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人と自然科 農業クラブ 世界稲刈り選手権 大会運営

 9月25日(日)三田市四ツ辻の水田にて、世界稲刈り選手権が開催され、本校人と自然科農業クラブ本部役員5名が大会の運営をお手伝いしました。

 

 このイベントは、都会の子供達に稲刈りを通して土に親しみ、農業に興味を持ってもらうことが目的で開催されてるイベントです。有馬高校農業クラブは、授業で学んだ稲刈りの技術を生かし、13年前から運営に携わっています。

 昨年の農業と環境稲刈り実習に関する記事はこちら

 この日は5月に開催された、世界田植え選手権で手植えを行ったイネをみんなで楽しく手刈りで収穫しました。

 5月29日に開催された、世界田植え選手権大会運営に関する記事はこちら

 10時前に子供たちが到着。恒例のラジオ体操です。人と自然科生徒の号令で、みんなで体をほぐしました。

 体がほぐれたところでいよいよ稲刈り開始です。鎌を受け取り田んぼへ向かいましょう。今日は気温が30度を超える予報。熱中症にっも十分注意しましょう。

 そしていよいよ稲刈り開始です。子供たちが手をケガしないように、鎌の持ち方やイネの握り方、鎌の動かし方などを丁寧に指導します。

 最初は手こずっていましたが、慣れてきたらどんどんスピードアップです。ちなみにこの田んぼで栽培したお米は『ミルキークイン』という品種です。

 刈った稲穂は、3束~5束をまとめていきます。子供たちから受け取り、人と自然科の生徒が束ねていきます。

  あっという間に12時に。お昼ご飯です。この田んぼでとれたお米を使ったお弁当です。ミルキークインという品種はもちもち感が特徴。おいしすぎて4回おかわりした生徒もいました。さらにお弁当に添えられているキュウリの漬物は有馬高校で栽培したものを使用していただきました。とてもおいしかったです。

  午後からはコンバインを使った稲刈り体験です。高校の水田は小さいのでなかなか運転実習ができません。生徒にとっても良い体験になりました。

 

 稲刈りをしていたら、急に上空にツバメの大群が。稲刈りをしたときに驚いて田んぼから飛び出る昆虫を狙って集まってきたようです。1時間以上、大空を旋回し続けいていました。ブログ作成者も初めて見た光景でした。農業は生き物と関係しあって成り立っているということを改めて感じることができました。(下の写真 青空に映る黒い点がツバメの大群です)

 

 あっという間にイベントは終了です。今日参加したみんなで記念写真を撮りました。

 お招きいただいた、こころ豊かな人づくり500人委員会阪神北OB会の皆様、参加された皆様、楽しい時間をありがとうございました。