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研修の様子

11月25日(月)令和6年度(小)外国語授業実践講座 (中)英語科授業実践講座

(研修の概要)

演習(小学校)                                                                                                         

言語活動の充実に向けた授業づくり                                                                              
 ・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定                                                             

 

 

 

 

 

 

演習(中学校)

言語活動の充実に向けた授業づくり

    ・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定

 

 

 

 

 

 

発表(小中共通)

(小学校)                                                                                                                              

児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践 

 

 

 

 

 

 

(中学校)

生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践

 

 

 

 

 

 

講義(小中共通)

コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
 ・指導と評価の一体化に向けた授業づくり
 ・小中の学びのつながりを意識した指導の工夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者の感想(小学校)

・児童のモチベーションを高めるためには、単元の最後の言語活動において目的や場面、状況を設定した魅力的な活動にすることがいかに大切か改めて学ぶことができました。今日学んだことを明日からの授業で生かしたいと思います。

・生成AIやデジタル教科書を用いた授業の在り方や、子ども達の学びの見取り方や評価方法について具体的に教えていただいたので、これからの授業で取り入れていきたいです。

 

受講者の感想(中学校)

・これまでの自身の授業を振り返ると、型にはまった授業が多かったので、これからはアンテナを高く張り、常に振り返りと更新をすることで生徒の興味関心を高められる授業をしたいと思いました。また、個別最適な授業や生成AIを用いた授業にはまだ挑戦したことがないので、実践している先生から学び、少しずつ取り入れたいと思いました。

 

 

11月21日(木)ⅢC1102・ⅢC1107(小中)社会科授業実践講座

【講義】
社会的事象を多面的・多角的に考察する力の育成に向けた指導と評価の充実
 兵庫教育大学  副学長  吉水 裕也

 

【発表】(小)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「現代社会の仕組みや働きと人々の生活」の授業づくり-
 丹波篠山市立篠山小学校  主幹教諭  小田 浩平

 

【発表】(中)
社会的事象の特色や相互の関連、意味を多面的・多角的に考える力の育成をめざした授業実践
-「地理的分野」の授業づくり-
 三田市立ゆりのき台中学校  教頭  王子 明紀

 

 

【演習】(小)
社会的な見方・考え方を働かせ、学習の問題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

 

【演習】(中)

社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業づくり
・情報を比較・関連付け、分類・整理し、考えを深める指導方法の工夫

 

【受講者の感想】

(小)午前中の講義で出てきたコマンドワードについての話がとても印象に残りました。小学校の授業中の発問や評価のテストでも、細かい言葉の違いによって児童の動きや身に付けられる力が大きく変わってくるのだと思いました。一つ一つ、児童に向けて発する言葉の選び方にこだわりながら、関わっていくことが大切だと感じました。

(中)吉水先生の講義にあったPBL型の授業を以前にも学ぶ機会があり、一度実践してみようと思い教材研究を行いました。「投資で利益を出してみよう」というめあてで取り組み、利益を出すためにはどのような知識が必要なのか考えさせて、学習を進めました。生徒の授業への関心が高まったように思いました。CPD、CPL(学び続ける教師、探究し続ける教師)といった、教師も学び続ける姿勢が大切だと強く感じました。
午後からの小田先生と王子先生の発表は、実践に基づく内容で非常に分かりやすかったです。特に資料の比較の仕方などが具体的だったので良かったです。演習も、同じ単元を様々な先生と考えることができて新鮮でした。

会議・研修 11月20日(水) ⅢF1301 情報モラル教育講座

〔研修の概要〕
講   義 情報社会に主体的に参画する態度を育む指導
       ・情報モラル教育に関する現状と課題

演   習 「ひょうごGIGAワークブック」を活用した授業づくり

演習・協議 各学校における情報モラル教育年間指導計画(案)の作成

 

 

 

〔受講者の感想〕

・カードを用いた教材で、お互いに認識のズレがあることを知る内容のものは、児童は自分ごととして取り組めそうだと思ったため、自校で活用したい。

・大人同士でこれだけ感覚の違いがあれば、生徒は想像以上に感覚の違いがあると再認識することができました。生徒が自分事として捉えられるような情報モラル教育が足りていないと感じました。

・情報モラルは一朝一夕に身につくものではないので、日頃の授業やLHR、総合的な探究の時間等を活用して、生徒に身につけさせたいと思った。ひょうごGIGAワークブックは50分の1コマ丸々使う内容以外にも15分で扱える内容もたくさんあるので、本校でも活用しやすいと思った。早速、明日からでも活用してみたいと思った。また、最後に考えた年間指導計画をもとに次年度から実施できそうなものは実施していきたい。

・小・中・高12年間の連携を考えながら、今後の情報モラルについてより一層研究しないといけないなと感じた。子どもたちのためにSNSをより便利に活用していけるように、勤務校に戻って職員に本日学んだことを情報共有していきたい。

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座を実施しました。  
   

  
〔研修の概要〕

  講   義:児童虐待の問題と子どもの心理   
          神戸親和大学 教授 大島 剛
  講義・演習:学校における児童虐待問題への対応   
          太子町教育委員会 スクールソーシャルワーカー 三浦 知子

  
〔受講者の感想〕

  • 児童生徒の様子を常日頃から観察し、身体的な怪我だけでなく、行動面で気になることがあれば、組織としてすぐに対応しなければならないということが分かりました。保護者と今後どうなるだろうか、児童生徒はどうなってしまうのだろうかと悩んでしまい、目先の課題に着手せず後回しになって不幸な結果を生むくらいならば、悩んだ時点ですぐに通告し、連携しないといけないということが分かりました。
  • 虐待対応は繊細で、一人では対応は困難であること、行政や福祉などの専門的な知見や対応が必要であることから、様々な関係機関との連携が重要だということを改めて実感しました。
  • 虐待というと、身体的虐待をイメージしやすいですが、心理的虐待が思ったより広範囲であり、きょうだい間の極端な差別や言葉の脅しもそれに当たると知りました。心が追い込まれた状況で、将来が見えずに今のことだけを考えてしまう子どもに対して、教員として何ができるのかを改めて考えました。

 

11月14日(木) ⅢC1104(小)理科授業実践講座 ⅢC1109(中)理科授業実践講座

〔研修の概要〕

【講義】「主体的に探究する学習活動の工夫 ‒科学的に探究する力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方‒」

     兵庫教育大学大学院 山本 智一 教授

【演習】 

 (小)理科の見方・考え方を働かせ、問題を科学的に解決する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に問題解決に取り組むための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、問題解決の過程を振り返る学習の手立て

 (中)理科の見方・考え方を働かせ、科学的に探究する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に探究するための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、探究の過程を振り返る学習の手立て

 

〔受講者の感想〕

・理科の場合は他教科と違い、めあてという形で教員から子ども達に提示するのではく、子どもの気付きや疑問から学習問題を設定することが大切さだということを学びました。私の場合は学習問題を提示する授業になっていました。授業時間がなかなか十分に確保できないという現状がありますが、少しでも今日学んだことを取り入れていきたいです。

・アーギュメント(主張、データ、論拠、限定、例外の条件や反駁といった、論証を構成するための一連の言葉の構成要素からなる形式)のお話を聞いて、他者に自分の主張を伝えるためには、根拠を示さなければならないということを学びました。その力は、まさに今の子ども達に付けたい力だと感じました。理科に限らず、他教科においても大切だと思ったので、生かしていきたいと感じました。

・模擬授業を通して、班で話し合い、どのようにして子ども達の気付きや疑問から問題を設定していくかについて考えたことがとても面白く楽しかったです。今まで「正しいことを伝えなければ」という意識が強くありましたが、自然の事象から子ども達が様々なことを感じられるような授業にしていきたいと考えるようになりました。

11月14日(木) ⅢF1308 Office365実践講座bー児童生徒の学びを深めるためのOffice365(クラウドサービス)の活用ー

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

  • 今、実際に行っている授業は単線型の授業だと改めて認識することができました。複線型の授業をもっと取り入れていくために、Office365をはじめ、生徒にも使いやすいクラウドサービスの活用を進めていきたいと思います。他校種の先生方の実践を教えていただくこともできて、上手なデジタルの使い方をこれからさらに探っていきたいと思います。
  • クラウドを使うことで、全体への共有など使えるところが多いと感じたが、すべての場面で使用するには難しいと感じる。効果的な場面はどういったところなのかを常に意識して活用していきたい。場を用意するだけでなく、まとめ方の工夫やポイントについての指導は、私自身が身に付けないといけないと感じた。
  • 教えていただいた「複線型」学習へのイメージがまったくもてておらず、市をあげてその姿に近づくよう研修を進めているが、なかなかその到達点までの道筋が自分の中におちていないと感じている。協働的でありながら、個別最適な学びを保障するための授業スタイルを自分の中におとせるよう研鑽していきたい。

10月24日(木)、11月12日(火)ⅢC1111(小中)音楽科授業実践講座

 〔研修の概要〕

  講義 生活や社会の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力の育成をめざして

     ー音楽的な見方・考え方を働かせる授業づくりー

       大阪教育大学 准教授 兼平 佳枝
  演習 知覚したことと感受したこととを支えとして、表したい音楽について考えるための指導の工夫

〔受講者の感想〕

○ 講義を受講して、「音楽を形づくった要素」を焦点化し、各クラスの実態に合わせた授業デザインを構想することの大切さに改めて気付きました。それにより「子どもの意見を表現に生かす」ことに繋がってくることが分かりました。

○ 学習指導要領の目標を意識した授業デザインの在り方について、具体的な実践と関連付けて学ぶことができました。経験、分析、再経験、評価という学習過程は、音楽だけではなく他の教科でも生かせる考え方であると思いました。座学だけではなく周りの人との交流を通した経験が、子ども達のイメージを豊かにし、記憶に強く残っていくことを感じました。音楽科の授業では、楽器を使った演奏や、歌唱でのによる音楽活動の中で、たっぷりと音や音楽と関わる経験を充実させながら、授業を展開することの重要性に気付くことができました。

○ 演習では、音楽的な見方・考え方を働かせるために「知覚」「感受」及び「共通事項」を意識した授業を展開することの大切さや、小学校と中学校で学びの連続性をもたせていくことの必要性に気付くことができました。

 

11月11日(月)ⅢD1505 不登校への対応講座B

11月11日(月) ⅢD1505 不登校への対応講座Bを実施しました。

    

〔研修の概要〕

  講義・演習 不登校から見える学校の現状と課題
       ・不登校児童生徒と保護者に対する理解と支援
       ・不登校児童生徒への教育相談の立場からの関わり

           神戸親和大学 教授 松本 剛


  講義・演習 不登校状態にある児童生徒や保護者に寄り添った支援
       ・教育相談の視点を生かした不登校児童生徒や保護者との関わ
       ・不登校対応のための校内ケース会議の在り方

           神戸親和大学 教授 松本 剛

 

〔受講者の感想〕 

○ 児童生徒の不登校の理由と教員や保護者の思う不登校の理由にはズレがありました。憶測ではなく、話をしっかりとする必要を感じました。共感が大事であることが分かり、その姿勢を身に付けたいと思いました。

○ PCAGIP法を用いた模擬ケース会議に取り組んで、現任校でもケース会議や事後研修等で行ってみたいと思いました。PCAGIP法はこれからどうすればいいか、前向きに考えることができ、新しい関わりや展開が生まれるかもしれないと思いました。

11月7日(木)ⅢC1216 (高)情報科教育講座D

〔研修の概要〕

演   習 プログラミングで行うデータの整形
       ・Python等で分析に必要なデータの整形
演   習 問題解決のためのプログラミング
       ・回帰分析
       ・データの分類 等

  

 

〔受講者の感想〕
・回帰分析等をGoogle Colabratoryを利用して行ったことはなかったので、今後活用できればと思いました。
・プログラミング・データの活用が情報Ⅰに組み込まれて、授業の進め方を試行錯誤していく中で、2つの単元を関連付けて進めていくことが合理的と改めて実感しました。自身の実践では分けて授業を進めていたが、今後は横断的に行うことを検討します。

10月31日(木)ⅢC1222 (高)商業科教育講座B

〔研修の概要〕
公 開 授 業 ビジネス探究科における課題研究

演習・協議 課題研究や総合的な探究の時間の充実をめざして
       ・各校における取組に学ぶ
      各校における課題研究や総合的な探究の時間の充実に向けて

 〔受講者の感想〕
・生徒が主体的に取り組んでいるところが大変素晴らしいと感じました。地域   
 の企業と連携した取組などを今後取り入れていきたいです。
・課題研究の取組について、1・2年次の授業の上に研究が成り立っていると
 感じたので、全体を考えた計画を立てていきたいです。
・探究を進める上で教員のファシリテーターとしての役割が多くなるので、フ  
 ァシリテーション技術も学んでいきたいと思います。

10月28日(月) ⅢE1101(小中)キャリア教育推進講座

〔研修の概要〕

講   義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて
       -学びをつなぐキャリア教育の意義-

 文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
 東北福祉大学 教授   長田 徹

演習・協議 特別活動を要としたキャリア教育
       ・特別活動を要としたカリキュラム
       ・兵庫版「キャリア・パスポート」を活用した学びの接続

〔受講者の感想〕

・キャリア教育の在り方について考えることで、自分自身の子ども達を見つめる目や言葉掛けが変わってくると感じました。また、子ども達に成長を感じさせる場面をつくり出せるようになりたいと思いました。

・「キャリア・パスポート」は今まで生徒に書かせるだけで、うまく利用できていませんでしたが、生徒が自分自身で成長を実感する機会のためには必要だと感じました。活用の実践例を参考に実践してみたいと思いました。

・様々な課題を抱える生徒たちが自分の良さを知り、自信をもって卒業していくために必要なことは、学力を高めるだけではないことを再認識しました。今日の研修を通して、生徒自身に自分の成長を実感させることの大切さを感じたため、キャリア教育の視点をもって日々の教育実践に取り組みたいと思います。

10月30日(水)ⅢF1302 教員のためのICT基礎講座

    

〔研修の概要〕

講義・演習 ICT機器(実物投影機・大型提示装置等)の特性
       ・一斉学習における教材の提示
       
演   習 学習効果を高めるための教員によるICTの活用
       ・教材の作成と活用
       

〔受講者の感想〕

  • 研修の中で改めて、ICTの活用は児童生徒にとって非常に魅力的で、児童生徒のモチベーションを高めるために効果的なツールであると感じることができました。また、他の学校の先生方とも交流する中で、様々な取組やICTの活用事例なども聞くことができ、自校でも活用できればと考えることができました。
  • いろいろなICT機器があることは知っていましたが、どこか苦手意識があり使いこなせていないというのが現状です。研修の中で、電子黒板やプロジェクタ、実物投影機(書画カメラ)などを実際に操作したことで、その便利さを改めて実感すると同時に意外と簡単に操作することができると知ることができました。
  • 研修を通じて、ICTを活用するメリットやそれぞれのICTの機能を知ることができました。また、それを日々授業等にどのように生かすかといった具体例を考えることができました。その内容を班での話し合い、意見交換し合うことで、新たな発見などもあり、とても良い学びの機会となりました。

10月17日(木)ⅢE1104 演劇で学ぶコミュニケーション能力育成講座

【演習】

・演劇的手法を用いたコミュニケーション能力向上ワークショップ

・演劇的手法の視点を生かした学級づくり

芸術文化観光専門職大学 学長 平田 オリザ

【講義】

・演劇で学ぶコミュニケーション

芸術文化観光専門職大学 学長 平田 オリザ

<受講者の感想>

・演劇的手法を活用することで、言葉がもつイメージの違いに気付き、相手との違いや多様性について考えていくことができるので、相互理解に活用できると思いました。具体的なワークショップの方法を聞けたので、授業に生かしていきたいです。主体的、対話的な活動として、授業の中で生徒が発表やプレゼンをする機会をつくってきましたが、観客とイメージが共有できるように、観客を意識したプレゼンをつくるという視点が欠けていたように思います。今後、その視点を生徒がもてるような授業構成を考え、取り組んでいきたいです。

・実際にワークショップを体験して、子どもたちも楽しんで取り組むことができそうだと感じました。学級だけでなく、他校との交流もあるので、そのような機会にも取り入れていきたいと思います。「安心して表現できる」ということを聞き、自分の学級はどうかと考えました。相手を認めたり、何をしても大丈夫だと感じたりしている子もいるでしょうが、全員がそうではないと思います。ワークショップを通じて学んだ演劇的手法を学級経営に取り入れ、子ども達が安心して表現できる学級にしていきたいと思いました。

・高校生にも応用できるワークショップが多くあり、私の学級でもすぐに実践したいと感じました。オリザ先生がおっしゃっていた、年齢や学校、生徒の特徴にあわせ、内容を変化させていく必要性はワークショップだけでなく、すべてのことに共通して言えることだと再確認しました。ワークショップを通じてイメージの共有がしにくいものと共有しやすいものが、自分の中でより明確に落とし込めたように感じます。特に、担当教科の音楽では、教員や生徒、生徒同士の中でもイメージの共有がしにくいと感じています。生徒とコミュニケーションをする中で、言葉に対する「つもり」、音楽的な表現を共有することがいかに曖昧で伝わりにくいかを、教員が重ねて理解しなくてはいけないものだと感じました。それを本日様々な場面で、身をもって体感できたことは大変実りある研修でした。芸術的観点が学校教育に還元する力は大きいです。どうすれば教育現場に芸術が浸透していくか、力を入れて学んでいきたいと再認識しました。

10月28日(月) ⅢE1201(高)キャリア教育推進講座

   

〔研修の概要〕

講   義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて 
       -学びをつなぐキャリア教育の意義-
                     東北福祉大学 教授 長田 徹 

演習・協議 キャリア発達を促す取組を考える 
               ・キャリアノートや兵庫版「キャリア・パスポート」の効果的な活用

 

〔受講者の感想〕

  • 現在、キャリアの発達段階表の作成を進めており、生徒が活用できるものを考えています。今日の講義を参考に、生徒の自己理解を促す仕組みを作っていきたいと思います。 
  • 生徒のキャリア発達を促すことができる多くの良い事例を学ぶことができました。まずは、学校全体で取り組むための雰囲気づくりから進めていきたいと思います。 
  • 小・中学校の先生方との協議で、キャリア・パスポートについて理解を深めるとともに、活用についての様々なアイデアを話し合うことができました。 

10月28日(月) ⅢC1226(高)実習教員のための観察・実験講座

〔研修の概要〕

講 義   観察・実験に関する基本的な知識について                  

演 習   観察・実験を効果的に行う工夫について                  

 

〔受講者の感想〕

  • 無機化学の実験では、準備や片付けに時間がかかったり、処理に気を使うことが多いので、先生方が工夫されていることをもっと知りたいと思いました。  
  • ICTに疎いのですが、何年か続けて研修を受けたことにより、自分のICT活用能力が多少なりとも進歩してると実感できて、嬉しく思っています。  
  • ICT機器を活用した物理・化学・生物の実験を実際に体験できたことで具体的な使い方が分かりました。今日研修で学んだ内容を自校でも実践したいと思います。  

10月24日(木) ⅢC1215 (高)情報科教育講座C

〔研修の概要〕
講   義 共通教科「情報」におけるデータの活用・データサイエンス
       -記述統計、推測統計を用いた分析-
演   習 データの収集・整理
       ・オープンデータの整形
演   習 データを活用した問題解決(PPDAC)

 

  


〔受講者の感想〕
・「データ活用」をどのように指導すればよいか悩んでいました。今年度、初めて情報Ⅰを指導するときに、活用できそうな題材をたくさん提示していただいたので、今後の指導に生かしていきたいです。

・データ分析で自分でデータを探すということがやはり難しいと感じました。オープンデータを提供しているサイトは多くあるが、そのサイトからどのように取得すればいいか、この点について時間の制限がある中で効率よく探す方法などを考えていきます。

10月21日(月)ⅢC1219(高)工業科教育講座A

  

〔研修の概要〕

講義・演習 安全管理と安全教育について 
                    -学校安全計画と安全教育の在り方-

演   習 安全管理に基づく安全教育

〔受講者の感想〕
・実習中の怪我と事故について、しっかりと対応できるように学習するとともに、実習場に救急箱を用
 意して、止血等の応急処置が即座にできる体制を整えたいと思います。
・日頃からしっかりとリスク管理をすることや事故等が起こった際に冷静に対応できる態勢を整えてお
 く必要があると強く感じました。具体的な準備として、学校安全計画に実施日を記入することから始
 めたいと思います。

10月18日(金) ⅢB1202 教育経営講座B

〔研修の概要〕
講   義 経営の魅力について 
                    -企業経営に学ぶ- 
                     株式会社ダイイチ 会長 宮永 英孝 

演習・協議 自校の強みを生かした魅力・特色ある学校づくりに向けて 

〔受講者の感想〕
・講義を受けて、些細なアイデアを形にする楽しさを感じました。勤務校でで 
 きることがないか考えてみたいです。
・「何かおもしろいものを作りたい」という宮永会長の言葉から、時代の流れ
 を受けて、学校でも新しいことに取り組むことが成長につながると感じまし 
    た。

10月11日(金) ⅢC1218 (高)農業科・水産科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 GAPの実践事例から学ぶ 
                   ・農業生産過程におけるGAPの考え方
      ・次世代園芸施設導入事例 
                     株式会社兵庫ネクストファーム 取締役 中村 朋記 

演習・協議 GAPの授業実践
      ・農業科教育に求められるGAPに関する学習展開 

〔受講者の感想〕
・GAPによる食品や労働の適切な管理を学ぶことによって、自己管理能力、仕組み化及び
 習慣化など自己指導能力を育むことにもつながると感じました。
・日頃から行っている農業科の学習の中に、GAPの考えに沿った内容が含まれているの
 で、今後もGAPの考えを意識しながら学習内容をさらに充実させたいと思います。

 

10月11日(金) ⅢC1207(高)保健体育科教育講座

   

〔研修の概要〕

講   義 学習指導要領の趣旨を踏まえた保健体育の授業のポイント 
                    

演   習 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり 
      ・主体的に体力の向上を図る態度の育成
      ・発達の段階を踏まえた指導
      ・安全に配慮した指導

 

〔受講者の感想〕

  • 学習指導要領について改めてその趣旨を確認することができたので、その内容に沿った授業づくりについて他の教職員とも共有したいです。単元に応じた場の設定や教具教材の工夫、模範や補助の方法の改善などまだまだ授業の中でできることがたくさんあると感じました。 
  • 生徒の課題や難しいと感じるポイントはそれぞれ異なるため、本日教えていただいたようなスモールステップで進める練習メニューや、運動を部分的に切り取って練習するという方法は大変有効だと感じました。 
  • マット運動を評価する際、次の発展技を意識した上で評価をつける点はこれまであまり意識できていませんでした。様々な方法で指導や評価をすることが重要で、自分自身の引き出しをより多く持っておくことが重要だと思いました。