(ア)聴覚活用・聴覚学習
子どもが、補聴器や人工内耳をつけて、自分から聴こうとする気持ちを育てることによって、聴覚を最大限に活用できるように支援します。
(イ)発音・発語
日本語(書き言葉や話し言葉)の獲得に必要な、音韻意識の向上を目指して指導します。
聴覚・音声器官の活用を個に応じて、行います。
(ウ)コミュニケーション・言葉
様々なアプローチで言語習得を図り、話す・伝える・読む・書くなどの言語に関わる能力を高めることで、正しい日本語の獲得を目指します。
様々なコミュニケーション手段(聴覚口話・読話・手話・指文字・筆談等)について知識を広げ、時と場合に応じて、使いこなす力を身に付けるように指導します。
(エ)障害認識Ⅰ・Ⅱ
Ⅰ 自分の聞こえの状態を正しく認識した上で、聞こえにくい自分を肯定的に受け止め、自信を持って主体的に行動できる力を育てます。
Ⅱ 自分の聴力及び補聴器・人工内耳の仕組みや特性について把握し、それらの管理を自分で、できるように指導・支援します。福祉制度についても、基本的なことを学ばせます。