兵庫県立鳴尾高等学校 |
校長室から
シン・ナル♪校長⑰ 2学期始業式からの「継(つぐ)」朝日新聞取材
2学期がスタートしました!
始業式の「校長講話」では、まず1学期終業式で伝えていた「様々な情報をアンテナを高~くして、あなたの心にヒットするものがあったら”やっちゃえ”鳴高!の精神でやっちゃいましょう!!」ができたかどうか問いかけるところから。
そして、校長のトピックスとして、夏休みに鳴高放送部あてに届いたお手紙を紹介しました。
(お手紙について)
第72回NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門で入選を果たした映像作品「継(つぐ)」は8月6日(水)に市民団体「鳴尾村誌を読み 戦争を語り継ぐ会」が主催された集会でも上映され、その様子を含めた記事が8月7日付朝日新聞に掲載されました。その新聞記事をご覧になった匿名の方から、放送部の活動への思いと応援の言葉が便箋3枚にわたって綴られていました。
(参考)校長ブログ 関係のバックナンバー
▶6/27 シン・ナル♪校長⑬ 「継(つぐ)」
▶7/29 シン・ナル♪校長⑯ 「継(つぐ)」 全国大会 ⇒ 平和学習講座
その他にも、始業式後にあるオーストラリア海外研修、ふくしま合宿チームHYOGO、福島県桜プロジェクトボランティアの報告を、8月31日付朝日新聞に掲載された『天声人語』に記されていたやなせたかしさんの詩を引用し、今、しんどい思いを抱えてここに居る人もいるかもしれないけれど、これからスタートする2学期に向けて”希望”をもって聞いて欲しい。
そして、夏休みの諸々はリセットして、2学期、鳴高のキャッチフレーズ「夢を、鳴らせ」「”やっちゃえ”鳴高!」の精神で、自分の好きなことをどんどんやっていこうとエールを送りました。
残念ながら、音声トラブルにより、「継(つぐ)」を観てもらえませんでしたが、またどこかで鳴高生全員に作品を観てもらい、心で感じて、心を動かしてもらえる機会をつくりましょう。
始業式後、先に紹介した、8月7日付朝日新聞の記事を書かれた記者の武部様から、「校長講話」でも紹介したお手紙について校長と放送部員に取材がありました。
放送部が「継(つぐ)」を制作するきっかけになったのが、24年12月2日付朝日新聞の記事「残したい『あの橋』が語る空襲」で、放送部がドキュメンタリーを制作する過程を取材した記事「西宮空襲『継ぐ』高校生の決意」をご覧になった方からのお手紙が鳴尾高校に届き、そのお手紙を読んだ放送部員が感じた様々な思いを丁寧に聞き取っていただきました。後日、どのような記事になるのか、今から楽しみです。
お手紙をいただいた方へ
丁寧なお手紙を頂戴し、放送部生徒だけでなく、顧問、校長も手紙にこめられたお気持ちをしっかりと受け止め、これからの活動に繋げていきたいと思いを強くしました。
お手紙の中で、鳴尾駅が最寄りの短大に通っておられたとあり、私も最寄りの武庫川女子大学のOGなので、もしかすると同窓の方なのではと思いを馳せております。
同封頂いたお金は、放送部でこれからの制作に必要となる物品を購入させていただきます。大切なお金をどのように使わせて頂くのか、放送部員はうきうきと考えているところです。
匿名でお手紙を頂戴しましたので、お返事をさせていただけず、この場を借りてお礼に変えさせて頂きます。
この度は本当にありがとうございました。
県立鳴尾高等学校を代表して 校長 切原 賀子
シン・ナル♪校長⑯ 「継(つぐ)」 全国大会 ⇒ 平和学習講座
NHK杯放送コンテスト全国大会に参加した放送部のみなさんが校長室に報告に来てくれました♪
アナウンス部門では「思う読みができなかった。」と悔しい胸の内を語ってくれましたが、全国大会という大舞台に立てたことが、その悔しさも含めてかけがえのない経験だと思います。
テレビドキュメント部門では、作品名「継(つぐ)」が入選を果たしました!
初めての全国大会、各都道府県から選りすぐりの作品が集まり、レベルの高さをひしひしと感じたそうです。
今回参加した1年生からは、全国の作品には兵庫県では見ることができない技法が使われていることを知り、次の作品制作のヒントを得たとの声があり、次の全国を見据えている様子が頼もしい♪
全国大会に出場した作品からは、それぞれの放送部の努力した思いが伝わってきて、自分たちの作品を含めて、どの作品も色んな人に観てもらいたい!と思ったそうです。
その思いは、7月27日(日)に開催された、西宮親子劇場 平和学習講座につながり、当日参加された皆さまからいただいた様々な声は放送部員につながり、「継(つぐ」」という作品がこれからも多くの方々とつながっていく貴重な経験をさせていただきました。
(放送部員の声)
・色んな人に作品を見てもらうことができて、(小中学校の先生方から)教材として使いたいと言ってもらえたことが嬉しい。
・平和学習講座はご高齢の方が多く集まられると思っていた。実際は小学生の小さな子ども達など色んな年代の人がおられて、大人にも子ども達にも思いが伝わって嬉しい。
・「高校生の作品が心にささった。」「高校生が(戦争を継ぐために)動いているのを見て安心した。」といった声を聞いて、平和学習会を通して、さらに戦争を身近に感じることができた。
2学期の始業式かどこかで、鳴高生のみなさんにも「継(つぐ)」を見て、心で感じて、心を動かして欲しいと強く願った校長です。
そして、このブログをご覧になった方で、うちでも「継(つぐ)」を上映して欲しい、鳴高放送部の声を聞きたいという方がおられましたら、鳴尾高校までご相談ください。(電話 0798-47-1324)
シン・ナル♪校長⑮ 兵庫医科大学 高大連携プログラム
今年度から兵庫医科大学との高大連携がスタートし、連携校限定のプログラム 第一弾として「兵庫医科大学高大連携プログラム」が実施されました。
当日は、青い空と海、広々としたキャンパス、どこを切り取っても素敵な神戸キャンパス♪
通常のオープンキャンパスでは体験できない体験ができる!ということで、22名の鳴高生が参加しました。
受付で配られた連携校限定グッズを手に、いざ!
<午前のプログラム>
まずは、全学部合同の「職業理解プログラム」から。
「医学部」、「薬学部」、「看護学部」、「リハビリテーション部」それぞれの仕事内容や活躍のフィールド、仕事のやりがい、苦労する点など、実際に働いてこられた講師の先生方からの生の声に医療専門職への理解が深まりました。
<お昼休憩>
海の見えるレストランでランチタイム♪
<午後のプログラム>
各学部ごとに「大学教育プログラム」で大学の授業を体験♪
薬・看護・リハビリテーション学部は「授業聴講体験(当日開講している講義の体験聴講)」、「キャンパス見学(学生や職員の方がキャンパス内を案内・学生とのフリートーク)」に参加しました。
以下の写真は薬学部の様子です。
鳴高72期生の先輩に色んな話が聞けました。
2,3月に実施される、第二弾「兵庫医科大学病院見学会」も楽しみですね♪
シン・ナル♪校長⑭ さあ、明日から夏休み!
1学期終業式での「学校長式辞」では、これまで配信してきた、「”やっちゃえ”鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」4月号~7月号を振り返りながらお話をしました。
<4月号>鳴高生として、かっこよく生きていたいじゃないか
<5月号>鳴高から社会を変える!~主体性と当事者性がカギ~
<6月号>自己調整学習のすゝめ~スタサプちゃんと活用できてる?
<7月等>意識して〇〇する!
※話の詳細は略
「在りたい自分」の実現のために、勉強?部活動?はたまた夏休みにしかできない課外活動?etc. 一度自分と向き合って、あなたがやりたいことは?と考えてみてください。
その時に、スタサプなどで配信される様々な情報をアンテナを高~くして、あなたの心にヒットするものがあったら”やっつちゃえ”鳴高!の精神でやっちゃいましょう!!とエールを送りました。
終業式終了後は、表彰伝達、スピーチコンテスト表彰、優勝者によるスピーチ、全国大会、近畿大会の壮行会(陸上部競技部、放送部、水泳部)と盛り沢山!
4月に撮影した広報用のポスター(A3)は大好評で、各中学校に配布するだけでなく、学校案内の表紙やホームページなどにも活用していますが、キャッチフレーズ「夢を、鳴らせ」を考えてくれた3年生2名と各部活動から参加してくれた34名には、校長からお礼を込めてフォトスタンドをプレゼントすることを伝えると、ホームルーム終了後に続々と校長室に受け取りに来てくれました♪
そして、この大きなポスター(A2)は、今年入学した1年生が、西宮市を中心に近隣の出身中学校へ「鳴タンふるさと大使」となって里帰り報告と共にお持ちします♪
そして、午後には「挑め!ぶかつ道!」というベイコムの番組が水泳部を取材してくださいました。
「ファンファーレと熱狂(奥慎太郎さん/こうちゃん)」というの芸人さんがスーツ姿で登場!
そして、水着に着替えて再び登場すると、お約束のボケとツッコミ!
部員と一緒に今日のメニューを泳いだり、部員と泳ぎで対決したり、なんと新キャプテンのサプライズ発表も!
水泳部のみなさんも和やかに撮影は無事終了しました♪
この様子は、ベイコム11chで2025年8月15日(金)~8月21日(木)放送されるそうです。
初回放送 金 12:00~
再放送 月~金 18:00~、23:00~
土・日 6:00~、12:00~、23:00~
※上記日程でリピート放送
視聴可能エリアは阪神間では西宮市、尼崎市、伊丹市と限られますが、アプリでも観れるのだそうです。
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シン・ナル♪校長⑬ 「継(つぐ)」
放送部が、第72回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会において、2部門で全国大会出場を決めました。
▶アナウンス部門 優秀賞 3年 高田さん
▶創作テレビドキュメント部門 「継(つぐ)」」 優秀賞 代表2年 山口さん他放送部員
放送部のみなさんからお話を聞く前に、まず「継(つぐ)」の映像を見せてもらいました。
(NHK杯全国大会が終了するまでは、公には映像作品を公開することはできませんが、鳴高生のみなさんにもどこかの機会に観てもらいたいと強く感じた力作でした。)
<創作テレビドキュメント部門 「継(つぐ)について インタビュー>
「継(つぐ)」(8分)」の映像を仕上げていく過程で、撮りためた貴重な素材を断腸の思いで切り捨てる作業を繰り返し、効果的なテロップを工夫しながら、バージョン163まで上書き編集して創り上げたのだそうです。
12月4日付け朝日新聞朝刊で掲載された記事がきっかけで、2年 山口さんが代表となり、3年 高田さん、2年 橋本さんの3名で昨年の12月から取材を開始しました。
山口さんは、戦争の話が苦手で、取材を始めた頃は、話を聞いていてつらくしんどくなったこともあったそうです。しかし、西宮市であった大空襲な空襲を経験された方々に出会い、取材を進めるうち、若い世代に戦争を残していかなければならない。お話をしてくださった皆さんの思いを止めてはいけない。お孫さんにあたる同世代の人が動いているのを知って、それぞれのやり方、新しい見方で戦争を捉え、後世に思いを継いでいかなければならないと思いが変わってきたと話してくれました。
また、橋本さんは、戦争の話を小・中学校の道徳の時間や講演会で聞いて、戦争の残酷さを知ってはいたものの、自分たちの問題として共感できなかったものが、取材を進めるうち、お話をしてくださった方々の戦争の記憶を残したいという思いを受け止め、その思いが途切れないように継げるのは私たちなのだという思いが強くなってきたと話してくれました。
そして、そんな2年生2人を見守りながら陰になり日向になり一緒に取材をしてくれたのが、3年 高田さんです。
4月からは、新入生3名も加わり、取材に同行し、編集作業にも一緒に携わって作品が完成しました。
また、作品を仕上げるにあたって、昨年度、本校卒業生の方から寄贈いただいた放送機材一式がなければ、このクオリティーの動画編集はできなかったとも話してくれました。
※放送機材一式の寄贈をいただいた件については、昨年度のブログをご覧ください。
<アナウンス部門について インタビュー>
全国大会出場を決めた3年 高田さんですが、今でも実感がないと話してくれました。
1年生のときに軽いのりで放送部に入部し、1年生はアナウンス部門しかエントリーできず、本当は朗読部門をやってみたかったのにと始めたアナウンスでしたが、「話すことが大好き」という気持ち一筋にアナウンスの技を磨いてきました。
1年生のときに7人いた部員も、1人減り、2人減り、他の3年生は引退して現在は1人になって、これでいいのか?と悩むこともあったそうですが、それでも、2年生の時に朝の放送をほぼ毎日一人で続けて力をつけ、近畿大会に出場できた経験が、今回の全国大会出場に繋がったのは間違いないでしょう。
兵庫県大会では、準決勝17位だったので追い込みは難しいなとあきらめかけていたところ、名前を呼ばれたときにはびっくりしたのだそうです。そして見事、決勝では35人中、堂々の6位に入りました。
「せっかくつかんだ全国大会の切符を無駄にしません。」と力強く語ってくれた高田さん。
全国大会のその前に、6月29日にウインク球場(姫路市)で開かれる高校野球選手権兵庫大会開会式での司会に向けて、発声を自分の「読み(アナウンス)」に生かせるよう、猛特訓の日々なのだそうです。
「継(つぐ)」の制作にあたって、取材させていただいた多くの皆さまにお力をいただき、思いを届けていただいたお陰で、放送部員が成長し、素晴らしい作品へと仕上げることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
シン・ナル♪校長⑫ 鳴高の夜明けぜよ!
新しい生徒会執行部が誕生して早1ヶ月以上がたち、、、
かねがね意気込みを聞きたいと思いながら、なかなかタイミングが合わず、その間、すでに鳴高祭、学校説明会と大きな行事をこなし、新風を吹き込んでくれている4人からやっと話を聞くことができました。
会長 山本さん
「オンライン目安箱」を設置する。記名式にすることで、自分の意見に責任をもってもらい、その鳴高生の思いを実現していく!
副会長 河原さん
行事をメインに変えたい。人から言われたことをやるのではなく、自分たちがこれをやりたいという意見を全員で話し合って実現していく!
副会長 中田さん
先生から「あれはできない、これもできない」と言われても、逆にそれをバネにして生徒主体で学校行事を盛り上げていく!
会計長 松田さん
「オンライン目安箱」で集めた意見を公開することで鳴高生の共感を得ながら、みんなを巻き込んで鳴高の未来を変えていく!
1週間後に期末考査を控えながらも、鳴尾八幡神社に七夕の”笹”を取りに行ってくれた生徒会執行部。
ヤブ蚊に刺されながら、立派な”笹”を選んで切り出して、学校まで持ち帰ってくれた”笹”と一緒に、決意を込めた鳴高ポーズ♪
ここでは書き切れないほどの4人それぞれの強い思いに校長は胸熱になりながら、”やっちゃえ”鳴高!で鳴高生を巻き込み変わっていくこれからの鳴高が楽しみです♪
シン・ナル♪校長⑪ 鳴高つながる!プロジェクト 第3弾は!?
これまで鳴尾高校では、「鳴高つながる!プロジェクト」として、第1弾 武庫川女子大学、第2弾 兵庫医科大学とつながり、連携した取組みを進めていますが、この度、第3弾として、NPO法人 なごみが主催され今年7月に開講する「Machigaku~まちがく2025~」と連携した取組みをスタートします。
「Machigaku~まちがく2025~」とは、学び会うことで「まちづくり」に繋がる、新しい学校のカタチで、一人ひとりの”知りたい・学びたい”からつながり、授業を作り・学び合う場所です♪
子どもからお年寄りまで、様々な方と世代を超えて関わりが広がる場所として、鳴高生も新たな学びや気づきが生まれるきっかけになることを期待しています。
「Machigaku~まちがく2025~」について詳細はこちらをご覧ください。
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シン・ナル♪校長⑩ 鳴高祭「常熱(じょうねつ)」
6月12日(木)、13日(金)の2日間、テーマ「常熱(じょうねつ)」のもと開催された鳴高祭!
今年の鳴高祭は生徒会執行部、生徒会事務局員、文化委員が中心となって、近年にない新しい試みが随所にある「常熱」の詰まった素晴らしい内容でした。
2日間ともにお天気にも味方され、1日目 439名、2日目 485名、のべ924名の保護者の皆さまにご観覧いただき、お子様の一生懸命な輝きを応援いただけたこと、この場を借りて感謝申し上げます。
(鳴高祭の詳細については、別にアップがありますのでそちらをご覧ください。)
次の写真は今朝の準備の様子です。
正門付近の飾り付け、顔ハメパネル、展示の案内板、全て鳴高生がやりたい!とアイデアを出し実現しました。
1,2年生の鳴高生のみなさん、鳴高祭の新たな伝統として継承していってください。
鳴高祭も無事終了して週末はゆっくり... といきたいところですが、鳴高祭の「常熱」をそのままに、明日のオープン・ハイスクール、第1回学校説明会へとぶつけていきましょう!!
シン・ナル♪校長⑨ 3Dともなるくん参上!
鳴尾高校のマスコットキャラクターといえば?
鳴高生ならすぐに答えられますね。
そう、「ともなるくん」です。
これまで2Dだった「ともなるくん」が、なんと、ハンドメイド部3年生の手により、3Dになりました。
実物を見たい人は、鳴高祭のハンドメイド部の展示ブースへ!
そして、6月14日(土)の午後に実施する第1回学校説明会にも登場するそうです。
学校説明会に申し込まれた方はお楽しみに!
「ともなるくん」について知りたい方は→こちら←をご覧ください。
ちなみに、「ともなるくん」はウミヘビです。
シン・ナル♪校長⑧ 新星現る!
先日開催された県大会(第69回兵庫県高等学校総合体育大会 第78回兵庫県高等学校陸上競技対抗選手権大会)の男子 走幅跳で、なんと2年生の河さんが7m23の記録を打ち立て、見事優勝を果たしました。
次の写真は、神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場の巨大スクーリーンに映し出された表彰台の中央に立つ河さんと鳴尾高校の校旗が風にたなびいている様子です。
近畿大会に向けて、河さんが顧問の先生方と共に校長室を訪ねてくれたので、興味津々で色々お話を聞きました。
中学校の時には走高跳で県大会5位の成績を残していましたが、高校に入って走幅跳に転向したのだそうです。
1年生の夏に出場した阪神地区ユースでは6m58の記録で3位となり、続く県ユースでは5位でしたが、その頃から手応えを感じていたと話す様子が力強い!
2年生になって、7m8,9がベストと言われる大会で、自己ベスト7m1,2の河さんが、7m23の記録を打ち立てたときには、顧問の先生も耳を疑ったのだとか。
6月13日(金)の近畿大会(令和7年度 全国高等学校総合体育大会 秩父宮賜杯、第78回全国高等学校陸上競技対抗選手権大会 近畿地区予選会)では全力を出し切って、さらなる高みを目指してください。
シン・ナル♪校長⑦ 第12回ナレッジイノベーションアワード「高校生アイデア部門」準グランプリ
令和7年3月20日(木・祝)「第12回ナレッジイノベーションアワード」にて、本校3年生の藤原さんが「高校生アイデア部門」で準グランプリを受賞し、1学期始業式で表彰状を披露したところでしたが、今回は、本校にてクリスタルの素敵な盾を授与していただきました。
「第12回ナレッジイノベーションアワード」受賞者決定 ←こちらをクリック
「第12回ナレッジイノベーションアワード」受賞作品 ←こちらをクリック
昨年度(第11回)同部門で準グランプリに輝いた藤原さん。今回(第12回)はグランプリを狙っての挑戦でした。
もしかすると、次(第13回)こそグランプリ!を狙って3年連続の応募も考えているとか。
本日は、お忙しい中、本校まで盾をお持ちいただき、ありがとうございました。
シン・ナル♪校長⑥ 教育実習スタートです!
本日、5月22日(木)から2週間(保健体育のみ3週間)の教育実習が始まりました。
公民(公共)1名、保健体育1名、理科(化学)1名、数学2名、情報1名のフレッシュな6名です。
事前に書いてくれた「教育実習に対する抱負」にも”夢”と”希望”がいっぱい書かれていましたが、各専門部の先生からのガイダンスを終えての感想を聞くと、あらためて思いが沸いてきたと口々に語ってくれました。
校長からは、失敗を恐れず、思いっきり色んなことにチャレンジしてみて!とエールを送りました。
午後から鳴高生のみなさんと初対面♪
鳴高生のみなさんも、こちらの教育実習生の先生方を見かけたら声をかけてみてくださいね。
シン・ナル♪校長⑤ 鳴高へおいでよ!
青空が広がったある日の放課後
鳴高のシンボル、樟樹(クスノキ)の木漏れ日の下でいったい何をしているのでしょう?
答えは.....またいつか。
ヒント:中学生のみなさん、あなたも鳴高生になりませんか♪
シン・ナル♪校長④ 令和7年度がスタートにあたって
さあ、今日から新年度がスタートしました!
1学期始業式、校長講話では、新2・3年生のみなさんに向けて、春休み中ずっとあたためてきた、鳴高2025アクションプラン、”やっちゃえ”鳴高!Naruko High schoor Goals(NHGs)の7つのゴールについて説明し、午後からやってくる新入生のみなさんにかっこいい鳴高の先輩の姿を見せようじゃないか!!と伝えました。
午後からは入学式、天候にも恵まれ、絶好の入学式日和でした。
280名の初々しい鳴高新入生のみなさん、ようこそ鳴高へ!
入学式後、お子様をお待ちの保護者の方に向けて、吹奏楽部とストリング部によるサプライズ演奏も♪
【令和7年度 兵庫県立鳴尾高等学校 第80回入学式校長式辞】
少しずつ暖かくなってきた春の日射しが降り注ぎ、美しく桜が咲き誇る、そんな今日の佳き日に、兵庫県立鳴尾高等学校第80回入学式が挙行できますことを大変うれしく思います。
まずは、ただいま入学を許可いたしました280名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。
そして、今日までお子様方を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様方のご入学を心からお祝い申し上げます。
さて、本校は、昭和18年、当時の鳴尾村に全国でも珍しい村立の旧制鳴尾中学校として設置され、その後、昭和25年に兵庫県に移管されて兵庫県立鳴尾高等学校となりました。平成23年には「国際文化情報学科」、平成27年には普通科に「総合人間類型」を設置し、今に至っています。
閑静な住宅地の中にあり、落ち着いた雰囲気の中、地域の皆様に育まれ、多くの鳴高生が部活動や鳴高祭などの学校行事にも熱心に取り組み、のびのびと充実した高校生活を送っています。
そんな鳴尾高校で、これから鳴高生となる新入生のみなさんに二つお願いがあります。
一つは、「鳴高の主役はあなた」であり、「在りたい自分」、「在りたい鳴尾高校」は誰かが用意してくれるものではないので、あなたが創っていって欲しいということです。
みなさんの先輩たちは、「真面目」で「素直」、「受け身」で「言われたことはきちっとできる」人が多いという印象をもっています。これまでの時代に求められてきた力であれば、申し分ありません。
しかし、これからの時代に求められるのは、「問題発見能力」があり、「的確な予測」を立てることができる、「革新性(イノベーション)」のある人材です。
それらの力を、鳴尾高校で過ごす3年間の学びをとおして、あなた自身が、困難に立ち向かい、悩んで、あがいて、もがくなかで培っていってください。
中学校までは、誰かが、あなたが気づいていないところで、あなたが困らないよう先回りをして手を貸してくれていたかもしれません。これから鳴高生になるあなたは、本校の校訓である、「自律(つまり、他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること)、「創造」(つまり、これまでになかったものを新しく創り出すこと)のもと、日々の授業はもちろん、教育活動全般において、あなた自身がしっかり考えをもち、主体的に行動していかなければなりません。
二つは、鳴高には普通科、普通科・総合人間類型、国際文化情報学科があることを活かし、それぞれの多様なカリキュラムや特色ある学びを互いにリスペクトし、刺激し合って成長していって欲しいということです。
特に、国際文化情報学科がある鳴尾高校でしかできない、グローバルな視点での学びの機会をどんどん活用してください。特に、普通科のみなさんはアンテナを伸ばし、意識して取組んでいきましょう。
また、普通科・総合人間類型で育む、「コミュニケーション力」、「リーダーシップ力」、「自ら学ぶ力」といった人間力を磨く学びを、普通科一般クラスや国際文化情報学科のみなさんも共有し、「絆」を深め、他者と協力・協働しながら「在りたい未来」を実現していける人材になってください。
今、みなさんはスタート地点に立ち、これからの「未知」なる高校生活に期待と不安がいりまじった思いでしょう。
「一歩踏み出した瞬間に未知は道となる」
「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながります。これからの高校生活、まず一歩を踏み出してみるということを覚えておいてください。本校教職員は、そうしたみなさんの学び、成長を精一杯サポートしていきます。
そして、保護者の皆様、私たち教職員一同、全力でお子様方の教育に取り組んでまいります。お子様の確かな成長に向けて、学校と家庭が互いに手を取り合い、同じ歩調で歩んでいくことが大切と考えております。どうか本校の教育活動にご理解をいただくとともに、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、ご多用の中ご臨席賜りましたご来賓の皆様に改めて感謝申し上げます。
これから新入生の皆さんが、本校で素晴らしい3年間を過ごすことができますことを心から祈念して、入学式の式辞といたします。
令和7年4月8日
兵庫県立鳴尾高等学校長 切原 賀子
シン・ナル♪校長③ 学科&類型入学前オリエンテーション
入学前オリエンテーションを国際文化情報学科、普通科総合人間類型で先行実施しました。
入学前の初登校に緊張した面持ちの新入生のみなさんでしたが、学科、類型の先輩鳴高生がやさしく笑顔で新入生のみなさんをフォローしてくれて、だんだんと打ち解けていました。
<国際文化情報学科「イングリッシュセミナー」の様子>
4チームに分かれて、先輩の鳴高生から自己紹介の後、
・春休みに準備してきた”The Peach Boy"(英語版の「桃太郎」)小道具を用いながら発表
・辞書の使い方
・本稿ALTによる英語を使った活動
と進んでいくうちに、すっかり鳴高生らしくなっていました。
<総合人間類型新入生オリエンテーション>
オリエンテーションの準備をする総合人間類型の先輩たち、力が入っています。
類型での学びや類型担当教員紹介の後、
生徒活動発表では、この春休みに福島に絵本を届けた「ももりん文庫」の発表や、
3月にナレッジイノベーションアワードで2年連続全国準優勝に輝いた作品のプレゼンテーション、
そして、場所を移動して、類型の先輩たちが新入生のために創意工夫した各種ゲームを全員で楽しむと、すっかり最初の緊張はどこへやら、大盛り上がりでした。
さて、明日は入学式です。3月入試で合格した新入生も加わり、280名の新入生がそろいます。
新入生のみなさんに出会うのを楽しみにしています♪
シン・ナル♪校長② 新入生登校日の様子
いよいよ来週となった入学式を控え、新入生(80回生)がやってきました♪
今回は保護者の方はおられないので、一人で制服受領、物品購入、諸費納入と緊張した面持ちながら、しっかりとこなしていきます。
そして、制服や教科書など購入した物品を手に体育館へ。
事前指導では、生徒会執行部の鳴高生から、鳴高の歴史と伝統についてお伝えしました。
そして、校歌練習では、大勢の軽音楽部の鳴高生がステージにあがり、まずは新入生のみなさんに校歌をお披露目♪
そして、新入生をぐるっと囲い、一緒に校歌練習♪
初めて鳴高の校歌を聴いた新入生のみなさん、4月8日の入学式から歌ってみてくださいね。
シン・ナル♪校長① 校長より新年度のごあいさつ
本日、令和7年4月1日、16名の教職員を迎え、こころ新たな新年度のスタートにあたり、本校HPの校長挨拶を更新しています。
令和7年度校長挨拶 ←こちらをクリックしてご覧ください
鳴高生の取り組みは、「シン・ナル♪校長」にリニューアルしてお届けします。
また、校長メッセージ「D.A.F.鳴高!」は「”やっちゃえ”鳴高!」にリニューアルして、鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、それぞれへ毎月1日(4月号は4/8)を目処に発行していきます。
令和7年度も、鳴高生のためになることであれば、なんでも、
すぐやる! 必ずやる! できるまでやる!をモットーに行動していきます。
鳴高の”今”に期待していただくとともに、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年4月1日 校長 切原 賀子
ナル♪校長㊳ 福島に絵本を届けよう!
令和7年3月24日(月)から26日(水)までの2泊3日の行程で、総合人間類型の1年生4名と引率の先生が「福島に絵本を届けよう!」というプロジェクトで福島県を訪問しました。
二日目、福島市役所を訪問し被災体験や復興の現状についてお話をうかがい、福島市長様へももりん文庫で集まった絵本の贈呈をさせていただきました
三日目、ふくしま中央認定こども園を訪問し、子どもたちに絵本の読み聞かせや手遊びで交流し、その後、震災遺構 仙台市立荒浜小学校に訪問してから帰着の予定でしたが、なんと福島県、宮城県では暴風が吹き荒れ、新幹線が運行中止、高速道路が通行止めになり、荒浜小学校の訪問は叶わず、飛行機も飛ばなかったため、丸1日遅れて昨日27日(木)に兵庫県へ戻ってきました。
この間、福島市の皆様には大変お世話になり、市長様から感謝状、紙芝居「ふくしまの記憶」、福島市観光PRキャラクター”ももりん”、「東日本大震災・原発事故からの福島市復興のあゆみ」の冊子を頂戴しました。
特に復興のあゆみをまとめた冊子は残部が少ない中、せっかく甲子園球場の近くから来てくれたのだからと分けていただいたと聞いています。
その模様は、地元紙で掲載していただいたのだそうです。
また、仙台駅で途方に暮れていたところをインタビューを受け、地元のテレビ局で放送されたのだとか。
頂戴した諸々は、校長室で展示・保管し、これからも鳴尾高校で共有していきます。
今回お世話になった福島市の皆様、本当にありがとうございました。
ナル♪校長㊲ 3学期終業式からの合格者説明会
3月は学力検査をはさんだこともあり、1,2年生全員が久しぶりに一同に会した今日、3学期の終業式を行いました。
終業式での「学校長式辞」では、これまで発行した「D.A.F.鳴高!~鳴高生のみなさんへ校長メッセージ~」12月号から3月号を振り返りながら、鳴尾高校の「口コミ」について考えてみました。
12月号 (鳴高生).pdf R7 1月号 (鳴高生).pdf R7 2月号 (鳴高生).pdf R7 3月号 (鳴高生).pdf
校長自身は実際に「口コミ」を見たことはありませんが、PTAの方や、先生方からお聞きすると、それはひどい内容なのだそうです。
その中でも多いのが、①「鳴尾高校は課題が多い」、②「自由がない、厳しい、堅苦しい」といったものなのだとか。
①について、「口コミ」の理由を考察してみると、
▇ 長期の休みは勉強から解放されて楽しく過ごしたいのに、課題の提出と課題考査がストレスになる。
▇ 塾の宿題もしないといけないから、キャパオーバーでアップアップする。
といった意見が大半を占めると思われます。がしかし、
▢ 学習面でスタサプの到達度テストや模試で自分の課題はちゃんと把握できている。自分にあった学習(=自己調整学習)を進めたいので、一律に出される課題は自分には必要がない。
という鳴高生もいるかもしれません。 (←であったら頼もしいとの期待も込めて)
そんな鳴高生にとって”与えられる課題”は必要ないとしても、一方で課題を必要としている鳴高生もいるわけですから、課題や課題考査を無くしてしまうというのは時期尚早でしょう。
鳴高の先生方は、親切で丁寧、先回りして課題を出し、ちゃんと課題の提出ができているか確認し、提出のない鳴高生には声をかけ、課題考査を作成して実施・採点しと手間を惜しみません。
(校長としてはもっと突き放してもよいのになと思ってしまいます。)
課題は出しても、やるかやらないか当人の自由。やらずに力がつかなければそれは自己責任。
②について「口コミ」の理由を考察してみると、
▇ 県西宮や市立西宮東は私服で自由そうでいいな。一方、鳴高は靴下の色や髪留めのシュシュ等の規制があって自由がない。
といったところでしょうか。
でも考えてみてください。文句を言うのはそこではなくて、靴下の色や髪留めのシュシュ等の規制がないと自分で判断ができない、信頼されていないことに怒るべきなのではないでしょうか?
あなたにとって、”在りたい鳴高”とは? それを実現するためには?
あなたの思いや提案を匿名の「口コミ」ではなく、生徒会執行部や意見箱に届ければいいじゃないですか?
校長室も開放しているので、いつでも鳴高生が話に来てくれるのを待っています。
さあ、明日から春休み。
今日は午後からの合格者説明会で、4月から新しく鳴高生になる280名のみなさんとその保護者の皆様が来校されます。
4月、夢や希望を胸に入学してくる新入生のみなさんが、新2,3年生の鳴高生を見てあこがれる、そんな先輩になるべく、春休みを有意義に過ごしてください。
といったことを伝えました。
<午後からの合格者説明会の様子 @本校体育館>
ナル♪校長㊱ 第77回 卒業証書授与式
多数のご来賓や保護者の皆様にお祝いしていただき、第77回 卒業証書授与式を無事に挙行することができました。
思い返すと、校長が4月に着任して以来、一番たくさん校長室を訪ねてきてくれたのは3年生(77回生)のみなさんでした。
この1年間、各部活動や鳴高祭、体育大会等々の行事をはじめ、鳴高を引っ張ってきてくれたのも3年生(77回生)でした。
その3年生(77回生)が卒業式の後、3年生の先生方にサプライズで「旅立ちの日に」を贈りたい!と企画し、ほとんどの3年生が自宅学習で学校に登校していなか連絡を取り合い、企画を進めてきました。
当日は、集まって練習することが叶わなかったにも関わらず、心ひとつに、大合唱で「旅立ちの日に」を歌い上げました。
その歌声は校舎にも響き、ふっと気づけば、窓には聞き入っている2年生の姿が♪
最後は3年生の先生方と一緒に記念撮影。これも予定外のサプライズ♪
【令和6年度 兵庫県立鳴尾高等学校 第77回卒業証書授与式式辞】(抜粋)
ただいま卒業証書を授与いたしました77回生292名の皆さん、卒業おめでとうございます。
また、今日の卒業の日まで、皆さんを支え励ましてこられたご家族の皆様も、さぞやお喜びのことと思います。
保護者の皆様には、お子様にとって大切な3年間を鳴尾高校に託していただき、これまで本校の教育活動にご支援・ご協力を賜りましたこと、心から感謝し、重ねてお祝いを申し上げます。
さて、77回生の皆さん、私が鳴尾高校に校長として着任し、初めて皆さんと出会った1学期の始業式で、RADWIMPSが歌う卒業式の定番ソング「正解 - 18FES ver.(せいかい じゅうはちふぇすばーじょん)」の歌詞の一節を紹介したことを覚えているでしょうか?
あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ だけど明日からは
この歌詞にある「あぁ」には、どんな思いが込められていると思いますか?と皆さんに問いましたね。
私は、感心して褒めたたえる感嘆の「あぁ」ではなく、残念に思い嘆いている「あぁ」なのではないか? 新学習指導要領がスタートした初年度に鳴尾高校に入学し、この3年間、「自立 創造」の理念のもと、「鳴尾力」を鍛え、新しい時代を切り拓いていくための学びを深めてきた皆さんなら、「あぁ」と嘆く必要もないですよねと伝えていました。
さて、77回生の皆さん、この3年間を振り返ってみたとき、あなたはどんな思いを「あぁ」に込めるのでしょうか?
この歌の続きは、
僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで
次の空欄に当てはまる言葉を 書き入れなさい ここでの最後の問い
「君のいない 明日からの日々を 僕は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」
制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
歌詞では「君のいない 明日からの日々を 僕は/私は きっと」のあとに回答欄が続いています。さて、あなたはどんな答えを書くのでしょうか?
77回生の皆さんが鳴尾高校で過ごしてきた3年間を振り返ったとき、毎時間の授業、鳴高祭、体育大会、修学旅行、海外研修旅行、部活動、休み時間のたわいもないおしゃべり、登下校の景色、その全てが鳴尾高校での学びであり、これから踏み出していく未来への地固めでもありましたね。
『一歩踏み出した瞬間に未知は道となる』
「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながっていきます。
加えて、創立81年の伝統ある鳴尾高校は、これまで26,564名の卒業生を輩出し、諸先輩方が各界で活躍されています。きっとあなたが進む「道」のどこかで力になっていただけるはずです。
皆さんは、「桃太郎」という寓話を知っていますね。お爺さんとお婆さんに「鬼ヶ島へ行って悪い鬼を退治してきます。」と宣言した桃太郎に、お婆さんはきび団子をつくって持たせます。鬼ヶ島へ出かける道中、その携えたきび団子を活用してイヌ、サル、キジを仲間に引き入れていき、桃太郎、イヌ、サル、キジというアベンジャーズがそれぞれの強みを活かして鬼退治をするというお話です。
本日、ここ鳴尾高校を巣立ち、これから自分の手で創りだしていく未来を「鬼ヶ島での鬼退治」に例え、私から77回生の皆さんへ「きび団子」として「アントレプレナーシップ」に含まれる3つの要素を贈ります。
一つは、課題に対して前向きに向き合う『姿勢』です。
「~だからできない」「現状はこうだから仕方ないよね」というできない理由を探すのではなく、「課題を解決するために、自分に何ができるだろうか?」と向き合い、できることに目を向けるということです。
二つは、自分のもっているリソースにとらわれない『思考』です。
自分には知識やスキル、経験が「ないからできない」とあきらめるのではなく、それなら新しい知識を学んでみよう、スキルをもつ人と組んでみよう、「こうやったらできるんじゃないか?」と様々な手段を模索してみるということです。
三つは、失敗を前提に行動し、失敗から生み出す『学び』です。
これまでの教育は、答えがある問いばかりを教わり、間違わないこと、失敗しないことが求められてきましたが、「アントレプレナーシップ」では、答えのない問いに挑戦し、失敗することこそが学びです。失敗を恐れず、いろんな方法でやってみて、うまくいかなければ、「どうしたらできるか?」、また違う方法でトライしてみるということです。
①課題に対して前向きに向き合う「姿勢」、②自分のもっているリソースにとらわれない「思考」、③失敗から生み出す「学び」、この3つのきび団子を手に、わくわくと力強く一歩を踏み出していきましょう!
THIS IS YOUR LIFE.
これは あなたの 人生です
DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN.
自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。
IF YOU DON’T LIKE SOMETHING, CHANGE IT.
何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
Good luck to you あなたに幸あれ
令和7年2月28日
兵庫県立鳴尾高等学校長 切原 賀子
県立鳴尾高等学校体育館空調設備設置工事入札について
詳細はこちらをご覧ください。
鳴尾高等学校の「スクール・ミッション」、「スクール・ポリシー」を実現するために、
Naruo High School Goals(NHGs)の7つのゴールに向かって”やっちゃえ”鳴高!
継続して実施中!
「今年度もやっていますか?」というお問い合わせをいただいています。
地域、企業(事業所)、NPO法人等々の皆さま、「鳴高生の力を貸して欲しい!」という企画がありましたら、どうぞこちらのフォームからお申し込みください。
こちら ↓↓↓ から
✅ Machigaku(まちがく2025)と連携した取組みがスタート!NEW
夏休み、鳴尾高校をキャンパスにMachigaku開催!
↓↓↓ 詳細はコチラをクリック♪
✅ 鳴高つながる !プロジェクト 2025 【部活動編】 NEW
実施要項はこちら
「申し込みフォーム」はこちら
「承諾書」はこちら
✅ 令和6年度から武庫川女子大学と鳴高との教育活動における教育連携を進めています
本校生徒・教職員が武庫川女子大学の中央図書館をはじめ大学の施設を利活用させていただくだけでなく、部活動(野球部。女子バスケ等)においての連携など、教育に係る連携をどんどん進めていきます。
野球部×武庫女の取組みが、武庫川女子大学のHPに掲載されました!
武庫川女子大学HP←その様子はこちらをクリック♪
✅ 令和7年度から兵庫医科大学と鳴高との高大連携の取り組みを進めています!
兵庫医科大学と本校との連携校ならではの様々な取り組みの一つとして、高大連携プログラム(7月)や兵庫医科大学病院の見学会(2月及び3月)など、連携校限定の高大連携行事に参加することができます。
高大連携プログラム ←その様子はこちらをクリック♪
※ポスター(A3版)を掲示いただける場所がございましたら、本校の教頭(紙谷)までご連絡ください。
美術部 78期生 田川結依さん
美術部 78期生 松本和久さん
鳴尾高校マスコットキャラクター |
※鳴高生イラスト及びマスコットキャラクターの著作権は鳴尾高校にあります。画像の無断転用等を固くお断りします。