活動記録

防災教育③

 今回の総合学習は、2回の防災教育講義をふまえて
グループ協議をしました。
 他学年の先生に、サポートで入っていただきました。
初めの演習は、地震シミュレーション、
「発生直後、学校で避難所運営するには」です。
次々起きる事態をどのように対処するか・・・


被災者の避難場所、外国人、ケガ、喫煙場所、ペット、
妊婦や赤ちゃんの授乳など、『学校授業再開』も考えて
使える場所を決め、皆さんに納得してもらえる判断を下します。

「使用できる、できない」を付せんに書いて可視化します。

班の意見を発表し、お互いの価値観の違いを
確認します。そして、よりよい避難所の自治運営を
見つけていきます。

 次の演習は「判断しにくい事態が発生したときに
どう対応するか」を協議しました。
『足りない避難食』は、配る?配らない?


子どもやお年寄り優先、家族の人数を考慮する、
足りないから配らない、などの意見が出ました。

 どの状況も、刻一刻変わる事態に対応することになります。
どれが正解かわかりません。被災者と避難所と
協議して望ましい方法を見つける、大きな意義のある
シミュレーション授業でした。