みなさん、こんにちは!工業化学科の科長です。
工業化学科では、令和6年度に指定を受けた『マイスター・ハイスクール普及促進事業』をきっかけに、カーボンニュートラル社会の実現に向けたキーテクノロジーである蓄電池技術を支える技術者を産官学連携のもと育成しています。
今回は、工業化学科の2年生と一緒に「国立研究開発法人産業技術総合研究所(略して『産総研』)関西センター」へ小型電池製造実習をしてきましたので、報告します!
今回の実習では、実際に電池をつくるための材料や道具を使い、電池が完成するまでの工程を体験しました。
普段の授業では、教科書や演示実験を通して「電池の仕組み」について学んでいますが、今回はその知識をさらに一歩進めて、実際の製造現場に近い環境で電池づくりに挑戦しました。
まずは、
「電池って、何からできているの?」
そんな疑問を持った人もいるかもしれません。
実は、電池の中には、電気を生み出すためのさまざまな材料が使われています。
生徒たちは、講師の先生から説明を聞きながら、それぞれの材料がどのような役割をしているのかを学びました↓
そして、いよいよ小型電池の製造実習です!
今回の実習では、決められた手順に沿って材料を扱い、電池をつくっていきました。
普段の化学実験とは少し違い、細かな作業も多く、最初は生徒達も緊張している様子でした。
しかし、指導員の方々から丁寧に教えていただきながら、一つ一つの工程を確認して作業を進めていきました↓
「この材料は何のために使うんだろう?」
「この作業にはどんな意味があるんだろう?」
生徒たちは、ただ作業をするだけではなく、それぞれの工程の意味を考えながら実習に取り組みました↓
そして、いくつもの工程を経て……
ついに!自分たちでつくった小型電池が完成しました!!
自分たちの手でつくった電池が、実際に電気を生み出す。
教室で学んでいた「電池の仕組み」が、目の前で一つの製品として形になったことで、生徒たちにとって、とても貴重な経験になりました。
さらに今回の実習では、産総研の施設を見学させていただき、最先端の研究がどのように行われているのかについても学ぶことができました。
現在、私たちの身の回りには、スマートフォンや電気自動車など、たくさんの「電池」が使われています。
これからカーボンニュートラル社会を実現していくためにも、電池はますます重要な技術になっていきます。
今回の実習を通して、生徒たちは「化学」が私たちの未来の暮らしを支える技術につながっていることを実感することができました。
そして何より、学校の教室を飛び出して、実際の研究施設で本格的な実習を体験できたことは、生徒たちにとって大きな刺激になったと思います。
工業化学科では、これからも企業や大学、研究機関など、さまざまな分野の方々と連携しながら、学校だけではできない「本モノの学び」を大切にしていきます。
「化学を使って、未来の技術を学びたい!」
「高校生のうちから本格的な実験や研究をしてみたい!」
そんな人には、工業化学科が推しです♪
未来の技術を支える「化学」の世界。
みなさんも、姫工の工業化学科で、一緒に学んでみませんか?
最後になりましたが、今回の実習において、丁寧にご指導いただきました産総研関西センターの皆様、本当にありがとうございました。今回の貴重な経験を、生徒と一緒に、これからの学習や将来の進路につなげていきます!
今回は、以上となります。それではみなさん、また次の更新でお会いしましょう!