をしたり自分から考えてやってくれ、他校の監督からも「こんな生徒、見たことない!」と絶賛されていると言います。部員は一年生が入部してようやく9人が揃う弱小チームかもしれません。しかし、野球部のために献身的に取り組む二人は日本一のスーパーマネージャーだと思っています。今日も、こんな生徒がいる千種高校を誇らしく思いました。岡さん、竹井さん、ありがとう!!!これからも、よろしくお願いします!