3歳から5歳までの幼児が毎日登校しています。保育は基本的に保護者の方と離れて保育者とお子さんたちで行っています。幼稚部段階では、学校生活すべての場面を通して、豊かな言語活動を繰り広げ、ことばの習得や概念の形成に取り組んでいます。 通常の幼稚園教育に準じた健康、人間関係、環境、言葉、表現の5療育に加え、聴覚の障害に関する自立活動の指導を計画的に取り入れて保育を行います。 学年、合同、グループ、個別など、柔軟な保育形態をとり、絵画制作、音楽リズム、運動遊び、おはなし、絵本、発音などの活動を通してことばを育んでいます。 午後に1時間程度の個別学習を実施する日もあります。下校時刻や個別学習の時間は、年齢などによって多少の違いがあります。
(ア)遊びや生活を通して、保有する聴力を最大限活用する経験を積み重ねる。
(イ)日常生活や行事、遊びを通して、口話、手話など多様な方法を用いて、ことばの習得や概念の形成、及びコミュニケーション能力を育てる。
(ウ)近隣の幼稚園との定期的な交流を行い、同年代の子ども達との遊びを通して生活経験をより豊かに広げる。