ブログ

研修の様子

11月10日(金)ⅢC1329 (高)情報科教育講座B

〔研修の概要〕

講義・演習
 情報通信ネットワークの仕組みと情報セキュリティ
  ・ネットワーク構築(メールサーバ)
  ・パケット通信の流れ(演習では「パケットトレーサー」を使用)
  ・通信の暗号化(暗号化の仕組み、無線LANの暗号化技術)
講義・演習 
 情報デザイン
  ・情報をデザインすることの意味
  ・デザインの一連の流れ(プロトタイプの作成)

 

  

 

〔受講者の感想〕
・普段の授業では、用語の説明や概念の説明を教科書や動画を見ながら説明をしています。説明だけでは生徒がイメージできず理解が難しいとは感じていましたが、どのように実習を取り入れるべきかと悩んでいた状況です。比較的短時間で効果的に実習ができる内容を知ることができ、今後の授業で取り入れたいと考えました。

11月1日(水)ⅢC1240 (高)実習教員のための観察・実験講座

〔研修の概要〕

講  義 観察・実験、実習に関する基本的な知識について
演  習 観察・実験、実習を効果的に行う工夫について

   

 〔受講者の感想〕

  • 観察・実験におけるクラウド活用について理解することができました。 ICT活用に対して苦手意識がありますが、これから積極的に活用していきたいと思いました。
  • 普段はICTを使う機会があまりありませんでした。本日はタブレットを利用した「協働的な学び」を通じて課題解決を行い、ICT活用の学びを深めることができました。
  • 先生方との情報交換を通じて、実験器具の洗浄方法や自作されている器具などを学びました。今後、他校で実施されている様々な工夫を取り入れていきたいと思いました。

11月1日(水)ⅢB1202 教育経営講座B

〔研修の概要〕

講   義 経営の魅力について

       -企業経営に学ぶ-

         株式会社姫路ヴィクトリーナ 前代表取締役球団社長 橋本 明

演習・協議 魅力ある学校づくり

  

[受講者の感想]

・企業経営の観点からお話いただいた「地域との関わり」が、大変参考になりました。地域に根ざし、ファンを増やさなければならないという点では企業経営と学校経営は同じだと感じました。

・講義の中で、「会社の方針は社員全員で共有している」という話がありました。どのような学校にしていきたいのかというビジョンを多くの職員で共有することが、魅力ある学校づくりの第一歩だと感じました。

・教員の専門性を高めることも大切ですが、民間企業など様々な職業の方の話を聞くことも重要だと感じました。今後も、様々な職業の方の話を聞く機会を積極的に持つようにしたいです。

 

10月5日(木)ⅢC1112 (小中)図画工作科・美術科授業実践講座

[研修の概要]

講義 「造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり」

                県立教育研修所 指導主事 三上 惇

発表 「対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業実践」

                三田市立三田小学校 教諭 西田 牧子

演習 「造形的な見方・考え方を深める表現と鑑賞を関連付けた授業づくり・

    一人一人が豊かに感じたり、表現したりする学習活動の工夫」

                県立教育研修所 指導主事 三上 惇

      

[受講者の感想]

・授業づくりにおいては鑑賞も含めて考えることにより、その学習でのめあてや評価規準など教員自身が確認しながら明確に意図を持って取り組むことができると感じました。子ども達の活動一つ一つにこれまで以上に意味をもたせ、意図をもって授業をしていきたいと思います。

・「感じる」「主題を表す」「構想をする」「創造的に表す」といった一連の過程を活用した授業づくりを、これからはしっかり意識して取り組みたいと思います。そのために、それぞれの過程において、表現・鑑賞における子どもの活動する姿を思い浮かべながら、想定されるつまずきと、それを解決する手立てを考えることが授業づくりにおいて非常に大切であることを理解しました。図工が苦手で、作品づくりの構想がなかなか浮かばない児童への教員の適切な助言や、多彩な選択肢の提示を行うために、今回の研修で学んだことを生かして、楽しい図工の時間となる実践へとつなげたいと思いました。

・西田先生のお話から、これまで以上に造形遊びの大切さを感じています。ただ遊んでいるように見えていた子どもたちの姿こそが学びの姿であり、評価するべき点であるということがよく分かりました。また、教科書に載っているような費用のかかることをしなくても身近なもので造形遊びができると気付くことができました。様々な機会によって、子ども達にたくさんの経験をさせてあげたいと思います。

 

10月24日(火) ⅢG2107 ポジティブな行動支援講座講座

[研修の概要]

講義    障害のある幼児児童生徒だけでなく、すべての子どもに対して行

                     うポジティブな指導・支援①

                      近畿大学准教授 大対 香奈子

講義・演習 障害のある幼児児童生徒だけでなく、すべての子どもに対して行 

                      うポジティブな指導・支援②

                      近畿大学准教授 大対 香奈子

演習・協議 ポジティブな指導・支援の実践について

                                                              

[受講者の感想]

・「個人攻撃の罠」に陥らず、すぐにでも自分が取り組むことのできる行動が

     あると痛感しました。

・  注意や叱責が増えていることがよい指導ではないと感じていたので、講義

     を通して新たな学びがたくさんありました。

・  PBSの「誰も責めない」という考え方がとてもすてきだと思いました。

・  不適切な行動を減らすのではなく、適切な行動を増やすことで、子どもが

      変わることを学びました。