日誌

研修の様子

11月15日(金) ⅢG1401 障害のある子どもと歩む保護者理解講座 -保護者の視点から考える教職員の役割-

   

 

〔研修の概要〕

講   義 共生社会の実現に向けた保護者の願いと教職員に期待すること
       ・障害のある子どもの誕生から現在、未来への保護者の思い
       ・保護者の思いに寄り添うために
       ・学校や地域、社会とのよりよい関わりに向けた学校・教職員の役割
演習・協議 面談等を通じた保護者理解の実際
講   師 兵庫県手をつなぐ育成会 副理事長 下村 直美

〔受講者の感想〕

  ・保護者が子どもの障害を受容するまでには、思っていた以上に困難さや葛藤がある

     ことを知りました。

  ・下村さんのお話を聞いて保護者に寄り添えるような教師でありたいと思いました。

  ・障害のあるお子さんをもつ保護者の生の声を聴くことができ、とても貴重な機会が

   得られました。

11月25日(月)令和6年度(小)外国語授業実践講座 (中)英語科授業実践講座

(研修の概要)

演習(小学校)                                                                                                         

言語活動の充実に向けた授業づくり                                                                              
 ・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定                                                             

 

 

 

 

 

 

演習(中学校)

言語活動の充実に向けた授業づくり

    ・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定

 

 

 

 

 

 

発表(小中共通)

(小学校)                                                                                                                              

児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践 

 

 

 

 

 

 

(中学校)

生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践

 

 

 

 

 

 

講義(小中共通)

コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
 ・指導と評価の一体化に向けた授業づくり
 ・小中の学びのつながりを意識した指導の工夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者の感想(小学校)

・児童のモチベーションを高めるためには、単元の最後の言語活動において目的や場面、状況を設定した魅力的な活動にすることがいかに大切か改めて学ぶことができました。今日学んだことを明日からの授業で生かしたいと思います。

・生成AIやデジタル教科書を用いた授業の在り方や、子ども達の学びの見取り方や評価方法について具体的に教えていただいたので、これからの授業で取り入れていきたいです。

 

受講者の感想(中学校)

・これまでの自身の授業を振り返ると、型にはまった授業が多かったので、これからはアンテナを高く張り、常に振り返りと更新をすることで生徒の興味関心を高められる授業をしたいと思いました。また、個別最適な授業や生成AIを用いた授業にはまだ挑戦したことがないので、実践している先生から学び、少しずつ取り入れたいと思いました。

 

 

11月21日(木)ⅢC1102・ⅢC1107(小中)社会科授業実践講座

【講義】
社会的事象を多面的・多角的に考察する力の育成に向けた指導と評価の充実
 兵庫教育大学  副学長  吉水 裕也

 

【発表】(小)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」の授業づくり-
 丹波篠山市立篠山小学校  主幹教諭  小田 浩平

 

【発表】(中)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多面的・多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「地理的分野」の授業づくり-
 三田市立ゆりのき台中学校  教頭  王子 明紀

 

 

【演習】(小)
社会的な見方・考え方を働かせ、学習の問題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

 

【演習】(中)

社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

【受講者の感想】

(小)午前中の講義で出てきたコマンドワードについての話がとても印象に残りました。小学校の授業中の発問や評価のテストでも、細かい言葉の違いによって児童の動きや身に付けられる力が大きく変わってくるのだと思いました。一つ一つ、児童に向けて発する言葉の選び方にこだわりながら、関わっていくことが大切だと感じました。

(中)吉水先生の講義にあったPBL型の授業を以前にも学ぶ機会があり、一度実践してみようと思い教材研究を行いました。「投資で利益を出してみよう」というめあてで取り組み、利益を出すためにはどのような知識が必要なのか考えさせて、学習を進めました。生徒の授業への関心が高まったように思いました。CPD、CPL(学び続ける教師、探究し続ける教師)といった、教師も学び続ける姿勢が大切だと強く感じました。
午後からの小田先生と王子先生の発表は、実践に基づく内容で非常に分かりやすかったです。特に資料の比較の仕方などが具体的だったので良かったです。演習も、同じ単元を様々な先生と考えることができて新鮮でした。

会議・研修 11月20日(水) ⅢF1301 情報モラル教育講座

〔研修の概要〕
講   義 情報社会に主体的に参画する態度を育む指導
       ・情報モラル教育に関する現状と課題

演   習 「ひょうごGIGAワークブック」を活用した授業づくり

演習・協議 各学校における情報モラル教育年間指導計画(案)の作成

 

 

 

〔受講者の感想〕

・カードを用いた教材で、お互いに認識のズレがあることを知る内容のものは、児童は自分ごととして取り組めそうだと思ったため、自校で活用したい。

・大人同士でこれだけ感覚の違いがあれば、生徒は想像以上に感覚の違いがあると再認識することができました。生徒が自分事として捉えられるような情報モラル教育が足りていないと感じました。

・情報モラルは一朝一夕に身につくものではないので、日頃の授業やLHR、総合的な探究の時間等を活用して、生徒に身につけさせたいと思った。ひょうごGIGAワークブックは50分の1コマ丸々使う内容以外にも15分で扱える内容もたくさんあるので、本校でも活用しやすいと思った。早速、明日からでも活用してみたいと思った。また、最後に考えた年間指導計画をもとに次年度から実施できそうなものは実施していきたい。

・小・中・高12年間の連携を考えながら、今後の情報モラルについてより一層研究しないといけないなと感じた。子どもたちのためにSNSをより便利に活用していけるように、勤務校に戻って職員に本日学んだことを情報共有していきたい。

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座を実施しました。  
   

  
〔研修の概要〕

  講   義:児童虐待の問題と子どもの心理   
          神戸親和大学 教授 大島 剛
  講義・演習:学校における児童虐待問題への対応   
          太子町教育委員会 スクールソーシャルワーカー 三浦 知子

  
〔受講者の感想〕

  • 児童生徒の様子を常日頃から観察し、身体的な怪我だけでなく、行動面で気になることがあれば、組織としてすぐに対応しなければならないということが分かりました。保護者と今後どうなるだろうか、児童生徒はどうなってしまうのだろうかと悩んでしまい、目先の課題に着手せず後回しになって不幸な結果を生むくらいならば、悩んだ時点ですぐに通告し、連携しないといけないということが分かりました。
  • 虐待対応は繊細で、一人では対応は困難であること、行政や福祉などの専門的な知見や対応が必要であることから、様々な関係機関との連携が重要だということを改めて実感しました。
  • 虐待というと、身体的虐待をイメージしやすいですが、心理的虐待が思ったより広範囲であり、きょうだい間の極端な差別や言葉の脅しもそれに当たると知りました。心が追い込まれた状況で、将来が見えずに今のことだけを考えてしまう子どもに対して、教員として何ができるのかを改めて考えました。