機械工学科

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目標

産業構造の変化や技術革新に対応した学びを通して、地域社会から求められる、機械工学と電子工学に関する専門的知識や技術を身につけた、未来の「ものづくり兵庫」を支える人材を育成する。

 

 

 

(1)教育内容

◎実習

工業の基礎・基本の上に立った機械加工実習、溶接実習、実験的要素を含む材料試験、近年のコンピュータ制御に対応したNC加工、3次元CAD、電気回路(センサ技術・ロボット技術)などを学習する。

◎機械設計

機械あるいは機械要素を設計するときに基本となる教科で、機械に働く力、材料の強さ、機械要素(ねじ・軸・歯車)、リンク・カム機構などを学習する。

◎製図

機械設計・機械工作の基礎知識を基に、日本産業規格(JIS)に則った機械製図に関する知識・技術を身につけ、図面を読み取る能力、図面を描く能力を学習する。

◎機械工作

機械に使われている材料の種類・性質、また、鋳造・鍛造・旋盤・フライス盤・溶接などによる加工方法等を学習する。

◎原動機・自動車工学

ポンプ・水車・送風機など水力学・流体力学に関する学習と、内燃機関やボイラー・原子炉など熱力学を学習する 。エンジン・車体をはじめとした自動車について学ぶ。

◎電気基礎・電子機械・電子計測制御

電気・電子の基礎を学び、その技術を活用する装置・機器、およびコンピュータを利用した装置・機械などロボットや自動運転車につながる知識を学習する。

◎課題研究

生徒の主体的・自主的な学習を通して、問題解決能力や創造性を育成する。

 

(2)卒業後の進路

機械工学科は、基幹学科として産業界のあらゆる分野と密接な関係があり、景気の動向に左右されにくく、 製造業だけでなくサービス業など産業界のさまざまな事業所から幅広い職種の求人がある。また、専門性を高めるために大 学、短大、高専や専門学校への進学も可能である。

 

(3)試験などで取得できる資格

技能検定普通旋盤作業2級3級・JIS溶接技能者評価試験・ガス溶接技能講習・ボイラー技士・基礎製図検定・機械製図検定・初級CAD検定・危険物取扱者・パソコン利用技術検定試験など