聴覚障害を早期に発見し、適切な支援をすることで、ことばの発達を促すことができます。また、聴覚の発達の見地からも、可能な限り早くから働きかけるほど、聞く力の発達を促すといわれています。
保育相談部ではコミュニケーションの基礎やことばの素地を作るために、子どもと保護者との望ましい関係を作ることが重要だと考えています。そのため、保護者もともに登校していただき、子どもとの生活や遊びを通して、その場に応じた適切な関わり方を学んでいただきます。
(ア)子どもの発達を考慮し、子どもとの望ましいかかわり方を保護者に支援する。
(イ)保有する聴力を最大限活用するよう働きかける。
(ウ)ことばの素地となる体験や、身ぶりや手話単語などを併用したことばかけの方法、遊び方についてアドバイスする。
(エ)絵本や再現遊び、ふれあい遊びを通して、豊かな心を育てる。