総長・校長室より
大学・大学院 完全無償化(R5.8.26)
8月21日に兵庫県知事と兵庫県立大学学長による記者会見があり、兵庫県立大学の大学・大学院の入学金と授業料を令和6年度より段階的に無償化するという方針が発表されました。
大学等の学費の無償化は、大阪公立大学が既にすでに発表していましたが、大学院の博士課程まで完全無償化されるのは、全国で初めての取組になります。
計画では令和6年の大学4年生から無償化され、この政策が議会で決議されることにより、毎年対象の学年を広げていくことを見込んでいます。
高度な知識を身につけていくことへの経済的な負担が軽くなるのは、とてもありがたいことです。
今でも私立の大学を受験すると3万5千円ほど必要で、4校ほど併願すると入学までに15万円ほどかかることになります。入学金として20~30万、加えて授業料、施設設備費で100万程度かかります。私学の理系学部に進んだ場合は、もっと授業料は高くなり、たとえば薬学部なら年間180万円程度で、6年制なので、卒業までにかかる費用は、1千万を優に超えます。アルバイトに追われて学業に専念できない学生や、年度途中に学費が払えずに退学する生徒もいるという話も聞きます。
理系人材が求められている中、理系の学びをするためには、施設や実験材料等が必要になるので、私立大学の理系はどうしても学費が高くなってしまうようです。その意味で、理系の国公立大学は、もともとねらい目であったといえますが、兵庫県立大学で大学院後期課程まで無償化されると、学業に専念して高度な力を身につけるための環境がさらに整うことになると思われます。
ちなみに、兵庫県立大学への特別推薦型選抜で30名近くも進学しているのは、本校だけです。
最後に、ちゃっかり、宣伝を入れてしまいました。
新着
兵庫菅公学生服株式会社より中島真彦様に来ていただき、着こなし講座をしていただきました。私たちの来ている服をジャンル分けすると、プライベートウェア、フォーマルウェア、オフィシャルウェアの3つに分類されます。授業を受けるときの私服はどのジャンルに位置しているかという質問では、プライベートウェアと答えた生徒が一番多かったですが、正しくはオフィシャルウェアに分類されます。公的な場での服装ということと、周囲の視線を意識して着用するものであり、TPOを考えて服装を選ぶことが大事というお話でした。
また、グラスに入ったオレンジジュースと検尿容器に入った(普通のおいしい)オレンジジュースとどちらを飲みたいかを聞かれ、(もちろん)グラスに入った方と答えた生徒が多かったですが、これは外観が悪いと中身を見てもらえない可能性があるというお話でした。第一印象は3秒で決まると言われており、それを覆すのは非常に多くの時間がかかるため、清潔感のある着こなしをすることが大事であるというお話でした。
立ち居振る舞いの基本として練習した「起立、礼、着席」の場面では、起立したときに親指を閉じると好印象であるということを...
令和7年度の進路指導年間計画は次の通りです。
模試の日程等はバスのダイヤ等の関係で、変更になる可能性があります。
また、一部の模試は兵庫県立大学環境人間学部(姫路新在家キャンパス)を利用させていただいて実施する予定です。
R7選抜区分別進路状況.pdf
令和7年度選抜~令和3年度選抜過去5年間の大学等選抜結果を掲載します。
R7最近5ヶ年間進路状況.pdf
令和7年度選抜区分別進路状況(令和7年4月1日現在)を掲載します。
本校は理系に重点を置いた学校と捉えられていますが、文系(GAコース)も1クラスあります。
毎年、FSやCSコースと同様に、GAクラスからも国公立大学及び有名私立大学に多数合格しています。GAコース卒業生26名中12名が国公立大学に進学しました。
今年は卒業生147名中97名(うち中期・後期のダブル合格者4名)が国公立大学に合格しました。本校の歴史に詳しい方の話では、過年度生を合わせて100名を超えたのは本校開校以来2回目だそうです。
R7選抜区分別進路状況.pdf
令和7年4月9日(水)に中学校と高等学校でそれぞれ離任式と対面式を行いました。
離任式では、離任される教職員の紹介があったのち、お一人ずつ挨拶をしていただきました。
その後、生徒代表から感謝の気持ちとお別れの言葉があり、離任される方に花束を贈呈しました。
離任された教職員の方々、これまで本校のためにご尽力いただき、ありがとうございました。
今後のご活躍を祈念しております。
対面式では、2・3年生の代表から歓迎の言葉があったのち、新入生代表の挨拶がありました。
新入生の皆さん、早く学校生活に慣れ、充実した附属学校生活を送ってください。
令和7年4月8日(火)西播磨県民局長様、兵庫県立大学の皆様、PTAの皆様、同窓会長様のご臨席のもと、入学式を挙行いたしました。
中学1年生70名及び高校1年生160名の入学が許可されました。
それぞれの代表が宣誓書を読み上げ、決意を表明しました。
ご来賓としてお越しいただきました皆様、祝電・祝詞をいただきました皆様、ありがとうございました。
今後も引続きご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。