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【1学年】総合的な探究の時間講演会

 本日6限に京都芸術大学からお越しいただいた吉田大作先生に、『大学・社会とつながる高校時代の探究の学びとは?』という題目でご講演を頂きました。

 まず初めに探究の授業の重要性について、社会の変化スピードが目まぐるしくなり、昔の成功体験が役に立ちにくくなっている現代において、諸課題に対して正解を求めるのではなく、仮説を立て、考察し、その結果を受けてまた仮説を立て、修正し、考察するということを繰り返し続けることが、社会に出たときに常に繰り返されていることから、学び続けるためのトレーニングをすることが探究の授業であると話をしていただきました。

 続いて、『明確な目標』と『正確な現状の分析』の間のギャップが課題である事や、課題が「どこの、だれの、どんな」問題であるのかを明らかにすることを意識する必要が大切であることを教えていただきました。また、課題設定と情報収集を繰り返す中で課題を絞る作業も重要である事などについてもお話をいただきました。

 今日お話いただいたことを意識しながら、今後の探究活動を進めてもらいたいと思います。