千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

ちくさキッズドリームクラフト

 本日3年生アクティブ類型の生徒がちくさ杉の子こども園を訪問し、園児に手作りの木製おもちゃをプレゼントしました。このおもちゃは、「チェシャーズ・ファクトリー」の野村氏のご指導の下、宍粟で育った木材を使用し授業を通じて製作したものです。

 ひとつひとつ丁寧に仕上げ思いが詰まっており、校内にてメッセージカードの作成とおもちゃのラッピングを行いました。

 贈呈式では、最初に高校生を代表して平岩さんがあいさつしました。やや緊張した面持ちで、「みんなのためにつくったおもちゃなので、大切に使ってください」との思いを伝えました。園児ひとり一人におもちゃを渡した後、園児の代表が「ありがとう、大事に使います」とお礼を言いました。最後に高校生と園児が並んで写真撮影を行い、和やかな雰囲気の中で贈呈式を終えました。

 今回、3年生が製作したおもちゃは、野村先生による審査を受け、安全性が確認されています。また、すべて素晴らしい出来栄えとの評価もいただいたことで、3年生の喜びもひとしおだと思います。現在、2年生によるおもちゃ作成が始まっています。3年生に続き、素晴らしいおもちゃをつくってくれることを期待しています。

 高校生からもらったおもちゃで遊んだ子どもたちが、高校生になって思いを込めておもちゃをつくり園児にプレゼントする、そのような思いやりの連鎖ができたら素敵だと思います。