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研修の様子

10月10日(金) ⅢG1206 行動上の問題への対応講座 -応用行動分析学に基づいた指導・支援-

 

【研修の概要】

講  義   行動面、対人関係への指導・支援

        ・記録に基づく分析(ABC分析)と行動の理由の推定(機能的アセスメント)

        ・推定した行動の理由に基づく指導・支援

         高知大学  講師 宮田 賢吾

演習・協議  応用行動分析を用いた行動上の問題への対応

         県立総合教育センター特別支援教育研修課 指導主事

 

【受講者の感想】

・応用行動分析学の、行動の機能を理解することの重要性を学び、事例をもとに行動記録をつける演習を行ったことで、記録の取り方や分析の視点を実践的に身に付けることができ、今後の支援に生かせると感じました。

・子どもたちの問題行動には、環境も関係していることを知り、様々な視点から子どもたちをみていかないといけないと改めて感じました。

・とてもわかりやすい講義で、子どもの問題行動を減らすよりも適切な行動を高めていくという考え方がとても良いと思いました。

・日頃から悩んでいた行動上の問題に対して、学年団での話し合いで解決できなかった点も、他校の先生方と協議することで、別の切り口が発見できました。どのような時も、様々な方に相談し、自分自身でも記録を取ったり、機能に応じた支援を考えたりしながら、来週から実践していきたいと思います。

10月9日ⅢC1112(小中)図画工作科・美術科授業実践講座


 

 

 

 

 

 

【研修の概要】

 講 義  造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり

       鳴門教育大学大学院 教授 山田 芳明

 発 表  対象や事象に働きかけ、児童生徒に自ら主題を生み出す授業実践

       兵庫教育大学附属小学校 教諭 古家 美和

       朝来市立梁瀬中学校   教諭 嶋田 豪

 演 習  造形的な見方・考え方を深める表現と鑑賞を関連付けた授業づくり

       (小)児童が自ら材料や場所に働きかける造形遊び

       (中)感じ取ったことや考えたこと等を基に表現する活動

 

【受講者の感想】

・「つくり つくりかえ つくる」というフレーズが印象的でした。今まで、私自身が考える「よい作品」を子どもたちに求めてしまっていたように思います。作品づくりの途中に、相互評価の時間を取ることを心がけ、子ども一人ひとりが、自分なりに「満足できる作品になった」と思える時間になるよう授業づくりに力を入れたいと思いました。

・授業の導入において、児童の「やってみたい」という意識や姿勢をどれだけ引き出せるかが大切だと改めて気付かされました。教員が望む作品を作らせるのではなく、子ども達が作りたいものを思いのまま表現させることができる活動時間が望ましいことも分かりました。子ども自身の感覚や能力を大切にし、それを引き出す声かけを実践したいです。

・絵画コンクールに向けての作品作りや、卒業制作に追われて、造形遊びに取り組む時間があまりないと考えていましたが、造形遊びで得られる力こそ、今子ども達に必要な力なのではないかと感じました。友達と協力したり、様々なことを試してみたり、工夫したり、達成感を味わったりすることができると考えました。

 

10月9日(木) ⅢG1209 特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導講座 -豊かな創造活動を実現する授業づくり-

 

【研修の概要】

講  義  特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導

       神戸芸術工科大学 特任教授  大槻 和浩

演  習  図画工作・美術ワークショップ

       神戸芸術工科大学 特任教授  大槻 和浩

協  議  特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり

       -全ての子どもが参加できる図画工作・美術の授業づくり-

       神戸芸術工科大学 特任教授  大槻 和浩

       県立総合教育センター特別支援教育研修課 指導主事

 

【受講者の感想】

・「もっと楽しく、もっとのびのびしたらいいんだよ」「失敗したらやり直せばいい」「やっていったら作品になった、それもいい」という大槻先生の言葉が印象的で、気持ちが軽くなったように感じました。

・今まで、技法やクオリティ、完成度をどうしても気にしてしまっていたが、これからは、子どもたちの個性を奪わないように声かけを減らしたり、形にこだわりすぎないように心がけたいです。

・ワークショップでは、枠にはまった作品ではなく自分が感じたことをそのまま表現できることの楽しさを久しぶりに体感することができました。指示通りに作ることは作業であり表現ではないなと改めて感じました。

・たくさんのアイデアと材料から、様々な作品が生まれ、その自由な発想を認め合うことで、より豊かな感性が育まれることを学びました。自分の発想にはなかった創造力を、子どもたちから学ぶ姿勢で指導に取り組んでいきたいです。

 

              

 

10月3日(金)ⅢC1307(高)英語科教育講座

講  義 :外国語によるコミュニケーションを図る資質・能力の育成
       -統合的な言語活動を通して-
        関西大学 副学長 竹内 理                    

演習・協議:情報や考えなどを適切に表現するための統合的な言語活動の充実


〇講義では、テストから見る授業改善をキーワードに、これからの評価の方向性を踏まえながら、テストの妥当性や信頼性、「テストの持つメッセージ性」について御教示いただきました。

〇演習・協議では、統合的な言語活動を実現するために、指導のバリエーションを学んだ後、インプットの「質」を高める効果的な方法をテーマに模擬授業を行いました。

〇研修を通じて、アウトプットのためのインプット活動をより意識することができ、今後の授業実践について考えを深める機会となりました。

会議・研修 ⅢF1402  先端技術体験講座-3Dプリンタ・ドローン・VRゴーグル-

  

【研修の概要】

講   義  授業における先端技術の活用

演   習  先端技術の実機体験

       ・3Dプリンタ

       ・ドローン

       ・VRゴーグル

演習・協議  授業等における先端技術の活用

【受講者の感想】

  • 今回の研修ではじめて3Dプリンタ、ドローン、VRゴーグルを使用したが、まだまだ身近ではない先端技術を体験することができてよかった。今後様々な技術が学校現場に導入されると思うので、抵抗感なく自分の業務や授業に取り入れていきたいと思う。
  • 最先端技術と聞いただけでわくわくしました。中学校でも学びに取り入れることで、生徒への興味、関心を深めることができると感じた。これらの学びに取り入れることで、主体的に学習する力を伸ばし、更なる科学技術の発展につながると感じた。
  • これから、未来が進むにつれて、3Dプリンタ、ドローン、VRゴーグルが使われてくる社会のなかに子どもは生きていく。小学校段階では、それらがどのように使われるか、そのことによって未来はどのように進んでいくかといった基礎・基本を伝えたい。

 

情報教育研修課公式note|先端技術体験講座