研修の様子
7月16日(水)ⅢG1202 特別支援教育の基礎理解講座
講 義:発達障害の特性理解
県立総合教育センター 特別支援教育研修課
指導主事 三上 惇
講 義:認知特性、認知処理過程、感覚過敏等に注目した支援
県立総合教育センター 特別支援教育研修課
指導主事 三上 惇
演習・協議:発達障害のある幼児児童生徒への指導・支援
【受講者の感想】
・教師が「困った子ども」と捉えるのではなく、「困っている子ども」であるという認識をもち、子ども理解、実態把握をしながら、適切な指導・支援をしていきたいです。
・研修で学ぶと配慮して当前のことだと思うことも、いざ現場では気が焦って子どもを急かしていたり、無意識にラベリングしたりしているかもしれません。今日学んだことを、心に留めながら、同僚や先輩の教師とも共通理解を図った上で、指導・支援ができるよう努めたいです。ありがとうございました。
・まず実践できるのは環境を整えることだと思います。刺激を減らす、構造化するという面で、教室環境を整えることはすぐにできると思いました。もうすぐ夏休みで少し時間に余裕も出てくるので、環境整備から始めたいと考えます。
ⅢF1406 生成AIの利活用講座
講 義 生成AIとは
演 習 生成AIの利活用
演習・協議 生成AIを効果的に活用した教育活動の検討
(受講者の感想)
・生成AIを利用して画像を生成し、図工の授業に生かすことは有効だと考えていた。しかし、今日の研修を受講して、子どもたちが卒業後または家庭で年齢制限を気にせずに使ってしまう可能性を考えると、子どもたちの生成AIへの関心をむやみに高めてしまうような使い方にならないように気を付けたいと考えた。どうやって作ったかは当面明らかにせず、必要に応じて生成した画像を使うほうが上策かもしれない。
今後は、今日学んだことをもとに自分自身がまず上手にツールとしての生成AIを使いこなせるように、普段から触れ続けていくようにしたい。そのうえで子供たちによりよく伝えられるように研鑽していきたい。
・生成AIの利便性を非常に感じた一方で、利活用には慎重さが必要であることを再度認識することができた。これまで何度か生成AIを活用してきたが、プロンプトの作成の仕方を今後工夫していくことが必要だと感じた。また、生徒の生成AI利用において注意しておくべきことは教員である我々がまず理解しておく必要があるので、そのあたりの正しいルール、知識を学んでいかなければならないと思った。今後は様々な生成AIの活用方法を考え、校務・業務の効率化を図り、学校全体の教育活動の質の向上に努めたいと思う。
7月11日(金)ⅢB1301 教育経営講座A(第2回)
講 義:コンプライアンスを意識した学校経営
県教育委員会 教職員人事課
指導主事兼管理主事 畠山 義隆
講 義:法規に基づく危機対応
ひめじ城下町法律事務所
弁護士 竹内 彰
演習・協議:教育法規から学ぶ危機管理
〇コンプライアンスを意識した学校運営について、具体例を踏まえながら、教職員人事課より講義を行いました。
〇裁判において、学校が訴えられる理由やいじめ問題における判例等を踏まえながら、教員として必要な危機対応の方法について、竹内弁護士より御講義いただきました。
〇演習・協議では、教育法規を踏まえた危機管理について、学校で起こり得る様々な事例を通して考えました。
7月9日(水)ⅢC1113(小中)体育科・保健体育科授業実践講座【a日程】
【講義】豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり
-課題を見付け、その解決に向けた学習過程-
兵庫教育大学大学院 教授 筒井 茂喜
【発表】発達の段階を踏まえ、系統性や運動の特性を意識した「走・跳の運動」・「陸上競技」の授業実践
丹波市立青垣中学校 主幹教諭 大槻 武志
【実習・協議】児童生徒が、自己や仲間の課題を発見し、合理的な解決に向けて運動の取り組み方を工夫するための授業づくり
〈受講者の感想〉
・自身の指導を振り返ると、指導法に重きを置き、子ども達に方法を教える形になっていたと感じた。授業では、なぜその運動が必要かを考えることはしていたが、もっと子ども達が主体的に学習に参加したり、必要感を感じたりできるような手立てを工夫できると思った。子ども達が納得して運動経験を積んでいけるようにしていきたい。
・日頃の授業で、自身が実践している取組と共通する話がたくさんあり、自身の実践に自信がもてた。さらに、なんとなく感覚で行っていた指導が、研修を受けて言語化できるようになったと思う。
・なぜそうなるのか、なぜできないのかなど、子ども達の「なぜ」という部分をもう少し考えていく必要がある。運動が得意ではない子ども達も、いつかはできるようにと希望をもって学習に取り組んでいる。そんな子ども達が少しでも上達するように、できることが増えるように、子ども達自身で考えることのできる要素を授業の中に取り入れていかなければいけないと感じた。
7月10日(木) ⅢA1101 学校における危機管理講座
講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
尼崎駅前法律事務所 弁護士 曽我 智史 氏
演習:学校内外における事故等への対応
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・様々な判例や事例を講義の中で聞き、日頃よりリスクマネジメント、クライシスマネジメントの観点を意識し、生活指導、安全指導に力を入れていくことの大切さを感じました。あらゆるイレギュラーなことにも予防対策を講じる意識を持ち続け、それを学校全体の意識として波及させたいと思います。
・危険を予測して対応すること、日々の当たり前の生徒指導を積み重ねていくこと、記録を残しておくことの重要性を改めて実感したので、学校で実践していきたいです。
・学校における危機は本当にいつ何時起こるかわからないので、常に何が起こっても動けるように準備しておくことが大事だと感じました。また起こってから二次被害が大きくならないように日頃からの生徒への指導、関わりが大切だと感じました。
7月10日(木) ⅢC1306 (高)理科実験基礎講座
演習:観察、実験の知識・技能を学ぶ
〇学習指導要領における観察、実験の位置づけを確認した上で、物理、化学、生物の基礎科目の教科書に記載されている代表的な実験を行いました。
〇午前中は受講者同士でこれまでに行った観察、実験の授業内容を共有しました。また、中和滴定実験を実施し、安全面と授業におけるポイントについて協議しました。受講者が実際に実験をする中で、配慮や声かけが必要な場面について具体的に確認することができました。
〇午後はDNAの抽出実験と運動の法則の実験を実施し、これらの実験における留意事項について協議しました。1時間の授業の中で効率的に実験を進めるために必要な配慮について検証できました。
7月10日(木)ⅢF1412 Office365基礎講座
〔研修の概要〕
講義・演習 Office365の授業での活用
演 習 Office365の各アプリケーションの基本的な使い方
演 習 Office365を活用した学習場面づくり
・授業の中での効果的なアプリケーションの活用
〔受講者の感想〕
・勤務校では、GoogleドライブやClassroomなどを利用しています。本研修を通して、Office365の性能や使い方を知ることができたので、場面によって使い分けたいと思います。
・これまであまりOffice365を使っていなかったのでわからないことが多かったが、今日いろいろな使い方を知ることができました。Wordでの文字起こし機能は今日初めて知って便利だと感じました。少しずつ実践して慣れていこうと思いました。
7月8日(火) ⅢE1103 震災に学ぶ防災教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習 震災の経験や教訓を語り継ぎ、共生の心を育成する「兵庫の防災教育」
の推進
・地域の災害特性等を踏まえた実践的な防災教育について理解する
・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える
演 習 学校組織の実践力を高める避難訓練
・地域、専門機関等との連携
演 習 児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に判断して実践する力
の育成
・副読本等の効果的な活用
〔受講者の感想〕
・避難訓練の時の動きや判断については、今までは「マニュアル通り」、「次こうなるからこうしなくては」というように表面上の認識しかできていなかったので、もう一度個人として、また学校として避難訓練を始めとした防災に対する認識を変えたいと思った。また、災害時における情報収集についての授業をしたいと思った。情報が溢れる昨今、災害に対して生き抜くためには、正しい情報の扱い方も伝える必要性を感じた。防災教育においても過去のものを踏襲するだけでなく、時代に応じてその時代の災害から命を守るための教育をしていきたい。
・防災教育について、あまり深く学んだことがなく、勤務校でも防災訓練しか防災学習を行っていなかったが、今回の研修を受講して、普段の学校生活の中でも、ボランティア活動に積極的に参加したり、思いやりの心を育んだりする、兵庫の防災教育の「心」の教育はできると認識した。
・グループの先生方との交流を通して、異なる地域で行われている避難訓練などの実践や防災対策について知ることができて良かった。他の先生方と比較することで改めて自分自身がこれまでに勤務してきた学校での取組について客観的に考えることができた。
7月8日(火)ⅢB1303 学校組織活性化における教員の在り方講座
講 義:諸課題を主体的に受け止めて解決を図るミドルリーダーをめざして
ー自分らしさを発揮するリーダーシップとはー
立教大学 教授 石川 淳
演習・協議:自分らしさを生かしたミドルリーダーの具体的な取組
〇午前は、リーダーシップ理論の1つであるシェアド・リーダーシップについて、様々な事例を交えながら講義いただきました。
〇午後は、演習・協議を通じて勤務校で自分の強みを生かしたリーダーシップを発揮する具体的な取組について考えました。
〇小・中・高・特別支援学校と様々な校種の先生どうしで協議することで、より広い視点で学校組織活性化について考えることができました。
7月7日(月)ⅢD1504 不登校傾向のある児童生徒への理解と支援講座
〔研修の概要〕
講義・演習 不登校児童生徒への理解と対応
・多面的な視点による不登校児童生徒や保護者への支援
兵庫教育大学大学院 教授 遠藤 裕乃
講義・演習 教育相談の視点を生かした不登校初期の児童生徒や保護者との関わり
・不登校の早期対応のための校内ケース会議の在り方
〔受講者の感想〕
- 遠藤先生の講義を受けて、自分の話が推測や主観的な内容であることに気付かされました。相手に質問を投げかけて考えさせ、解決に向けて進めていくことが大事だと分かりました。これから生徒や保護者との関わり方を変え、よりよい方向に進むように努めていこうと思いました。
- 不登校傾向の生徒が「頭が痛い、お腹が痛い」と言えば、どうしても心理的要因から考えてしまいます。その他の要因の可能性を選択肢から外さないように気を付けようと思いました。
- 寄り添うとは、何でも受け入れればよいものではないと学びました。教育相談に関しては、どこまで踏み込んで聞いていいのか迷う部分がありましたが、何事も相手への共感や思いやりの気持ちが大切だと学びました。
7月3日(木)ⅢF1410 Google Workspace基礎講座
〔研修の概要〕
講 義 Google Workspaceの授業での活用
演 習 Google Workspaceの各アプリケーションの基本的な使い方
演 習 Google Workspaceを活用した学習場面づくり
・授業の中での効果的なアプリケーションの活用
〔受講者の感想〕
- 今回の講座を受けて、Google Workspaceのアプリケーションの使い方を工夫したり活用場面を増やしたりできると感じました。活用していく中でアナログのほうが効果的なのか、デジタル化した方がいいかを判断して、児童の学びにつながるように気をつけたいです。
- Google Classroomは操作方法が分かったので、これからの授業で活用していきたいと思います。本日の内容を自校の先生方にも伝え、学校として1人1台端末を活用していきたいと思います。
- Google Workspaceの特性を生かして、教員の負担を減らし、生徒の満足を高める授業になるよう改善に取り組みたいと思いました。
6月23日(月) ⅢE1101(小中)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講 義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて
-学びをつなぐキャリア教育の意義-
文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
東北福祉大学 教授 長田 徹
演 習 特別活動を要としたキャリア教育
・「一人一人のキャリア形成と自己実現」をめざす学級活動
・兵庫版「キャリア・パスポート」の活用
協 議 兵庫版「キャリア・パスポート」で小・中・高12年間をつなぐために
・学年や校種を越えて学びをつなぐ実践
〔受講者の感想〕
・日々の実践の中にキャリア教育につながる取り組みがたくさんあることに気づきました。それを整理して学年や学校全体に伝えていきたいと思いました。
・キャリア教育は、いつも漠然としており、どのように取り組めばよいのかと思っていました。しかし、長田先生の講義を受け、キャリア教育の重要性を感じ、実践していきたいと思いました。また午後の演習で、さまざまな分野でキャリア教育を実践できるのだと思いました。目の前の子どもたちの実態を踏まえ、具体的な場面を考えることでキャリア教育をイメージしやすくなったので、現場で実践していきたいと思います。
・小・中・高の先生で交流することはないので、とても貴重な時間になりました。小学校、中学校での話を聞くことはあっても、高校での話を聞くことはないので新鮮でした。小学校で取り組んだことを中学校へつなげられるように、キャリア教育の取り組みを続けていこうと思います。
6月20日(金)ⅢF1407 情報モラル教育講座
〔研修の概要〕
講 義 児童生徒を取り巻く情報の世界
演 習 「ひょうごGIGAワークブック」を活用した授業づくり
演 習 各学校における情報モラル教育年間指導計画(案)の作成
〔受講者の感想〕
- GIGAワークブックの学習カードを用いて、児童の感覚のズレを共有し、自分事として指導させていくことの大切さが理解できた。
- GIGAワークブックは、15分教材があり、短時間で取り組めそうだったので、授業の隙間時間や導入に少し絡めたりして実践できそうだと感じた。情報教育というと「リスク」のことばかりを考えてしまいがちだったので、いかに情報を上手く活用していくかを子どもたちと学び、共有していきたいと思った。
- ICTの使用が必要不可欠になってくる世の中で、子どもたちの発達段階に応じて指導していくことの大切さを実感しました。また、GIGAワークブックも活用していくことで、児童によりわかりやすい指導ができると感じた。
6月11日(水)ⅢG1204 特別支援教育における効果的なICT活用講座A(基礎編)
[研修の概要]
講 義 特別支援教育におけるICTの活用
兵庫教育大学大学院 教授 小川 修史
演 習 障害のある子どもの指導・支援に生かせるICT機能
兵庫教育大学大学院 教授 小川 修史
[受講者の感想]
・ICTは単に楽しさを与えるためのものではなく、思考を促すツールであり、今後も子どもたちの思考を促すことを常に忘れず、教育活動をしていきたいです。
・ICTの活用をするためにはハード面の準備など大変なイメージがありましたが、授業において、子どもたちの思考を促すことを補助するための道具として捉えるというお話で、取組ハードルが下がったように感じました。ICTを使えていないことが不安に思っていましたが、児童生徒の思考を働かせるためにどこで使うかが大切なんだという思いを持てました。
・演習では、限られた機能の中でポジティブストレスを感じながら、楽しく思考を深めることができました。また、グループでいろいろと考えて試行錯誤して考えたからこそ、他の班のものを見たときにさらに思考が働き、好奇心がどんどん湧いてきました。
6月12日(木)ⅢF1408 情報セキュリティ講座
〔研修の概要〕
講義・演習 情報セキュリティの現状と対策
・情報セキュリティ実施手順
演 習 学校における情報発信(Web、SMS)
・著作権等
演習・協議 問題発生時の対応
〔受講者の感想〕
- 情報セキュリティや著作権に関する基本的な事項、他校の実践等を知ることができました。今回の研修の内容を、学校でもぜひ実践していきたいと思います。また、それだけでなく、今回の学びについて教職員全体で共有し、児童・生徒の情報を守り、学校全体のリスク管理能力を高めていきたいと思います。
- 今回の研修を通して、学校で管理している情報の取り扱いや管理方法について見直す機会となりました。これまでに学校のWebサイトで情報発信をしたり、学年通信などでお知らせをしてきましたが、危機管理意識が足りていなかったと感じました。今後、タブレットを使って授業する際に気をつけることや、学校から情報を発信する際に注意することなどについて、学びを深めていきたいと思います。
ⅢG1207 強度行動障害のある児童生徒への対応講座
[研修の概要]
講 義 強度行動障害が生じる要因の把握と対応
兵庫教育大学大学院 教授 岡村 章司
演習・協議 強度行動障害のある児童生徒への各場面での適切な指導
[受講者の感想]
・強度行動障害という言葉自体はよく耳にするものの、実際にどのような状態を指すのか、どのような背景や要因によって引き起こされたり、強化されたりするのかを知ることができました。
・行動問題は環境との関わりの中で生じているということを前提とし、その支援方法については、不適切な行動を消すことを目的にするのではなく、適切な行動を拡大していくことが大切であるということが分かりました。
・子どもの対応に困っている先生方と一緒に記録を取り、適切な行動への支援方法を考え、一貫した指導を連携しながら行っていきたい。
Ⅱ1401 県立学校情報担当者養成講座
〔研修の概要〕
講 義 学校教育情報セキュリティ・システム担当者(情報担当者)の役割
演 習 校内ネットワークの運用・管理とネットワーク障害への対応
・コマンドプロンプトの活用(設定情報確認、ネットワークの疎通確認)
・端末をネットワークに接続するための方法
演 習 教育情報ネットワークで提供されているサービス
・個人IDやメールIDの管理、Webサイトの運用・管理
・教育用クラウドの運用・管理
〔受講者の感想〕
・仕事の分散(マネジメント)も考えて、自分自身が担当している仕事を整理しようと思いました。各学校、異なった課題を抱えているので、このような研修に積極的に参加し、自分の視野を広げるようにしていきたい。
・以前校内でループが起こっていた時に何もできず、全日制の先生に助けてもらい、このままでは何か起こっても対処できないと思い受講した。コマンドプロンプトを使用してどこに不具合が起こっているのか確認をしたり、ほかの学校はどのように対処などをされているのか聞いたりすることができて自分だけが理解して終わりではなく、ほかの教員にも分かりやすく周知できるように理解を深めていきたい。
ほかにも実際の現場で起こっている不具合など、どのように解決されているのかなど知りたい。
6月2日(月)ⅢB1301 教育経営講座A(第1回)
講 義:学校経営の魅力とは
県立北神戸総合高等学校 校長
兼県立神戸甲北高等学校 校長 橿 千種
講義・演習・協議:これからの時代に向けた学校づくり
演習・協議:教育法規を踏まえた学校経営
〇学校経営の魅力や学校経営における管理職の視点について、校長先生の御経験も踏まえながら講義いただきました。
〇午前は、第4期ひょうご教育創造プランをもとに、勤務校における取組の課題や運営側の視点から見た留意点について、班別協議を通じて考えました。
〇午後は、事例をもとに教育法規の条文等を確認しながら、教育法規を踏まえた学校経営について考えました。
1月16日~30日 ⅢF1309 表計算ソフト活用講座(VOD研修)
〔研修の概要〕
演 習 関数の基本
演 習 成績データを集計するための関数の利用
・COUNTIF関数を活用した個別データカウント
・VLOOKUP関数を活用したデータ表示 等
演 習 授業や校務に役立つ機能
・グラフの作成と表現
・クロス集計(ピボットテーブル)の基本操作と活用 等
〔受講者の感想〕
・基本的なExcelの使い方は知っていましたが、VLOOKUP関数など使用したことがない関数もあり、勉強になりました。作り方の動画もあり、わかりやすかったです。まだまだ演習や課題をしただけでは、すぐに忘れてしまいそうです。今後、活用できるよう、何度も資料を読みながら使っていくことで業務や授業に生かしていきたいと思います。
・業務の中で引き継ぎデータには、地道に手作業で行うようなものがあったが、今回の関数などを利用すれば、ミスを未然に防ぐことに繋がると思いました。今回学んでいない関数などを学ぶことによって、生徒や教員にとって大きな利点になると感じました。自分が周りの教員にも、活用方法を教えて学校全体の業務改善やより良い生徒への指導に生かせるように繋げていきたいと思います。
1月21日 ⅢG1407 ポジティブな行動支援講座
【講義】
障害のある幼児児童生徒だけでなく、全ての子どもに対して行うポジティブな行動支援とは
近畿大学 准教授 大対 香奈子
【演習・協議】
ポジティブな指導支援を学校で実践するために
<受講者の感想>
・子どもたちを褒めて育てようということを現場でよく聞いていたが、なぜ褒めるのか、どのように褒めるのかということが講義を聴くことでよく分かりました。
・大対先生のお話がとても分かりやすく、叱る事よりも環境を整えることで成長につなげられるのだと感じ、今日学んだことを学級で取り組むだけでなく学校全体に広げていきたいです。
・行動分析学の機能的アセスメントであるABCの枠組みで行動を理解するというのがとても分かりやすく、事実をもとに情報収集をして必要な手立てについて考えてみたいです。
・行動の結果が好ましいか好ましくないかは、その児童から見て判断されるものであるという考え方に驚きました。教員側の価値観の押し付けではなく、児童生徒との合意形成を大切にしたルールやルーティーン作りを通し、安心できる環境づくりをしていきたいです。