1・2部 行事の様子

2024年12月の記事一覧

令和6年度 薬物乱用防止教室

 本日の3校時大講義室にて、令和6年度 薬物乱用防止教室を兵庫県警察本部

姫路南少年サポートセンターの職員の方を招いて行いました。始めにこの講演会

の目的は自分の命を守るための勉強で、正しい情報を身に付けてくださいと言わ

れました。次にゲートウェイドラッグ(薬物依存の入り口)として、薬物利用者の

多くが、未成年のうちから飲酒や喫煙の経験があり、お酒・たばこの刺激だけで

は満足できなくなり、より強い刺激を求めて、禁止薬物に手を染めてしまう傾向

にあると説明がありました。薬物依存を題材にしたドラマを視聴し、軽い気持ち

でやってしまうとどんどん深みにはまってしまい、抜け出せなくなってしまうと

いう内容で、薬物の怖さは十分に理解できたと思います。たばこへの依存・耐性

についてもわかりやすく説明を受けました。また、悩みがあればまわりの誰かに

勇気を出して相談するようアドバイスをいただきました。最後に、闇バイトにつ

いても紹介されましたが、軽い気持ちで関わらないよう意識するなど、自己防衛

についてたくさんのことを教えていただきました。今日の学びを忘れず、行動す

る前に立ち止まって考える姿勢を持ち、トラブルに巻き込まれないよう心がけて

いきましょう。

 

 

令和6年度 サイバー犯罪防止教室

 12/12(木) 6校時、令和6年度 サイバー犯罪防止教室を、兵庫県警察サイバー

情報発信室の職員の方をお招きし行いました。最新のネット事情について説明

を受け、ネット使用上の約束として「あ・ひ・る・の・お・や・コ」を教えて

いただきました。わかりやすい言葉で簡潔にまとめられており、生徒たちも理

解しやすかったと思います。ルールを正しく理解し、これくらいは大丈夫とい

う自分勝手な判断をしないよう心がけていってほしいと思います。ネットに依

存することなく、家族や友人、身近な人と過ごす時間を大切にして、バランス

のよいコミュニケーションを身に付けていってくれることを期待しています。

避難訓練(地震・津波警報) /防災ジュニアリーダー研修の活動報告

 12/12(木)5校時、地震発生による避難訓練を実施しました。まず各教室に

おいて、シェイクアウト訓練をしました。始めは教員がいない状況で、どれ

だけこの訓練に取り組めるかという確認をしました。完璧に取り組めていた

クラス、そうでないクラスもあり、よい訓練になりました。安全を確認した

後、教員の指示により決められた経路を通って高所(大講義室)へ移動しま

した。途中若干違う経路を通るという事態もありましたが、できるだけ早く

上に逃げようという判断で起こったことであり、次回の訓練で見直すべき点

になったのでよかったと思います。講評では校長先生より「地震が発生して

から、津波が発生したことを考えると、避難にかかった時間としては適切で

あったように思います。移動している様子も良かったと聞いています。」と

良い評価をいただきました。訓練をすると訓練に終わってしまうという言葉

がありますが、毎回違った観点で訓練を実施しており、今回も改善点が見つ

かったので、今後より実践的な内容になっていくと思われます。突発的な自

然災害も危惧されているので、このような機会にしっかりと学習し、自分の

安全も守りながら、行動できるようになってくれることを期待します。

 避難訓練の後、生徒会による防災ジュニアリーダー研修の報告会がありま

した。訪問先は石川県志賀町で、初日は、ジュニアリーダーとしての心構え

や被災状況を確認し、2日目にどのようにボランティアに参加するのか計画

を立てました。ボランティアに参加してみて、たくさんの学びを得ることが

できた様子で、生き生きと発表していました。手伝ってもらう側の感謝、手

伝う側のやりがい、自分が取った行動の意味、人とのふれあいの大切さなど、

普段学ぶことができない貴重な経験を積み、短くても充実した時間を過ごせ

たことは成長につながったと感じられました。本校の防災ジュニアリーダー

の活動の益々の発展を期待しています。

災害救助体験を通して

 12月11日(水)、5・6限に北グラウンドで、学校設定科目『ライフデザ

イン』の授業にて、自衛隊の方を招いて「災害救助体験」を行いました。

3班に別れて、「A 土のう作成」「B 担架搬送」「C 展示・説明」を

体験しました。有事の際にどのような行動がとれるのかということをテー

マに取り組みました。取り組む姿勢も真剣で、学びの多い体験になったと

思います。土のう作りでは、ただ袋に土を入れるだけでなく、ショベルで

たたいて形を整える点が、ただ積み上げるだけではなくバランスも大切で

あるという意味で勉強になったと思います。簡易担架を使った搬送でも、

どれだけの重さまで挑戦できるかなど、熱心に取り組んでいた様子が窺え

ました。軽い人を運ぶのであれば2人で問題ないですが、重い人の場合は

いかに協力して安全に運ぶことができるのかが大事であり、協力すること

の大切さを意識できる貴重な体験になったと思われます。展示体験では、

迷彩服やテント、自衛隊の救護車など、普段触れることができないものを

着用したり、乗ったり、体験することができました。今回の体験を活かし

て、有事の際に率先して行動できる人になっていってほしいと思います。