カテゴリ:講座の実施報告
8月8日(月)ⅢC1251 (高)家庭科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 問いから始まる授業づくり
ー個別最適な学び、協働的な学びー
広島教授 鈴木 明子
演習・協議 生徒の学びの質を高めるための授業の工夫
・生活の営みに係る見方・考え方を働かせた実践的・体験的な授業プランの考察
広島大学 教授 鈴木 明子
〔受講者の感想〕
- 講義「問いから始まる授業づくり」では、生徒自身の生活と授業内容をできる限り結びつけ、目の前の生徒の実態に即した本質的な問いを立てることの重要性を知ることができました。
- 年間指導計画を考えるにあたり、育成すべき資質・能力を踏まえた題材を設定し、個別的な事実・知識・情報を相互に関連付けたり、学習内容を精選したりすることの大切さが分かりました。
- 家庭科が担わなければならないことは何なのかを深く考えるだけでなく、生徒に身につけさせたい資質・能力を常に考えて、授業づくりをしなければならないと思いました。
7月22日(金)ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座
神戸地方気象台において、「ⅢC1240 外部施設の活用による理科講座」を実施しました。
〔研修の概要〕
実 習 神戸地方気象台 館内見学
講義・演習 日常の事物や現象を理科の授業に生かす手法について
・防災の視点を踏まえて
講義・演習 外部施設を活用した気象分野の指導の在り方について
・防災の視点を踏まえた科学的な探究の過程を考える
演習・協議 外部施設を活用した理科授業の在り方について
・生徒の観察・実験、実習に生かす視点
〔受講者の感想〕
- 神戸地方気象台という、普段はなかなか行くことができない施設で研修でき、観測装置などの実物に触れることで、体験することの大切さを改めて感じることができました。
- 外部施設の専門家による出前授業等を活用しながら、子どもたちの学習意欲を向上させていきたいと感じました。
- 特別支援の生徒に理科の内容による外部施設を活用した授業は難しいと思っていましたが、研修を通して授業で外部施設を活用するイメージを持つことができました。
7月26日(火)ⅢF1503 いじめ問題への対応講座
7月26日(火) ⅢF1503 いじめ問題への対応講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:いじめ問題に適切に対応するために
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
- いじめについての法律や理論については、よくわかっているつもりでしたが、これをいかに実践に移すかは、先生の数だけ方法があると感じました。起こってしまったいじめに対して対応する方法をしっかりと理解することも大切ですが、私自身は、いじめを起こさない環境づくりに力を入れたいと強く思いました。いじめの予兆には、深い児童理解が必要であり、教師自身の人権感覚を高くもつことも大切だと思います。日々子どもたちと向き合い、子どものもっている想いをしっかり聴き、いじめを見逃さないように過ごしていきたいと思います。本日は大変貴重な講義をしていただき、ありがとうございました。
- ダイヤモンド・ランキングの演習がとても印象に残っています。自分にはない他の先生の考えに触れることもでき、大変有意義でした。また、合意形成の難しさやそれを超えて出てきた結論の大切さについて実感できました。生徒同士、まわりの人とコミュニケーションを深める機会にもなり、他者の気持ちや考えに触れる良い機会にもなると思います。それを通していじめの未然防止にもつなげていけたらと思います。行事が多い二学期に取り入れてみたいと思います。ありがとうございました。
7月13日(水) (中)プログラミング教育講座①
※7/13(水)ⅢE1306 (中)プログラミング教育講座①を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義 中学校段階におけるプログラミング教育
・小学校段階を踏まえたプログラミング教育
・技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミング教育の目標と内容
演 習 技術・家庭科(技術分野)における授業づくり
・「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」に対応した教材の活用
〔受講者の感想〕
先生方の発想が良い刺激になりました。なかなか技術科で集まることがないので使用している端末の違いや環境を知ることができてよかったです。
scrachやmicrobitなど、教師側のスキルを伸ばす必要があると思いました。
今回の学習指導要領改訂は前よりも何をしたらよいかわかりにくいところがあったので、また色々とチャレンジしていきたいです。
7月11日(月) ⅢA1101 学校における危機管理講座
7月11日(月) 学校における危機管理講座を実施しました。
講義:学校における危機管理 -学校事故等の事例から-
講師:多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太 氏
演習:学校内外における事故等への対応の在り方
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・事前の準備の大切さと情報の共有が重要であると感じました。 危機管理は一人でできるものではないですし、
臨機応変に行動しすぎても統制がとれません。緊急時に自分の役割を理解し、行動できないといけないと思い
ました。 また、子ども自身に危機管理能力をつけさせていく視点も持っていきたいです。多岐にわたる危機
管理能力でまず、自分を守るための行動を考えさせていきたいです。それが個人の主張になりすぎないよう
にも配慮したいです。
・ネット被害に合わないために身に付けさせる力について様々な視点から知識を深めることができたので、
校内で継続的に指導できるような体制づくりについて、帰ってから相談したいと思いました。
・ネット被害については学校が知らないところで完結していることもあり、いつの間にか、被害加害の関係に
なっているので、そのためにも日頃から意識させることが必要だと感じました。