活躍する卒業第7回 坂口泰規さん

活躍する卒業生第7回

坂口泰規(Yasunori Sakaguchi)さん

5回生



・卒業後の進路、現在の活動(仕事)内容

 奈良産業大学(現、奈良学園大学)法学部法学科卒業。 在学時、剣道部に所属。

 川崎重工(株)兵庫工場で2020年3月まで営業職として鉄道車両の販売やメンテナンス業務を受け負う。

 現在は営業職を離れ、鉄道事業者の車両基地にある設備の新設、メンテナンス業務の立ち会い等を行っている。

父が代表を務める播磨町少年剣道クラブにて少年少女剣士育成に力を入れている。

 播磨町少年剣道クラブ

 随時剣士募集→http://harimakkendo.web.fc2.com/

 播磨町少年剣道クラブは播磨町から令和元年度スポーツ勲労賞を受賞し、これからの活躍に期待されている。

・播磨南高校で学んだことで現在に活かされていることはありますか?

 小学生になる前から父親の影響で剣道を始め、中学、高校、大学、現在に至るまで続けています。

 剣道は、ほかの武道と同じく昇段試験があります。

 武道とは、自分自身が技に磨きをかけ、同時に心=精神を磨いて心技体一致を目標に、一生涯稽古と云う行をするもので、その通過点の一つとして昇段審査があると思っています。

 最近では、7段に合格しました。

 合格できたのは長く続けている事もありますが、継続して来られたのはこれまでお世話になった周りの方々のお陰で、日々感謝しています。

 また、現在は神戸市在住で、神戸市の中学校は剣道部のある学校が少なく、ある場合も全国的に見ると劣ってしまうところがあり、某道場の先生、生徒とともに週2回ほど強化練習をし、一緒に汗を流しています。

 さらに、現在播磨南高校剣道部の外部顧問である父、坂口利雄が代表である播磨町少年剣道クラブで剣友とともに後進の指導にあたっています。
 
・今後の目標を教えてください。

 合格率が常に1%未満の最高位8段を目指しています。

 少子化に伴い、剣道人口も減少しています。

 少しでも剣道の楽しさを知ってもらうため、日本の大切な武道の一つ“剣道”を後世に残していくためにも、これから先もずっと剣道を続けていきたいと思っています。

・在校生・受験生へ一言お願いします。

 長い人生の中で、いつどのタイミングでも将来を選択することは自由だと思っています。

 自分が学生だった頃を思い返すと、勉強だけはしていて損はなく、絶対に、すればするだけ視野が広がると胸を張って言えます。今は意味を見出すことが難しいかもしれませんが、一生懸命勉学に励んでください。

 また、人は目標がなければなかなかやる気になれないものです。目標を常に持ち、自らこれからの人生を切り開いていてほしいと思っています。

 頑張ってください!!