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人と自然科 福祉施設花壇植え付けボランティアに行ってきました

 人と自然科では、日頃の実習で学んだ技術を活用し、様々な活動を行い学びを深化させています。その一つとしてあげられるのが、公共施設での花壇装飾活動です。先日も3年生の授業で地元三田市役所にある花時計の植栽活動を行いました。

 三田市役所前広場 花時計の植栽を行いました・・に関する記事はこちら

 5月考査が終わった5月25日(水)人と自然科農業クラブ役員生徒10名が篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇植え付け活動を行いました。農業クラブでは13年前からこの活動を継続して行っています。 この日は自分たちで栽培したベゴニアやサルビア、マリーゴールド、ペチュニアなどの草花苗約1000鉢を持参しました。

 活動では園内5カ所の協同花壇、プランタを装飾します。まずは元肥となる化成肥料、有機質肥料を施し、小型機械を操作し耕耘した後、整地します。機械操作や農具の使用も、日頃の実習の経験があるため手慣れたものです。

 そして自分達ででデザインを決め、花苗を配置してきます。それぞれの花壇で責任者を決め、配置していきます。

 園の門を入って正面にある巨大な協同花壇。今年はどうやら黄色・橙が印象的なマリーゴールドを周辺に配置し、サークルを描くようにペチュニア、サルビアを配置していく作戦のようです。3年生の先輩が2年生に教えながら作業を進めていきます。

 そして配置した草花苗を、定植していきます。

 

 コロナ渦前は施設利用者の方と一緒に植えていたのですが、今は感染リスクを考え農業クラブの生徒だけで植え付けていきました。早くコロナが収まり、交流しながら一緒に植え付けできる時が来て欲しいですね。作業の終盤利用者の方が花壇の周りまで近づいて見に来て下さり、どんどん増えていくお花を嬉しそうに眺めておられました。

  約2時間かけて植え付け作業は終了。最後に花壇の周囲を清掃し、灌水したら完成です。

 完成した作品はこちら。施設の前庭が一気に明るくなりました。

 そして一番大きな協同花壇。テーマは「宇宙(そら)」。明るめの色で装飾した花壇右側が昼間、紫など暗めの色で装飾した左側が夜を現し、黄色のマリーゴールドで三日月を表現しました。日頃の学びが生きてますね。

 このままでもきれいですが、これから夏になるとさらに株が張り、ボリュームが増します。楽しみですね。

 園を訪れた際は是非ご覧下さい。