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ひょうご学力向上実践研究事業の指定校となりました

DXハイスクールの指定に続いて、兵庫県の「ひょうご学力向上実践研究事業」の重点校に指定されました

事業の趣旨 この事業は、昨年度まで、各教科・領域で行ってきたカリキュラム開発の成果を踏まえて 、令和6年度から完全実施される学習指導要領下で、授業実践研究を行い、授業改善をより一層進めようとするものです。

指定期間 令和6年度から8年度にかけての3年間で、本校を含めて県下15校の県立高等学校が重点校に指定されています。

実践研究方法 各校のスクールポリシーに基づく特色あるカリキュラムに従って、自校に応じた研究テーマを設定して、1人1台端末の活用、生成AI等の活用、きめ細やかな指導体制の充実、実践的な研修、地域人材の活用等を通して、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させる授業開発を行います。

 国語、数学、地歴・公民、理科、外国語、情報、総合的な探究の時間の7つの教科・領域を研究対象とし、オンライン会議システムを活用した専門グループ会議と研究授業を実施して、その成果と課題を見いだして次の取組みに繋げます。

本校では

「生涯学習の土台を培い、社会が求める人材を育成する ~『個別最適な学び』、『協働的な学び』の実現と『学びに向かう力と人間性の涵養』~をテーマとして、すべての生徒に基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させ、思考力・判断力・表現力等や、自らの学習を調整する中で生涯に渡って粘り強く学びに取り組む態度を育成することを目的としています。

 「指導の個別化」と「学習の個性化」に向けて

 個別指導の方法を研究し実践することで、授業において、個々の生徒がもつ課題解決を焦点化して、より効果の高い指導方法を研究します。また、3年の指定期間の中で、生徒の興味・関心やキャリア形成の方向に応じて、探究的な学びにおける課題設定、情報収集、整理や分析、まとめ、発表を行う等、生徒個々に応じた学習活動や課題に取り組む機会をより多く提供して、生徒自身の学びの方法が最適となるように調整する機能を学習活動の中で充実させます。

 これらにより、生徒自身が自らの学びの積み重ね方の特徴や自分に適した学習の進め方を身に付けることを目指します。

 学びの現状

 次は、令和5年度の学校評価に係る生徒アンケートの集約結果です。本事業による実践研究が、各数値の上昇と生徒の主体的学びのための工夫や推進、生徒自身の学びの深化に繋がることと考えます。