第3回地球市民Ⅰ講義「南アフリカ」兵庫県立大学国際商経学部セプテンバー先生

 3/6(月) 11:30--12:30まで、1-8教室でZoomを使い、第3回地球市民Ⅰの講義が行われました。講師は、兵庫県立大学国際商経学部のプロジェクトセミナー担当講師のジェレミー・セプテンバー先生で、テーマは先生の出身国である「南アフリカ」でした。

 最初に南アフリカの基礎知識をクイズとともに学びました。例えば、Q:公用語はいくつ(A:11)とか、Q:中学校はあるか(A:ない。小学校7年、ハイスクール5年。)、とかQ:南アフリカ内部に国はあるか?(A:ある。レソト王国)などでした。生徒の中で、7問中5問正解者が最高の成績でした。

 続いて、南アフリカが’Rainbow Nation’と呼ばれるのは、さまざまな人種がまじりあって'coloured people'となっているためで、人々はそれを誇りに思っていることや、政治について、アパルトヘイトが平和のうちに1994年終了したことを、南アフリカの人々は誇りに思っている、ということを聞きました。

 最後に、現在の最大の政治問題は、どうやって昔白人が手に入れた土地を他の人種に返還していくのか、ということだ、というお話を聞きました。

 非常にわかりやすい英語で、日本語も交えてユーモアたっぷりの楽しい講義でした。南アフリカについて興味を持った生徒も多かったと思います。

 セプテンバー先生とは、来年度の総合の時間に、大学の授業「プロジェクトセミナー」に参加させていただいて、お会いする予定です。皆さん、楽しみにしてください!