6月7日(水) ⅢD1505 不登校への対応講座
6月7日(水) ⅢD1505 不登校への対応講座を実施しました。
講義:不登校の理解と対応ーシステム論的家族療法の視点からー
講師:兵庫教育大学大学院 教授 遠藤 裕乃
(研修の概要)
講義・演習:不登校児童生徒の内面の理解に生かせる視点
講義・演習:児童生徒や保護者に寄り添った支援
(受講者の感想)
- 午前の講義では、スライドを見ながら分かりやすくかつ具体的な例をもとに説明していただき、とても勉強になりました。特に「直接的因果律」と「円環的因果律」では、実際に今まで体験したことと照らし合わせながら、どのように保護者や児童生徒と話せば良かったのかを考えさせられる時間となりました。
- 午後の研修では、課題について班の先生たちと話し合うことで多面的に考えることができました。ロールプレイを通じて、どのように児童生徒に声かけをすれば良いか具体的に考えることができました。
- 「いつもこうだ」や「みんなこうだ」という言葉は本当によく聞く言葉だと思いました。そういう話し方に対して、さりげなく疑問で返してみる聞き方や、悪循環になっていない状況を見つけ出すという話の聞き方が大変参考になりました。また、「悪循環になっていない状況があるはずだと信じて聞くことが大切だ」ということも、心に留めておこうと思いました。