兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
人と自然科 地域自然保護 現地フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろう
人と自然科3年生学校設定科目『地域自然保護』では、いよいよ有馬富士公園での活動がスタートです。
学校でのオリエンテーション 地域自然保護 今年もスタートしましたに関する記事はこちら
早速有馬富士公園を訪れ、実際に公園を運営・管理されているパークセンター職員の田中さんから、有馬富士公園の概要、施設などの説明をいただきました。
講堂で少し説明を受けた後、さっそく園内を散策しながら説明を受けました。パークセンターを出ようとしたら約2か月前に卒業された先輩が、地域自然保護の授業の集大成として企画、実施した体験プログラムについてまとめた模造紙やジオラマが展示されていました。
8月ごろまで有馬富士公園パークセンターで展示される予定です。(企画展の時には一時的に撤収されます)公園を訪れた際はぜひご覧ください。
話を戻しましょう。出発です。この日は雨の予報100%、今にも雨粒が落ちてきそうな天気でしたが・・・どうにか持ちこたえていますね。あとは皆さんの日ごろの行いを信じましょう。
まずは公園が一望できるスポットへ。シンボルの有馬富士と福島大池を望みます。
そして公園に入っていきましょう。有馬富士公園は里山をテーマとした公園です。園内にはキツネの巣穴をイメージした施設や樹木と同じ高さから観察できる樹幹テラス、シイタケハウスや落ち葉が積もった地中の温度が観察できる施設などユニークなスポットがたくさんありました。
また、昔の里地里山の風景、暮らしが感じられるかやぶき民家・棚田エリア
さらに子供たちが環境学習で学ぶための草地の生態園・水辺の生態園・鳥の小道などのエリアが設けられていました。
そして最後に、有馬富士公園と言えばこちらの印象が強い方が多いと思います。『遊びの王国』です。最近新しい遊具が設置されたようで、コロナ渦で屋外で活動できるこのエリアの利用者がとても多いとのことでした。
生徒は1時間半、園内の説明を受けながら散策ましたが時間が全く足りなかったですね。有馬富士公園の奥深さがよくわかりました。そして遊具や自然観察で訪れる小さな子供たちと、里山の雰囲気を味わいたい中高年層が多く来園する一方、高校生・中学生がなかなか来園しないということもよくわかりました。この授業の目標でもある高校生に有馬富士公園の魅力を感じてもらうためのプログラムの企画・実施に向け想いを新たにしました。
次回からは地域の方が実際に公園で実施されてる夢プログラムをゲストとして体験します。第1弾は、「さんだ天文クラブ」の皆さんから天文を通した夢プログラムを体験する予定です。楽しみですね。
兵庫県立有馬高等学校
〒669-1531
兵庫県三田市天神2-1-50
TEL:079-563-2881(代表)
FAX:079-563-2882
JR三田駅 徒歩15分
神鉄三田駅・三田本町駅 徒歩15分