附属中学校プロジェクト学習発表会を実施ー3年生が2年間の探究成果を口頭発表ー(R5.1.24)
1月24日(火)、附属中学校3年生が2年間の探究成果を口頭発表する「プロジェクト学習発表会」を実施しました。
プロジェクト学習は、兵庫県立大学の各学部や附置研究所である「人と自然の博物館」や「西はりま天文台」から講師を計10人招いて探究活動を、10班に分けれて2年間かけて計20回で実施している、兵庫県立大学との中大連携事業で、本校の特色ある教育活動です。その成果を、各班が口頭発表しました。
事前にパワーポイントを準備して、各班が役割をもって順に発表し、生徒や講師の専門家からの質問にも、頑張って答えました。質問にとまどう時もありましたが、よい経験になったと思います。
知的好奇心をもって身の回りの自然の事物・事象に関わり、気づきから疑問を形成課題として設定し、仮説を立てて、実験を実施し、課題解決と考察につなげていく、新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた取組だと思います。
新聞社からの取材もあり、他の中学校ではできない発表を見て、視察に来られた兵庫県企画部地域振興課の方々からも、感動の報告を受けました。
質問に白熱して予定の時間が約20分延長となってしまい、帰宅時間が遅くなった生徒もあったようで、保護者の皆様にもご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。
3年生は発表の内容や質問の内容を吟味してまとめて欲しいと思いますし、1,2年生は先輩の姿を見てさらに頑張ってほしいと願っています。本校の校訓である「創進」のごとく、新たなものを創造しより良い方向へ進歩し続けてほしい。
校長 小倉 裕史
発表内容(発表順)
1 天体の色について(天文班)
2 カエルの生態(カエル班)
3 地域の物語を発掘しよう(地域班)
4 はらぺこあおむしショーの実現(はらべこあおむし班)
5 データで見る兵庫県の人の動き(データ班)
6 二枚貝のギフンについて(貝班)
7 丹波篠山市に分布する篠山層群由来の岩砕および化石調査(岩石・化石班)
8 ”エネルギー”について考える・調べる・体験する(エネルギー班)
9 ミドリゾウリムシの光合成による酸素生成(酸素計班)
10 百葉箱を作って気温を測ろう(気象班)