日誌

2025年8月の記事一覧

8月20日(水)ⅢC1302 (高)地理歴史科・公民科教育講座A

   

講  義 :「問い」を中心に構成する学習の展開
       ー「問い」を生かした授業づくりの理論と方法ー
        兵庫教育大学 名誉教授  原田 智仁                    

演習・協議:探究的な授業を考える
       ー「問い」を中心に構成する授業づくりー

〇午前は、「問い」を生かした授業づくりの意義や、「問い」を構造化し探究的な学びにつなげていく方法について講義いただきました。

〇演習・協議では、「問い」を中心とした授業づくりに取り組み、生徒の深い学びにつなげていく方法を考察しました。

〇一日の研修を通して、自身が行ってきたこれまでの授業を振り返り、今後の授業実践について考えを深める機会となりました。
 

8月20日(水)ⅢD1503 発達障害の可能性のある児童生徒といじめ問題講座

 
〔研修の概要〕

  講義・演習:発達障害の可能性のある児童生徒のいじめ問題の理解と対応

         ・いじめ問題の現状への理解

         ・学齢期におけるいじめと発達障害の可能性のある児童生徒の関わり

        兵庫教育大学大学院 教授 井澤 信三

  講義・演習:いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり

         ・互いに認め支え合う集団づくりに生かせる「いじめ未然防止プログラム」の活用

  
〔受講者の感想〕

  • 午前の井澤先生の講義では、受け持つ生徒を思い浮かべ「あの生徒にはこれを活用してみよう」と考える時間を持つことができました。発達障害のある方の話を聞き、視覚支援等の大切さに改めて気付くことができました。発達障害のある子どもに寄り添って、子どもの視点で環境を見直していくことを大切にしたいです。
  • 発達障害のある児童の特性、感じ方、考え方をまずは教員が理解して、その子の思いや困り感をつかむことが大切だと思いました。普段の何気ないからかいや、不満からいじめに発展する可能性を考えて、適切な関わりができるよう学級づくりをしていく大切さを改めて感じました。
  • いじめ未然防止プログラムは、自校種のプラン以外にも実際に使えそうなものが多くありました。今回学んだいじめ未然防止プログラムを子どもの実態に合わせながらアレンジし、積極的に活用していきたいと思います。特に特別活動と関連付けた授業実践を行ってみたいと思いました。

 

8月7日(木)ⅢC1314 (高)情報科教育講座B

演   習  データベースの活用
        ・データベースの基本
        ・データベースを活用した問題解決の方法

演   習  プログラミングによる機械学習

〇午前は、データベースの活用について、Google Colabのアプリケーションを使い、ブラウザから直接Pythonを記述する演習を行いました。

〇午後は、プログラミングによる機械学習について、午前の演習を踏まえ、Google Colabでブラウザから直接Pythonを記述し、プログラムを実行する発展的な内容の演習を行いました。

〇一日の演習を通じて、Google Colabを校内の業務にどのように生かすことができるかについて考えることができました。

8月7日(木)ⅢC1301(高)国語科教育講座

  

講     義:高等学校国語科における探究的な学び

         ー自分の考えを広げたり深めたりする授業の在り方ー

       安田女子大学 教授 大滝 一登

演習・協議:探究的な学びの実現をめざした授業づくり 
            ・言語活動の充実

〇講義では、高等学校の国語科の授業において求められている授業の在り方について、探究的な学びの視点からお話をいただきました。

〇演習・協議では、受講者が選択した題材について、探究的な視点から考察し、全体で共有を行いました。

〇高等学校の国語科の授業において探究的な学びを取り入れることの大切さと、その実践について理解を深めることができました。

8月12日(火) ⅢG1210  ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり講座a

        

【研修の概要】

講 義   ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり

      ・全ての児童生徒等が理解しやすい指導方法       

       桃山学院大学 教授     松久 眞実

演習協議  一人一人の教育的ニーズを踏まえた授業づくり

      ・各教科等の学びの過程において考えられる困難さへの対応

        桃山学院大学 教授  松久 眞実

        県立総合教育センター指導主事

講 義   ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり

      ・学習指導要領に例示された障害のある児童生徒等への配慮についての事項

       を参考にした授業

        桃山学院大学 教授  松久 眞実 

 

【受講者の感想】

・準備に時間をかけなくても、発話の工夫や問いかけの工夫などによっても、より多くの児童生徒が理解しやすい環境づくりになっていることを知ることができました。

・授業の導入の入り方、刺激を減らす、静寂の時間を作るなど、クラス全体への支援をまずは充実させることがユニバーサルデザインの授業づくりの一歩であることが改めて理解できました。

・合理的配慮の提供は、障害等で支援の必要な児童だけでなく、全ての子どもたちにとって有用な考え方であるということを改めて確認することができました。

・簡単に取り入れられるものもたくさんあったので、少しずつ試しながら自分の技量を磨いていきたいと思いました。

・講演で、配慮を要する児童にとって、どういう事が良くなくてどういう事が効果があるのかを理由までお話いただいて、とてもイメージしやすく学びに繋がりました。