12月2日、養父市のYBファブで行われた「しごと体験フェア」に参加しました。

　このフェアは、子どもたちがさまざまな仕事に触れ、自分の可能性に気づくきっかけをつくるとともに、地域の企業を知る機会とすることを目的に実施されています。また、参加した企業の方々には、障害への理解を深めていただき、フェアを通して子どもや保護者とつながり、企業見学や実習受け入れ、そして将来の採用へとつながる関係づくりを目指しています。

　当日は１４社の中から希望する２社を選び、仕事の一部を体験しました。製造、販売、サービス、食品加工など多様な業種から集まった体験では、部品の組み立て、袋詰めやシール貼り、接客練習など、実際の仕事と同じ作業を行いました。子どもたちは真剣な表情で取り組み、企業の方々からも「丁寧で集中して取り組んでいた」「一緒に働くイメージが持てた」といった声が聞かれました。

　体験を終えた子どもたちからは、「もっとこの仕事を知りたい」「自分にもできることがあると感じた」などの感想があり、働くことを実感し、自信につながる時間となりました。今回のフェアが、今後の企業見学や実習、就労へとつながる一歩になることを願っています。