学年・専門部

人と自然科 農業機械 田植えに向けトラクタ耕うん実習を行いました

 6月に入り、人と自然科ではもうすぐ田植えを迎えます。今年も1年生の生徒が農業と環境の授業でモチ米を栽培する予定ですが、田植えに向け2年生農業機械の授業でトラクタによる耕うん実習を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 まずはトラクタの操作方法について学びます。足下にあるブレーキペダル・クラッチペダル・アクセルペダル、変速機、実際に耕うんを行うロータリーを上げ下げする油圧レバーや回転を伝えるPTOレバーなどのそれぞれの役割と操作方法について約1時間学びました。

 そしていよいよ耕うん実習です。ブレーキペダルとクラッチペダルを踏み、エンジンをかけ、変速ギア、PTPレバーを入れ、作業機をおろし、ゆっくりクラッチペダルを離していき、前に進みましょう。

 ハンドルを持つ位置はアナログ時計の10時10分。送りハンドルで操作します。まっすぐ走るこつは遠くを見ること。足下を見てはいけません。待っている時間もみんなで見守り、操作方法を覚えます。

 そしてほ場内での転回は、作業機をあげたあと、ハンドル操作と同時にブレーキ操作も行い、曲がりたい方向のタイヤだけ止めます。これにより、急旋回が可能となります。

 耕うんが終わった水田には、早速水が引かれ・・・

 翌週はさらに発展的な実習、しろかきです。泥が飛び散るかもしれないので、カッパを着て取り組みます。

 先週の耕うん実習よりもタイヤが不安定になる為少し難易度が上がります。待っている生徒も他の生徒の運転を見て学びましょう。

 水田の中の耕うんはブレーキペダルの使い方がポイントとなります。技術は習得出来ましたか?

 2台のトラクタで実習を行いましたが、なかなか時間が限られているため、1人あたりの時間が短かったですね。でもしっかり水田を作り上げることができました。

 完成した水田は一年生にバトンタッチ。いよいよ来週、農業と環境の授業で手植えによる田植え実習を行う予定です。そして秋には収穫を迎え、収穫したモチ米は秋の農業祭で販売します。

 昨年度 モチ米を販売した秋の農業祭に関する記事はこちら

 地域の方に美味しいモチ米を食べてもらうために頑張りましょう。