避難訓練(地震・津波警報) /防災ジュニアリーダー研修の活動報告
12/12(木)5校時、地震発生による避難訓練を実施しました。まず各教室に
おいて、シェイクアウト訓練をしました。始めは教員がいない状況で、どれ
だけこの訓練に取り組めるかという確認をしました。完璧に取り組めていた
クラス、そうでないクラスもあり、よい訓練になりました。安全を確認した
後、教員の指示により決められた経路を通って高所(大講義室)へ移動しま
した。途中若干違う経路を通るという事態もありましたが、できるだけ早く
上に逃げようという判断で起こったことであり、次回の訓練で見直すべき点
になったのでよかったと思います。講評では校長先生より「地震が発生して
から、津波が発生したことを考えると、避難にかかった時間としては適切で
あったように思います。移動している様子も良かったと聞いています。」と
良い評価をいただきました。訓練をすると訓練に終わってしまうという言葉
がありますが、毎回違った観点で訓練を実施しており、今回も改善点が見つ
かったので、今後より実践的な内容になっていくと思われます。突発的な自
然災害も危惧されているので、このような機会にしっかりと学習し、自分の
安全も守りながら、行動できるようになってくれることを期待します。
避難訓練の後、生徒会による防災ジュニアリーダー研修の報告会がありま
した。訪問先は石川県志賀町で、初日は、ジュニアリーダーとしての心構え
や被災状況を確認し、2日目にどのようにボランティアに参加するのか計画
を立てました。ボランティアに参加してみて、たくさんの学びを得ることが
できた様子で、生き生きと発表していました。手伝ってもらう側の感謝、手
伝う側のやりがい、自分が取った行動の意味、人とのふれあいの大切さなど、
普段学ぶことができない貴重な経験を積み、短くても充実した時間を過ごせ
たことは成長につながったと感じられました。本校の防災ジュニアリーダー
の活動の益々の発展を期待しています。