カテゴリ:講座の実施報告
9月6日(水)ⅢF1309表計算ソフト活用講座
〔研修の概要〕
演 習 成績データを集計するための関数の利用
・COUNTIF関数を活用した個別データカウント
・SUMIF関数を活用した個別データ集計
・VLOOKUP関数を活用したデータ表示 など
演 習 授業や校務に役立つ機能
・グラフの作成と表現
・データの並べ替え、条件付き書式、Wordへの差込印刷
・クロス集計(ピボットテーブル)の基本操作と活用 など
〔受講者の感想〕
・校務でエクセルは日常的に使っていますが、研修で応用の部分まで新たに知ることができたので、これまで実践してきた成績管理や教材への活用をさらに深めていけると感じました。これまで生徒に提示した資料も視点を変えて生徒がより関心を持てるようなものにできそうなイメージをつかむことができました。
・今まで意味がわからなかった関数が少し理解できるようになりました。学校に戻ってから実践しないとすぐに忘れてしまいそうなので、すぐにフィードバックしようと思います。校内研修でもこのような研修があると助かる先生がたくさんいるのではないかと思います。
・今まで、既存のエクセルデータを利用して業務をしてきており、1から関数を組み立てて行うことがなかったので、とても参考になりました。こういった内容こそ校内研修等で多くの先生に知ってもらいたいと感じました。
8月30日(水)ⅢF1304(高)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講 義 授業におけるタブレット端末の活用について
演 習 場面に応じたタブレット端末の活用について
・個別学習におけるカメラ・マイクの活用
・協働学習における資料・作品等の共同編集
演 習 タブレット端末を活用した授業を展開するために
・タブレット端末を活用した学習場面づくり
〔受講者の感想〕
・タブレット端末を生徒が使うにあたり、より良い学習を行うためにはどうすればいいか考える良いきっかけとなりました。自分が今までに学んだことや実践してきたことに新しい方法を模索するきっかけや他校の先生が実践されていることを知ることができました。この研修で学んだことを活用していきたいです。
・他の教科のタブレット端末の活用方法を自分の教科指導に生かしたいと思いました。
8月29日(火)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)
8月29日(火)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:いじめ問題に適切に対応するために 兵庫教育大学大学院 教授 秋光 恵子
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
・秋光先生の講義での「いじめ未然防止力」に関する調査統計が強く印象に残りました。個の力(特に、他者に関わる力)が高ければ他者に加害をしない割合が高いことや、セルフコントロール能力が高い子どもほどいじめを傍観する傾向にあることなどがとても勉強になりました。
・いつ自分のクラスでいじめが起こるか分からないので、日頃からアンテナを張っておく必要があると思いました。また、集団の雰囲気も大切になると講座で学んだので、いじめを許さない学級全体の雰囲気を作るために、他者への思いやりや道徳心などを伸ばせるように、声かけや関係づくりを行っていきたいと思いました。
・「いじめ未然防止プログラム」や「CoCoLo-34」など、すぐに使えるアイテムが準備されている研修だったので、自校に戻ってもすぐに使えると思いました。まずは自分自身がプログラムを使うように努力するとともに、いろいろな先生にプログラムを広めていきたいと考えました。
8月24日(木)ⅢF1304(高)タブレット端末活用講座
〔研修の概要〕
講 義 授業におけるタブレット端末の活用について
演 習 場面に応じたタブレット端末の活用について
・個別学習におけるカメラ・マイクの活用
・協働学習における資料・作品等の共同編集
演 習 タブレット端末を活用した授業を展開するために
・タブレット端末を活用した学習場面づくり
〔受講者の感想〕
・ タブレット端末を使うと、今まで考えたことのなかった授業ができ、ここ数年、私自身もとても楽しいです。課題は、タブレット端末を使って、生徒に主体的な動きを促し、もっと良い両立の道を探求していきたいです。
・1人1台タブレット端末が導入されて2年目になり、タブレット端末の使い方も慣れてきましたが、授業での活用の仕方も固定化してきた気がします。今回、様々な案をいただいたので、もっと柔軟に色々な使い方をしていきたいと思います。
8月4日(金)ⅢC1237 (高)看護科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的・対話的で深い学びを実現する看護教育の在り方
-学習改善につながる妥当性・信頼性の高い評価方法の構築-
愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子
演 習 生徒の看護実践能力の向上に向けた評価の在り方について
-看護実践能力を向上させるための自己評価について-
〔受講者の感想〕
- ルーブリック評価には、具体的で明確な表現が必要であることを改めて認識しました。実際に実習評価を行う際、曖昧になっている部分があることや、生徒が理解できない部分を残さないようにすることを学びました。
- ルーブリック評価を活用しきれていない部分もあったので、どのように活用していくべきかを再度学ぶことができました。また、今後ルーブリック評価を活用して、よりよい評価を行いたいです。
- 理解してもらいたい事を伝える授業になりがちなため、生徒の理解度と授業の効果を見極めながら授業を展開していきたいです。
8月2日(水)ⅢC1225 (高)芸術科(書道)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 ICTを活用した芸術科(書道)の授業実践について
武庫川女子大学 准教授 平田 光彦
演習・協議 生徒の主体的な学びを実現する芸術科(書道)の授業づくり
〔受講者の感想〕
- ICTを活用することでコミュニケーションを大切にしながら授業を進める方法を学んだので、生徒に還元できるように今まで行ってきた授業をさらに充実させていけるように考えていきたいです。
- 普段の生活から書道に関連するものを見つけるアンテナを張っておくことで、生徒に興味を持たせたり、おもしろいと思わせたりすることができる導入を考えたいです。
- 普段は書画カメラを使用していますが、プレゼンテーションソフトを使用した教材作成を体験したことで新しい授業展開が思い浮かびました。これからも色々と試してみたいと感じました。
7月28日(金)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)
7月28日(金)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:いじめ問題に適切に対応するために
兵庫教育大学大学院 教授 松本 剛
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
・いじめ事案が発生した際の記録の重要性について再認識できました。教員と生徒・保護者との日頃からの関係性が重要であると強く感じました。
・小学校2年生のいじめ認知件数が最も多いと知ることができました。今後もいじめアンケートの際などに、気をつけて見ていきたいと思いました。
・いじめが起きた際にも教員と児童や保護者との普段からの関係づくりを良好にしておくことで、その後の経過が変わることから、普段の関わり、観察、授業への取組の大切さを感じました。また、いじめ未然防止プログラム、CoCoLo-34を知り、活用していきたいと感じました。
7月14日(金)ⅢA1101 学校における危機管理講座
講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太 氏
演習:学校内外における事故等への対応の在り方
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・校内の危機管理マニュアルは見ているつもりだが、実際にどこでどんな事象が発生するかわからないため、日常的に考えておく必要性を感じた。また、共通認識・共通理解が教職員の間で行われていないと、スムーズに適切な対応はできないと考えた。今後の現場で起こりうる危機に対応できるように意識を高く持っておく必要があると考えさせられた。
・危機管理研修を通して学んだことと、実際に学校で起きた事故を結びつけて反省する。その繰り返しをどんどん蓄積していくことが大切だと思った。また、事故という普段はない特別な事態ではあるが、こうした研修は定期的に行い、いつ発生しても適切な対処が取れるように物や設備などだけでなく、心の準備も大切だと思った。
・事故や災害が起きたときにしっかりと対応するための正しい知識と判断力が大切である。マニュアルはあるが、実際に起きるとパニックになると思うので、学校がしなくてはいけないことは何かをしっかり把握しておき、柔軟に動けるようにしたい。また未然に防げるものは防ぐために、正しい情報を子ども達に啓発することも大切だと感じた。
7月13日(木) ⅢF1302 教員のためのICT活用講座
講義・演習
ICT機器(実物投影機・大型提示装置等)の特性について
・一斉学習における教員による教材の提示
演 習
学習効果を高めるためのICTの活用
・写真教材の作成
・アプリを活用した動画の作成
演 習
教育の情報化の推進について
・ICTを活用した授業の充実のための校内研修のあり方
(受講者の感想)
・今回の研修で、ICTの基本的な活用の仕方を学んだので、今後は、どのようにICTを活用し、授業に取り入れていくか考えていきたいと思います。
・今回の研修で、学んだことを実践していくことで自分の力にしていくことが大切だと思いました。しかし、できるだけいろいろな場面でICT機器やアプリなどを活用していくことと同時に、一人で取り組むのは大変なところもあるので、今日の研修の内容を他の先生方にも共有し、学校として取り組んでいきたいと思います。
・研修の計画を立てたことで具体的にどんなことをしたいのかを考えるきっかけになったと思います。さらに、職員で協力して研修を行い、ICTを活用して指導する力をつけていきたいと思います。
7月7日(金)ⅢE1104 震災に学ぶ防災教育講座
講義・演習
地域の災害特性等を踏まえた防災教育
・ハザードマップから災害特性等を理解する
・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える
演習
学校組織の実践力を高める避難訓練
-地域、専門機関等との連携を通して-
豊岡市立新田小学校 教諭 梅﨑 勇成
演習
児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に行動する力の育成
・副読本等の効果的な活用
三田市立本庄小学校 教諭 杉森 美香
〈受講者の感想〉
・クロスロード等を通して、いろいろな視点で防災教育の重要性について考えることができました。児童が災害をより自分事として捉えることができるように、児童の実態や地域の特性に応じた教材開発を進めていきたいです。
・午後の演習で、実際に自分の学校が避難所になった場合、自分が想定している以上に、たくさんの行動や決断をしなければならないこと、教職員の役割分担をしなければならないことなどを知り、自分のシミュレーションの甘さを痛感しました。普段の避難訓練ではシミュレーション①までしか想定できていないということも確認でき、改めて今やっていることをもう一度見直し改善しないとならないと感じました。
・社会科教員なので、授業で防災を取り扱っていますが、研修の中でどのように生徒に考えさせるとより思考が深まるのか、じっくりと考えることができました。また、本校の所在する地域は水害で大きな被害を受けた地域でもあるので、自分たちの町が大きな被害にあった時にはどう行動すればよいのか、考えられる生徒に育てないといけないと更に感じました。災害が多い日本だからこそ、職員も判断する力を鍛え、生徒や職員が災害時に安全に動けるようにしていきたいと思います。